2024年6月13日哲日記,断酒,映画鑑賞,読書,食事

朝読書、図書館で借りた『これは、アレだな』高橋源一郎、『不毛地帯』山崎豊子を平行して読む。

図書館へ。 朝日新聞のコラムで長野県上田市にある無言館(美術館)の紹介、戦没者画学生の作品を収集展示、館主は窪島誠一郎さん。実は、人気作家水上勉が実父であることを知ったのは35歳のころ、その後、養父母を顧みなくなった贖罪の意味で、無言館を開設したという。

散歩(8,343歩)がてら、電器店へ枕頭の蛍光灯が随分古くなったので買い替え2,800円。ここ2~3年、読書のたびに随分暗い蛍光灯だなぁと思いつつ、放っておいたもの。居酒屋さんでは5~6千円、毎夜平気で鯨飲馬食するのにね、我ながら自己嫌悪におちいります、反省。

映画「永遠に美しく」1992年アメリカ(NHKBS)メリル・ストリープ、ブルース・ウイリス他、不老不死の秘薬を服用して永遠に若さと美貌を保たんとするストリープ(当時43歳)、この秘薬、首と胴体が切り離されてもくっつくとか、胴体が貫通されても生存しているとか、「永遠に死なず」という馬鹿馬鹿しい、否、Let it be あるがままを受け入れよという人生訓か。

沖縄のY衆院議員事務所より、当方のささやかなカンパに対する礼状とどく。「県議選の推薦候補の全員当選を祈ります。Y代議士は国政上、余人をもって代えがたい政治家なので頑張ってください」とエールをおくる。

友より「きょうは一粒万倍日なので新しくお財布をおろしました」とLINE。「一粒万倍日」人生72年、初めて見聞することば。 夕方、スーパーへ買い物にいくと「一粒万倍日」と、大文字のぼりが入り口にあった。ぼくって、世間から見放されているのかなぁ??

映画「ザ・ファーム ~法律事務所~」1993年アメリカ(NHKBS録画)トム・クルーズ、ジーン・ハックマン他。ハーバード大を優秀な成績で卒業したトム(当時30歳)、各法律事務所から勧誘されるが、高額条件の弁護士事務所に入所したところ、マフィアのマネーロンダリングを請け負う悪徳事務所、そこからトムのアクションを含めてのカッコいい展開へ。 途中から、この映画見たことあることに気づいた。

2024年6月9日テレビ,哲日記,断酒,映画鑑賞,読書,食事

大谷翔平選手、15号ホームラン、ドラフト全米1位のスキーンズ投手から160キロ超えの速球をとらえた。

図書館へ。出生率の低下について各紙報道、沖縄の出生率1.66%が最高で、東京にいたっては0.9%と最低を記録、日本の少子化はますます深刻へ。 書架から『新・平家物語』吉川英治著を取り出して読む。先日、ワイン飲みつつ熊本の友人へ「お勧め本」をたずねると、この『新・平家物語』をあげていたので興味をもった次第。が、文字も小さく読み進めるにはしんどいかも。

藤井聡太八冠、棋聖戦1局、対山崎八段に先勝。 夕方、大谷ホームランと合わせてA屋で祝杯

友達とLINE交換、「あすから禁酒するぞ」とぼく、「禁酒します(笑)は、何回聞いたことやら」とスルー。

ベッドで読書、『言論の自由』立花隆) 田中角栄元総理の孫の離婚をあつかった「週刊文春」出版禁止事件の本質を抉るもので、再読してもわかりやすく面白い。

街中華で今夏初の冷し中華を注文(750円)、隣席ではぼくより年寄りのオッサンが生ビールをグビッと、迷惑なこっちゃ。 図書館へ、書架から『山崎豊子・自作を語る』をパラパラめくると、びっくりのエピソード、斎藤経団連会長(当時)へインタビュー取材すると、女に言っても分からないとの態度がありあり、「何のために大阪から来たと思っているの」と、財界総理を怒鳴ったという、痛快なり。

映画「アンストッパブル」2011年アメリカ(NHKBS録画) デンゼル・ワシントン 無人の暴走列車をいかに止めるか、実際にあった事故を受けてのサスペンスドラマ。まことに面白かった。 鼻詰まりのクスリを初めて服用して就寝。

MLBドジャース対ヤンキース。山本由伸投手の圧巻の投げっぷり、ドジャース延長戦を制して先勝。

図書館へ、『サンデー毎日』で作家の大平さんが、和田誠『わたくし大画報』を絶賛していたので、貸出予約をする。

映画「伊豆の踊子」1963年(NHKBS録画)吉永小百合、高橋英樹、原作川端康成。学生高橋と踊り子小百合(当時18歳)の純愛物語。薄幸の娼婦役・十朱幸代(21歳)の舌足らずの話し方は当時からなんだね。

テレビ「新プロジェクトX 技術よ 小さき命を救え~町工場 夢の心臓・血管修復パッチ」NHK) 幼いこどもの心臓はピンポン玉、大人の心臓はその8倍に大きくなる。赤ちゃんのときに手術した血管修復パッチは、大きくなるにつれてパッチ交換のため、その都度手術が必要となり、患者にとり大きな負担だ。それを解決するため、医師の要請をうけ福井の町工場が引き受け、大手帝人の協力のもと伸縮自在のパッチ開発に成功した物語。あっぱれ

哲日記,大谷翔平,断酒,食事

図書館へ、スポーツ紙で大谷翔平、第12号ホームラン記事を読み感動を再び。 散髪へ、あすの相撲観戦、たまり席(砂かぶり)なので、もしかしてテレビに映る可能性あるかもね、身だしなみを整えようと思って←自意識過剰極まれり。

両国の国技館へ。十両若隆景、幕内美ノ海、宇良、大の里の取り組みに拍手。途中、大広間でちゃんこ汁(500円)を食べ、華やかな幕の内土俵入りを見逃したのは残念なり。

帰路、友人宅で夕食をご馳走になり、新宿から特急にて帰宅。おかげさまでよい一日を過ごした。感謝。

帰宅後、録画しておいた大相撲を見るとバカ面が、口を半開きにしたアホ面が、なんともイヤハヤだ。ここのところ、鼻詰まりが顕著なので、口の半開きはそのせいか、ちかく耳鼻咽喉科へ行ってみよう。

大谷翔平、第13号ホームラン。

昨日は、大相撲観戦中、大広間でワンカップとちゃんこ汁。友人宅でビール、冷酒、実に美味かった。特急おうめ3号でハイボールとチョコ。帰宅後、ビデオを見ながら地酒とまぁ盛大に飲みました。4日間、禁酒を続けたせいか、それを取り戻すかのごとくだ。やはり禁酒せず毎日少しずつ嗜む方が、多量飲酒を防ぐのに良いのでは、という屁理屈が脳裏をよぎるのである。かくして、老人の日々が無為にすぎていく。

テレビ,哲日記,大谷翔平,断酒,,美術館,食事

テレビ「モーニングショー」水谷通訳の大谷翔平選手の口座から24億5千万円を盗んだ事件、アメリカ連邦検察官、記者会見で「大谷選手は潔白」を明言。「ひろゆき」なる輩に言いたい、「大谷も大人になって嘘をつくようになった」という暴言を撤回して謝罪しろ!

久しぶりの電車でお出かけ。 西新宿のSOMPO美術館にて「北欧の神秘」絵画展を観覧した、1,600円。ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの国立美術館から選りすぐりの絵画を展示したもの。有名なムンクの「叫び」はなかったが、「ベランダ」などムンク作2点あった。北欧の自然を反映してか、ちょっと暗い絵が多かったが、写実のうまい絵が多数あり満足←北欧に行ったこともないくせに、偉そうで申し訳ない。

次に、10年?ぶりの東京都庁の展望台に上った、外国の観光客7対3日本人という割合か。ずいぶん高層ビルが増えた感じ。どこまでも続く建物、道路、少ないながらも緑地、巨大都市・東京を実感する。 都庁2階の書店をのぞく。さすがに、小池知事の学歴詐称疑惑『文芸春秋5月号』は売り切れ、横に4月号は売れ残っていた。石井妙子『女帝 小池百合子』文春文庫も山積みされてあったので、大家(小池知事)に忖度することなく、批判書を陳列する書店に拍手。

途中、沖縄そば屋前を素通りして、紀伊国屋書店へ立ち寄り新刊を物色、高齢者ノウハウの新書1,100円を求める。

新宿から田町へ、夕方からのST元官房副長官が主宰する勉強会。その前に、昼飯抜きなのでマクドナルドでセットバーガー540円を食す、ポテト多すぎて残す。 講師はG原N郎弁護士、テーマは、「裏金問題」「人質司法問題」の背景にある検察という日本の病= ご自分の古巣検察の闇を厳しく批判する、正義は検察にあらず我にあり、と舌鋒するどい講演に圧倒され感動。締めくくりは、小池都知事の学歴詐称を取り上げ、三選断固阻止のつよい決意に拍手、同感なり。

テレビ,哲日記,断酒,映画鑑賞,読書,食事

朝、読了:山崎豊子著『沈まぬ太陽(三)』新潮文庫)1985年、御巣鷹山での日航機ジャンボ墜落事故、犠牲者520名、重傷者4名、史上最悪の事故を510ページ全編にわたり描く。犠牲者をあえて実名で記し、凄惨な事故模様、遺族の悲しみ等。 今月下旬、帰省するため那覇乗り換えで往復4回、飛行機乗るのが怖くなった。

図書館で月刊『文芸春秋』読む。 書籍2点借りる。

映画「麗しきギャツビー」2013年アメリカ(NHKBS録画) レオナルド・ディカプリオ。むかし惚れた女性は富豪の妻となっていた、それでも諦めきれずに自らも大金持ちとなって、人妻にアプローチ、そして駆け落ちの寸前でどんでん返しが・・・まぁ面白かった。

テレビ「追悼・小澤征爾 2016松本フェスティバル」NHKBS録画) 小澤80歳(当時)の指揮のすごさは、クラシック縁遠いぼくも堪能した。

朝、ベッドで読書。 午前、電車にのってA島駅の映画館へ、「沖縄狂奏曲」太田隆文監督。 沖縄の戦後史をたどり、米軍基地の重圧、事件・事故の頻発等を伝える。「沖縄から日本がよく見える」と言ったのは筑紫哲也氏、映画では「沖縄はカナリア、沖縄に危機が迫るときは日本全体の危機」と喝破するのは前泊博盛教授、宮古島が生んだ名ジャーナリストだ。

久しぶりに昼ごはんを外食(天丼)。 図書館で新聞等。 公園でウォーキング、お供はウォークマンでクイーンを聴く、ロックの調子とウォーキングはよく合う。

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午前、妹とともに墓参り。16号線沿いの集合墓地。アッシー君を務めたので、近所のアウトレットで昼食をごちになり、コストコでアメリカンチョコレートを買ってもらう。妹次男は郵便局員なので年賀状100枚を受け取り、代金6,300円支払う。

映画「梟の城」1999年日本(NHK録画)篠田正浩監督、中井貴一、鶴田真由、原作司馬遼太郎。伊賀の忍者の活劇。秀吉の寝所に忍び込んだ中井、秀吉の命乞いのやりとりが滑稽、司馬の初期作品の映画化。日本映画もおもしろいがイマイチかもね。中井、鶴田の濃厚な接吻シーンは一見の価値あり。入浴、就寝。

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快晴につき布団干し。読書『我、拗ね者として生涯を閉ず』約600ページの大作読了。2005年の刊行時にいちど読んだが、今回も新鮮な感動を覚えた。ナベツネを批判する社会部記者魂に、あらためて本田靖春の真骨頂を感じた。

テレビ「ザ・ノンフィクション 山本さんちの食卓~笑いと涙のサポートハウス」フジテレビ。毎週日曜日の本番組は、出来るだけ観るようにしている。とても良い番組だ。今回は、金沢で知的障がい者、DVを逃れた娘さんなど7名と自宅で生活をともにし、就労支援等にも力をつくす夫婦の物語。山本さん、とても料理がうまくて、それを目当てに集まってくる手伝いもいる。内縁の夫は呑兵衛だが、DV加害者が押し寄せたときは仁王立ちで阻止、35歳の知的障がい者が不当配置転換にあった時は、労働局にかけあって解決するという活躍ぶり。来週の後半が楽しみ。

図書館で新聞、週刊誌等。食料買って帰宅。入浴。夕食【禁酒】

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午前、右下奥歯の治療、次回は抜歯しましょう。ぼく「巷では歯はできるだけ抜かないようにと言われているが?」 医師「その通りだが、レントゲンを見る限り、歯根が溶けてしまった状態のようなのでやむをえません」とのやりとり。

読書『我、拗ね者として生涯を閉ず』本田の読売社会部記者としての回想つづく。むかし手術用輸血は売(買)血でまかなっていて、山谷のニコヨン労働者たちが仕事にあぶれたときなどに、自分の血を売りにいくことが常態化していた。1960年代初め、本田は紙面で渾身の「黄色い血」キャンペーンを展開し、献血による輸血への道を切り開いていったのである。

みずから山谷のドヤに泊まり込んで、売(買)血を実体験し、肝炎の恐ろしさをつぶさに取材し、献血の必要性をアピール。厚生省の無能さを追及し、予算をつけない大蔵省の酷さを撃つ。結果、世界でもトップの献血国家となった。自ら肝がんを患うも、それを社会部記者であった「記念メダル」と位置付けた。記者魂ここにあり!

午後、イオン店舗でむき、遠近両用メガネを受け取る。ついでに、大型書店にて新刊本を主に物色。2冊の文庫本を買う。石井妙子著『女帝小池百合子』文春文庫1100円、沢木耕太郎著『旅のつばくろ』新潮文庫605円。

昼食「たぬきそば、シラス丼」セット料金950円。久しぶりの外食、うまかった。帰路、公園でウォーキング。その後、図書館で新聞、週刊誌等。自宅で夕食。 映画「誰がために鐘が鳴る」1943年アメリカ(NHKBS録画) 主演は、名優ゲイリー・クーパー、絶世の美女イングリット・バーグマン。3時間弱の長編につき途中の休憩時に切り上げベッドへ。

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上野の国立西洋美術館で絵画鑑賞。モネの睡蓮、ムンクの雪の中の労働者たち、ピカソの男と女等、藤田嗣治の坐る女と、絵心のないぼくにも心のシャワー(気障?)を浴びた思いなり。入館料500円。感謝。

高田馬場へ回って駅前の芳林堂書店へ。売り場縮小のせいか、ちょっと寂しい。新刊をながめつつ回遊。その後、ST元官房副長官主宰の勉強会へ、国交省の方より列島災害の実態と対策についてレクチャー。沖縄選出のAK衆院議員より名刺をいただく。議員「東京は長いですか?」 ぼく「当初パスポートで来たほどですから長いです」 同行の秘書さん、ぼくを見て「たしかUK議員の?」と問いかけ、ぼくも23年前に永田町を離れたので同秘書のお名前までは思いだせず失礼した次第。中央本部のSY執行委員が熱心にメモをとり勉強していたのが印象的。

ひとり溜池のうさぎ家へ。美人女将姉妹の出迎えをうけ、主人の料理を堪能した。年内で惜しまれつつ閉店を迎えることが残念なり。黒島の悪友と電話、来月初旬の飲み会、遠くからくる友が多いので18時を17時へ繰り上げて早めに切り上げよう、と合意。うさぎ家の女将へその旨伝え、休日なのに店を開けてくれることに感謝。 22時30分新宿発の特急で帰路へ。

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朝読書『我、拗ね者として生涯を閉ず』本田靖春、600ページの大著。ベッドで寝転がって読むと、本の重さがずっしり。著者、闘病生活で入院中断を繰り返しながらの晩年の力作となった。絶筆となるまでの間の自分史である。享年71歳。

午前、歯科へ。歯垢掃除、右下奥歯の治療にあたってのレントゲン撮影。

歯科医院から日の出イオンへ車をまわす。メガネ購入のためJ店へ。老眼鏡と遠近両用を注文し、老眼鏡は1時間弱で受け取り、遠近両用は1週間後に出来上がるとのこと。充実した書店、シネコンもあり、時間つぶしの高齢者多し。

黒島ふるさと会の長老K久さんより電話。会幕引きの会長手紙を受け取っての感想第一声は「光ちゃん、文章うまいな」。あとは、60年続いた郷友会を閉じる寂しさがこみ上げるのか涙声になり、こちらも胸つまる。ひき続き忘年会など年1度くらいの交流は続けようとの提案、「賛成します」と応答。

図書館で新聞、週刊誌等。ウォーキングをへて、Aにて生ビール、早々に引き上げて自宅で入浴、納豆をつまみに一杯。 テレビ「映像の世紀 バタフライエフェクト 地球破壊~人類百年の罪と罰」 いまに至る環境破壊が政治と産業界の結託によるものであることが、如実にわかる。