テレビ,哲日記,読書

テレビ「徹子の部屋 タモリ」テレ朝) 「ファミリーヒストリー いとうあさこ」NHK) 「映像の世紀バタフライエフェクト モハメット・アリ」徴兵忌避、チャンピオンベルトはく奪、めげずに最高裁で無罪、ジョージフォマンからヘビー級チャンピオン奪取! 

八重山の長兄から電話、ご先祖の遺骨を黒島から石垣島のメモリアルパークへ移転するとのこと、本家当主としてご苦労様です。 入浴後、A屋で夕食。

洗濯、布団干し。

図書館へ。週刊新潮の五木寛之コラムを読む、91歳まだまだ現役。 図書館は正月休館につき、1冊借りる、結城昌治著『志ん生一代』小学館文庫)

入浴後、A屋で夕食。

テレビ,哲日記,大谷翔平,断酒,映画鑑賞,読書

朝、ベッドで読書:佐野眞一『新忘れられた日本人』2009年毎日新聞社) 宮本常一の名著『忘れられた日本人』に感銘をうけた佐野が無名、有名を問わず現在の(忘れられた日本人)のエピソードを綴る。

足の痛みずいぶんやわらぐ。 午前8時からの大谷翔平選手、ドジャーズ入団会見をテレビで見る。バッターとして順調に仕上がっているようで来春の開幕が楽しみだ。

映画「天井桟敷の人々」1945年フランス(NHKBS録画) モノクロ映画、190分の長編。ひとりの美女をめぐって、パントマイム役者、舞台俳優、伯爵等の男たちの愛憎劇。「その規模の雄大、精神の雄渾、この作品に比肩すべき映画はない」と評するのは双葉十三郎。洋画8,900本のうち最高点☆☆☆☆★★をつけたのは15本、本作もそのひとつ(『外国映画ぼくの500本』文春新書2003年より)。ぼくの感想、まぁ面白い映画であったが、最高点をつけるほどかな?

夕方、足の痛み少しあるが散歩、その後図書館へ。

エッセイ,読書

読書:沢木耕太郎『旅のつばくろ』新潮文庫2023年11月発行) 沢木は同書のなかで、登山家・山野井泰史との交流をとりあげている。東京の奥多摩湖畔でくらす山野井宅を、世田谷の自宅から訪ねること数十回、小さな旅と位置付け楽しくつづる。ぼくも、むかし組合機関紙に山野井泰史氏にかかわる事例を引いて、小文を書いたことがあった。

タイトル「命拾い」======

世界的な登山家である山野井泰史が、東京奥多摩の山中でトレーニング中に、クマに襲われ重傷を負ったのは2008年の秋のこと。退院後、現場で記者に語ったことは、「クマに噛まれ、意識が途切れるなか、その崖から落ちたら生還できなかった」との怖い話だ。ぼくもここ数年、素人ながら山登りに親しんできた。山野井さんがクマに襲われた倉戸山(標高1,169m)にも登ったことがある。

数年前には、ぼくも遭難しかけたことがあった。それは、あまり人の立ち寄らない奥多摩の日原の山に単独で登ったときだ。登山開始から約2時間は快調に登ったが、途中、標識を見逃し完全に道に迷ってしまった。その際「下りは禁物、上がって道を探す」のが常識だが、あせって下ってしまった。

道なき道を下っていくと、谷底へまっ逆さまの崖に阻まれた。迂回して、さらに下りをめざすが、切り立った崖の途中の狭い所で立往生してしまった。ついに、恥をしのんで携帯電話で救援を頼むも電波が通じない(生還した今となってはつながらず良かったのだが)。

そして、何とか自力で這い上がり、道なき道を登りに登って、もと来た道をようやく探りあて下山できたのであった。

誰かが上空からぼくを見たら滑稽に思うだろうが、ぼく自身は決してオーバーでなく「命拾い」の思いがした。中学3年のとき、海で命拾いの事故に遭遇した僕だが、山で2度目の命拾いをするとは、汗顔の至りだ。

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哲日記,大谷翔平,断酒,映画鑑賞,読書

寝覚めは良好、昨夜のアルコールのせいか。良しとしよう。ビッグニュースは、大谷翔平選手、ドジャースへ10年1,015億円で契約。あすから雨の予報につき洗濯。

映画「地獄の黙示録 ファイナル・カット」2019年アメリカ(NHKBS録画)3時間の長編。コッポラ監督、マーロン・ブランド、マーティン・シーン。舞台はベトナム戦争、エリート軍人のカーツ大佐、軍を裏切りカンボジア奥地に王国をつくり君臨。エンディングは、ウィラードによってカーツ殺しが達成されておわる。

手元にある立花隆『解読・地獄の黙示録』では、この映画をエンタメ映画としか捉えられないのであれば、ドストエフスキー『罪と罰』を犯罪スリラーというがごとしで、浅い見方と言っておきたい、と立花はいう。ぼくなんか、セクシーな慰問ダンサーのシーンが良かったと思うくらいで、深読みには遠く及ばない。  23日ぶりにA居酒屋で夕食兼飲酒。

右足の痛み軽減どころか腫れてきた、昨晩の飲酒過多のせいかも。咳は改善の方向。

テレビ「モーニングショー」大谷ドジャース入りの特集。「NHKスペシャル 自衛隊 変貌の先に~専守防衛はいま~」「ザ・ノンフィクション 新宿2丁目の深夜食堂2 名物ママ54年目」フジテレビ) 「こころの時代シリーズ『空海の風景』前編・天才の旅立ち」

図書館へ。咳が出るのを怖がっていたが、きょうはまぁよかった。発売まもない『文芸春秋』新年号をななめよみ。

映画「スーパーマン デイレクターズカット版」1978年、2000年イギリス・アメリカ(NHKbs録画) スーパーマンという映画をこれまで見たことなかった。とても面白かった。よかった。

テレビ,哲日記,断酒,読書

寝起き悪し、咳き込みひどい、加えて右足甲部分が痛む。トイレに行くのもエライしんどい。痛風の発作とは明らかに異なる症状だ。ウォーキングのし過ぎだろうか。 9日は、黒島から同級生をむかえての飲み会があり、ちょっと不安になるが、まぁ大丈夫だろう。

読書:向田邦子『海苔と卵と朝めし』 戦前、父の転勤によって鹿児島で小学校生活をおくった向田、級長となって遠足の日、クラスのなかで、背がとびきり低く足がわるく、片方の目が不自由な女子の母親が、身なり貧しいながらたくさんのゆで卵を前掛けに抱えて「これみんなで」と向田に押し付けてくれたそうな。 運動会の徒競走、その女子、案の定ビリケツ、皆からずい分遅れて走る、すると、おばさん先生が見かねて飛び出していっしょに伴走しゴールへ。おばさん先生、怒りんぼうで皆から嫌われているが、小学4年の向田、感じるところがあったようだ。

テレビ:山田太一追悼番組「チロリの挽歌」(NHK再放送) 高倉健、大原麗子。前・後編の長尺番組。北海道の炭鉱でさびれた町へ、テーマパーク建設のためにやってきた高倉、なんとそこに、逃げ出した女房・大原が男と洋品店を営んでいたからややこしい。 入浴、痛み止めを飲んで就寝。

メール,哲日記,断酒,映画鑑賞,読書,黒島

朝、ゴミ出し。 読書:佐野眞一著「唐牛伝」読了。唐牛健太郎、函館生まれ、北海道大学、島成郎との出会い、60年安保の全学連委員長、田中清玄、新橋での居酒屋経営、四国お遍路、与論島、オホーツクでの漁師、喜界島、徳洲会病院の拡張と徳田虎雄の選挙支援等々、壮絶な人生、人たらしの人間的魅力、享年47歳。 財界の大物が自分の会社の課長(唐牛の親友)を呼びつけて叱った「君はどうして唐牛の葬儀を全面的に仕切らないのか。会社の業務を優先して何だ」と。親友は泣いた、叱られたからでなく、ボスがこんなにも唐牛のことを思っていてくれてのうれし涙であった。

石垣島のK生兄からメール。ぼくがプレゼントした嶺陽子コンサートへ行き楽しんだ由、黒島A三くんも出演したようで、お礼に黒豚を送るとのこと。旧盆帰省時に、美崎町の美人ママからチケット3枚も購入したのが無駄にならずよかった。

借りた本を返しがてら図書館へ。新聞、週刊誌等。 ヨーグルト、納豆、卵は基本栄養として毎日摂ることが大事との記事に、わが意を得たりの思い。

スーパーで買い物。冷凍シャケの切り身がこれまで3切れ500円だった、なんと今日は3切れ1,000円に跳ね上がっていた。大変だ。あすからバイト先を探さなきゃいけないかもね。

黒島よりM廣くんと弟分のMHくん、酒盛りの途中で電話よこす。同級生10名で歓迎するよと通告しておいた。

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読書『唐牛伝』つづく、唐牛健太郎の波乱万丈の人生に圧倒されます。全学連委員長が、右翼の大物田中清玄から山口組の親分、最近話題の映画「ハマの首領」の父親まで全部つながっていて、裕次郎に負けず劣らず足は長く女性にもてたようで、いやはや何おかいわんやです。読んでいくと、自分のちっぽけな人生などどうでもよくなくなるので、悪書かもしれない。

テレビ:ETV特集「生誕120年・没後60年 小津安二郎は生きている」Eテレ録画) 世界の映画監督が選ぶベスト映画、2012年度第1位に輝いたのは、小津安二郎監督「東京物語」というナレーションで始まる、小津監督の高い評価をつづる。この12月、NHKは小津作品をテレビで放映する予定とのこと。必見!

夕方、公園でウォーキング。

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まだまだ異常な咳き込みつづく。そのせいだろう、首の筋肉痛が加わる。クリニック行くかどうか、結句行かず。12月2日(土)の忘年会、断るべきか逡巡。もう少し経過をみてみよう。

テレビ・NHKスペシャル「立花隆さん追悼:最前線報告 サイボーグ技術が人類を変える」(2021年6月29日録画) 立花さんが2021年4月30日に他界されて以降、追悼番組がいくつか放送された。そのうちのひとつ。多くの発明によって社会は大きく変わったが、その間、人間に変化はなかった。しかし、脳とコンピューターを連携するサイボーグ技術によって、人間そのものが変化するようになった。その現状と将来の行く末を考察する。

膝の痛みは昨日からとれているので、今日も公園でウォーキング。お供はCDで伊集院静著『受け月』直木賞受賞作、朗読のうまさもあって1時間聴き入った。社会人野球の老監督の哀愁を描いた秀作。合掌。

ドラッグストアで買い物。店内は乾燥?かな、10分ほどして会計コーナーに行くといきなり咳き込みはじめた。発作のごとくだ。レジの女性、列の後ろの若者、不快な気持ちを抑えているような感じ、這う這うの体で店を出て帰路へ。その前のウォーキング60分間は咳ひとつなかったのにね、店内はそれだけ空気が汚れているのかな。

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まだ体調おもわしくない。ベッドで読書:佐野眞一著『唐牛伝』2016年小学館。図書館で借りた、60年安保のヒーロー、全学連委員長、楽しみながら読みつないでいこう。

図書館から借りた本は計3冊手元にある。向田邦子著『海苔と卵と朝めし』2018年河出書房。<向田邦子は突然あらわれてほとんど名人である>山本夏彦評。まったく同感、名人の文章読むと食欲増すので要注意。

永六輔著『老い方、六輔の。』2004年、飛鳥新社。むかし、TBSラジオの「土曜ワイド」永さんのおしゃべりを楽しみによく聴いてましたね。

睡眠がうまくいかないので、公園でしっかりウォーキングして、よき睡眠につなげようと思った。45分、すこし汗ばんだ。 帰宅後、入浴。夕食【禁酒】

映画「ブラック・レイン」1989年アメリカ。マイケル・ダグラス、高倉健、松田優作、若山富三郎、ガッツ石松。ニューヨーク市警のダグラス、殺人犯松田を移送するため日本へ、高倉と協力して日本やくざと対決するアクション・サスペンス映画。優作の不気味な演技サイコー。

哲日記,断酒,映画鑑賞,読書

睡眠よくなかった。咳き込んで目覚めることしばし。やはり健康いちばんを痛感する。

午後出勤、昨年12月より非正規雇用(週3日)で前職場に勤務以来、11月末で雇用終了をむかえる。この1年間、責任ある仕事はほとんどなかったが、ストレスがそれなりにあった。賃金をもらって時間内拘束されることの不自由さ、「働くからこそ休まれる」(BIGIN)を実感してきた。のこり勤務2日は年休を充てるということで、まぁ、無事に勤務を終えることができてよかった。

映画「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」第33作、1984年8月公開(bsテレ東録画)マドンナ:中原理恵(26歳)、ゲスト:渡瀬恒彦、佐藤B作。ロケ地:釧路、盛岡、根室。これまで2度ほど見たのであまり期待せず見たが、他作品に負けず劣らず秀作なり。ロケ地3か所とも、かつて旅先で目にした風景にうれしくなった。北海道での理恵の結婚式へ出席する寅さん、熊に襲われるシーンは、現在の熊騒動を予見したかのよう。