テレビ,哲日記,落語,黒島

長い間、危篤状態にあったT子叔母の主人、今朝未明亡くなったとの訃報とどく。関東黒島郷友会へ2,3回参加いただいたこともあり、信州生まれのお酒好きな紳士であった。享年78歳。告別式は12日K市の斎場にて。

八重山のF叔母より「T子のところ電話するが留守のようで、あんたから伝えてください」と電話。その趣旨をメッセージとして送る。「ご主人のご冥福を遠く八重山より祈っております。長い間の看病お疲れ様でした。これからは、自分のために有意義な人生をすごしてください。息子さんともども、御身大切にご自愛くださいね。追って、香典を郵便為替でおくりますのでご霊前にお供えください。八重山にも、ぜひお出かけください」

買い物がてら図書館へ。新聞各紙読む。

落語「ぬけ雀」古今亭志ん朝。YouTubeで視聴。画像は悪いが、志ん朝の声の良さで満足。

テレビ「映像の世紀・バタフライエフェクト:ロックが壊した冷戦の壁」(NHKbs)。再放送なので前回も観たが、再び感動した。アメリカ、東ドイツ、イギリスの3名のロックシンガーが、東西冷戦の壁を壊すことに影響を及ぼしたことを映像でつづる。ドイツのメルケルが首相引退式で選んだ曲も、この東ドイツで流行ったものだという。NHK「映像の世紀」シリーズは良い番組と思う。2022年、菊池寛賞を受賞。

テレビ,哲日記,映画鑑賞,読書

朝、寝床で読書「天路の旅人」(沢木耕太郎) 戦時中、僧侶に扮装して中国の奥深く密偵の旅。臨場感豊かな沢木の描写にともに旅をしている気分となる。

テレビ:もう一度見たい!世界のドキュメンタリー「▽ハンス・ジマー 映画音楽の革命児」2022年イギリス。これまで映画を楽しむと同時に映画音楽にも親しんできたつもり。が、作曲者の名前までは思いも及ばなかった。このドキュメンタリーをみて、「天才」作曲家が映画音楽の世界にいることを知った。

散歩をかねて図書館へ。 

夕食の買い物。自宅にて、豚の細切れ、玉ねぎ、ピーマン、エノキダケ、人参、もやし等の肉野菜炒めをつくり、納豆、ご飯、ノンアルコールビール、愛媛ゴールド(みかん)にヨーグルト。

映画:「英国王のスピーチ」2010年イギリス・オーストラリア(NHKBS録画)。きょうはイギリスではチャールズ国王の戴冠式。テレビではそれ一色のようだが、天邪鬼のぼくはかつて録画してあったこの映画を鑑賞。先に亡くなったエリザベス女王の父君のこと。吃音障害を克服して、第二次大戦の開戦に際してラジオで国民を勇気づける演説をするまでを描くもの。米アカデミー賞の作品、監督、主演男優賞を受賞した。

入浴、就寝。

テレビ,哲日記,大谷翔平

大谷翔平選手、きのう三振13個とる熱投にもかかわらず出場し1安打、チーム勝利に貢献。ヌートーバー選手は、大谷に3三振くらったにもめげず、きょうは4安打と頑張った。  午後出勤。

録りためてあるテレビ番組:もう一度見たい!世界のドキュメンタリー「▽ブロードウェイミュージカル」2021年アメリカ。ブロードウェイの盛衰を描く//   同「▽ディカプリオ 挑戦の軌跡」2020年フランス。ディカプリオがすごい俳優であり、環境保護に取り組むスターであることを知った。

シリーズ人体・特別版(1)腎臓、(2)脂肪・筋肉、(3)骨(NHKBS)各50分のとても分かりやすい番組でよかった//   NHKスペシャル 選「父ちゃん母ちゃん、生きるんや」~大阪・西成こどもの里~(2003年2月)小学2年の女の子が、アル中の父親の世話をする。中学3年の男子が、アル中の母親の世話、施設にあずけた弟妹を引き取る。高1の男子が病気の父親の世話をする、ヤングケアラーの典型ドキュメント。目頭が熱くなる//   「あの日 あのとき あの番組 大江健三郎さん 日本人へのメッセージ」(NHK総合) 脳に障害がのこる長男光とのかかわりを通しての歩み。障害の有無を問わず、人間には何らかの才能(光さんは作曲)があることを確認。

以上の番組は、すべて録画しておいたものを午前および仕事から帰って夜、早回しで観たもの。おのずから理解度は浅く表面をなぞったものでしかない。本屋での立ち読みスタイルだ。番組製作側には申し訳ないが、まぁ仕方ないとしよう。だって、ボケるまで残り少ない老人だもん。 

夕食、入浴、就寝。

テレビ,哲日記,大谷翔平,読書,食事

★5月3日(水)憲法記念日:晴

江東区のSさん宅へ病気見舞いへ。片道90分、届いたばかりの月刊『やいま』を読みながら行く。特集・石西礁湖の湖畔にて、流杉一行氏のサンゴに関する知見の豊富さに圧倒。 Sさんの病状、食欲不振が続くようで気がかりだ。

都内往復はさすがにくたびれた。自宅で入浴、夕食、さすがに10時に寝た。

テレビ:BS1スペシャル「改善か 信仰か~激動チベット3年の記録~」ちょうど『天路の旅人』を読んでいる最中なので、それと重なりよかった。鳥葬が映し出されびっくりした。//「もう一度見たい!世界のドキュメンタリー▽アウシュビッツに潜入した男」2022年フランス。NHKBSで立て続けに世界のドキュメンタリーを放映するようだ。ポーランドの男が勇敢にもアウシュビッツに潜入し、その惨状を世界へ発信した実話 

★5月4日㈭みどりの日:晴

大谷翔平選手 投手・3番バッター二刀流。対カージナル戦、WBC戦友のヌートバーを3三振するなど三振13個、3安打の猛打賞と奮闘するも5勝目ならず。

テレビ「もう一度見たい!世界のドキュメンタリー△ヒトラーVS.スターリン」2021年フランス。20世紀を代表する独裁者の両巨頭、お互い化かし合いの末、数千万におよび人々が犠牲・虐殺された//「もう一度見たい!世界のドキュメンタリー▽執事の学校~超一流のサービスを~」2021年フランス。お金持ち、一流ホテルのサービスと無縁のぼくには、まぁいいかとの思いで、途中で観るのをやめた。

午後出勤。帰路図書館へ。朝日新聞に小泉今日子さん(57歳)のインタビュー記事があった。彼女の意見にびっくりした。曰く、かつて検察幹部を検事総長にせんがために定年延長をはかる、という安倍政権の画策を批判。曰く、入管法改正案に反対。そして赤旗のインタヴュ―に応じたとき、共産党だ!キョンキョンをもじって共ン・共ンと攻撃されても、「私は右でも左でもないわ」とどこ吹く風。素晴らしい。見習いたいものだ。

帰宅。スーパーで購入した海鮮丼(30%引き)、枝豆、ノンアルコールビールで夕食。入浴。寝る。

テレビ,哲日記,映画鑑賞,読書

大谷翔平選手、3安打の猛打賞、トラウト2本ホームラン放つもチーム敗れる。対ブリュワーズ戦。

テレビNHK・ETV特集「魂を継ぐもの~破滅の無頼派・西村賢太~」 芥川受賞記者会見で「これから風俗へ行こうかと思っているところへ受賞の知らせ。行かなくて良かった」、父親の性犯罪、自分の大酒飲み、暴力性等を率直にカミングアウトする私小説が読者に受け入れられたのか。享年54歳。合掌

午後、散歩をかねて図書館へ。きのう買った「天路の旅」を持ち込んで閲覧室で読む。自宅にいると、テレビ、ラジオ、ネットサーフィンで読書に集中できないが、図書館だと読書を楽しめるようだ。

自宅で夕食。映画「間違えられた男」1957年アメリカ、監督ヒッチコック、主演ヘンリー・フォンダ。スリラー・サスペンス。銀行強盗に間違えらえた男の苦悩。実際にあった事件をモデルに、冤罪の怖さ、フォンダの迫真の演技光る。

テレビ,哲日記,映画鑑賞

午後、HO整形外科へ。痛風の検査結果を聞く。先日の尿検査で、尿酸の排出力が弱いのでそれに対応する薬を処方したい、との医師の説明。従来、このような説明をしてくれる医師はいなかったので信用したい。

テレビ「映像の世紀バタフライエフェクト~大東亜共栄圏の3年8か月」(MHK) アジアを共に栄えよう、との美名のもとに侵略の限りを尽くした日本。インドネシアをオランダから解放した日本は、当初歓迎されつつも戦況悪化とともに残忍化していった。塗炭の苦しみを味わうのはそれらの国々の人々。餓死していった日本の兵隊もしかり。戦争を前にしていかなる美名も通用しないはずだ。

その後、図書館へ。

自宅で夕食を摂りつつ、映画「黄昏」1952年アメリカ、モノクロ、NHKbs録画。ジェニファー・ジョーンズ。大人のラブロマンスか。いろいろあってフィナレーは、落ちぶれた男が愛する女を訪ねて物乞いするまでに。が、男の見栄かコインひとつもらって静かに去っていく。2時間、飽きずに見続けたので面白かったというべきか。 同じ黄昏というタイトルで1981年作のキャサリン・ヘプパーン主演の映画もあるが、ストーリは異なるようだ。

テレビ,哲日記,大谷翔平,断酒,黒島

今日は大谷翔平選手、投手として活躍。7回11三振無失点、お見事3勝目。対ロイヤルズ戦。

テレビ「アナザーストーリーズ・運命の分岐点 愛を生き切った人~瀬戸内寂聴の99年~」 4歳の娘を捨て若い男と駆け落ち、その後も妻子ある男性作家と不倫を重ねた末、出家得度、自らの人生を赤裸々に描いた多くの小説。若いころは子宮作家と揶揄されるもめげずに頑張り、多くの読者に支持された。 寂聴はその後娘とも再会し、良好な関係を人生を閉じるまで続けた。良かった、そして羨ましい!

「ブラタモリ 下北沢~なぜ若者はシモキタで夢を見る~」 このシリーズは好んでよく観る。20代、下北沢に黒島の同級生が住んでいて、近くの沖縄料理屋でよく飲んだ。ぼくは、同じ小田急線先の喜多見の学生寮でくすぶっていて、学生をいいことに彼におごってもらったね。街にはちあきなおみの「喝采」が流れていた。

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午前、MLB 大谷翔平選手、2安打、一時は勝ち越しタイムリーを放つもレッドソックスに2連敗。

映画「I ㏂ sam」2001年、アメリカ。(NHKbs録画)出演 ショーン・ペン、ミシュェル・ファイファー、ダイアン・ウィースト。知的障害をもつ父親が、可愛いを娘を懸命に育てようとする感動作。ことし2月、那覇で初めて会ったぼくの従妹J子の娘(23歳)も知的障がい者であるが、母娘仲良く黒島の牛まつりに出かけたり、東京ドームの野球観戦もするそうだ。帰京後、ぼくからJ子さんへ「娘さんが結婚するとき、ぼくも必ず披露宴へ招待してください」とLINEを送った。結婚? 素人のぼくには判断できないが、この映画を観て、すべての障がい者ができるだけ「ふつうの生活、ふつうの人生」を送れるような世の中であってほしいと思った。

きょうも外出せず、自宅でありあわせの食事、そういえばお米のご飯は二日間、食べていなかった。風呂に浸かるのは困難なので、シャワー後、就寝。

テレビ:「NHKスペシャル羽生善治 52歳の格闘~藤井聡太との七番勝負」「ETV特集 誰のための司法か~団藤重光 最高裁事件ノート~」「ザ・ノンフィクション ボクらの丁稚時代2023」

 

テレビ,哲日記,大谷翔平,断酒,読書,黒島

午前、ベッドのなかで読書「青べか物語」山本周五郎、「旅のつばくろ」沢木耕太郎。大谷翔平選手、1四球、ヒット1と頑張るもレッドソックス戦敗れる。 録画しておいたテレビ番組「にっぽん縦断 こころ旅 とうちゃこ」石垣島、与那国島、火野正平さん、ぼくより年長だけど元気ですね。 「ドキュメント72時間 岡山 24時間営業のドライブイン」大型車をあやつる女性ドライバーがいることに感銘。 「アナザーストーリーズ 運命の分岐点 高倉健と幸福の黄色いハンカチ」ぼくの好きな映画のひとつ。良い番組だった。

相変わらず痛風の痛み続く。先日お亡くなりになったMKさんのお通夜の件で、郷友会長老のKKさんと電話連絡。まだT間会長と連絡とれないようす。大丈夫かな? 何事もなければよいのだが。

今日は、一歩も外出せず。 入浴:団地の浴槽はほぼ正方形、痛風によって膝をまげることもできず四苦八苦。就寝。

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◆4月10日(月)晴

朝5時、大谷翔平選手、高校の3年先輩菊池投手との対決。3号ホームラン2安打を放つも、チームは負け。

午後出勤、その後本屋に立ち寄り、『青べか物語』(山本周五郎・新潮文庫)、『増税地獄』(森永卓郎・角川新書)を買う。

◆4月11日(火)晴

午前、洗濯、布団干し。大谷翔平選手、きょうは1四球ノーヒット。チームもオリオンズ戦敗れる。

午後、図書館へ。新聞、月刊『文芸春秋』5月号読む。斎藤元大蔵省次官の「安倍晋三回顧録」に対する反論、ほぼ納得。    三浦瑠麗 独占告白120分「夫の逮捕で考えたこと・十代の自暴自棄な私を救い出してくれたのが夫でした」、10代のころの性暴力をカミングアウトするなど興味深く読んだ、が、夫の犯罪はいかに。 「記者は天国に行けない16 清武英利」本田靖春に負けず劣らず名記者だ。 「生誕100年 叔父・池波正太郎の美食と癇癪 石塚綾子」池波の愛読者にとって面白いエピソード満載。

久しぶりの禁酒。入浴。就寝。

◆4月12日(水)曇

午前、大谷翔平選手、地元アナハイムで2刀流で初登板、3回終えたのち、用事で川崎へ。その後、大谷2勝目あげる。

川崎、T子叔母宅にて妹と昼食をご馳走になる。さらだ、焼きそば、うな重、イチゴ、饅頭、コーヒー等。主人の病状が思わしくなく、医師から心の準備をしておくように言われたとのこと。

帰路、妹と東京駅で別れ(彼女は大宮経由・川越線で帰宅するとのこと)、ぼくは特急OMへ乗り込み帰宅めざすも、故郷の先輩KKさんから幾度となく着信。大した用事でもなかろうと、帰宅後電話をかけなおす。なんと、MKさんが亡くなったという訃報であった。黒島が生んだ立派な企業人、ぼくより4歳年長のあまりにも早い逝去にことばもない。残念の極みだ。20日のお通夜、永遠の別れに参列させていただこうと思う。

夕食は、昼が重かったので納豆と豆乳ですます。その前に、MKさんのご冥福を祈り日本酒で献杯。合掌。