哲日記,断酒,読書,食事

きょうは三多摩メーデー。多摩川の河川敷で4年ぶりの開催のようだ。ぼくは退職後初めての参加なので、6年ぶりの参加かも。 往年の賑わいはまだまだのようだが、労働者の祭典(古いか?)が戻ってきてよかったのでは。舞台では、穴澤雄介さん(全盲のヴァイオリニスト)たちの演奏がとてもよかった。

散会後、ひとり立川のデパートへ出て昼飯。メーデー会場では、仲間たちが缶ビール、缶酎ハイで楽しんでいたが、禁酒の身ではじっとがまん。その憂さを晴らすべく、昼飯はウナギを奮発した。

その後、ジュンク堂にて新刊を物色。やはり村上春樹さんのコーナーは山積みだ。 『原田マハ、アートの達人に会いに行く』を申し訳ないが立ち読みする。そのなかで大原美術館のオーナーとの対談で面白い記述があった。~棟方志功が残したメモに、シャガール?はすばらしい、ゴッホは弱いと。あとで調べるとゴッホの絵は贋作であった~ ど近眼なれど志功の慧眼はたいしたもんだということか。 迷ったあげく『天路の旅人』沢木耕太郎・2,400円をもとめる。同本は、地元の図書館で借り注文しているが41人待ち。およそ2年待ちだ。

先日来の供花名札の件、喪主より届いた旨メールあり。ようやく肩の荷をおろす。

帰宅後、入浴、納豆、残り味噌汁に卵、うどん入れて食す。疲れたので10時寝る。

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昼寝後、散歩をかねて図書館へ。新聞、雑誌等。週刊『AERA』で、校正者の牟田郁子さんのことを知る。ある作家は、校正に牟田を指名し、それを頼みに文章を書くそうな。ぼくたちが面白い本にであうとき、校正者が縁の下の力持ちで存在しているかもね。タイトルは失念したが、図書館に関する雑誌もあった。そのなかの「蔵書」に関するページがあり、沖縄の某市立図書館では「離婚」に関するコーナーがよく貸し出しされている、との記述がありドキッとさせられた。

きょうは散々の日だ。MLB大谷翔平選手、無安打で試合敗れる。将棋の藤井聡太棋士、叡王戦に敗れ、これで防衛線1勝1敗のタイへ。 いつもは散々を理由に焼け酒だが、それもなく普通に自宅で酒無し夕食。入浴。就寝。

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今日は大谷翔平選手、投手として活躍。7回11三振無失点、お見事3勝目。対ロイヤルズ戦。

テレビ「アナザーストーリーズ・運命の分岐点 愛を生き切った人~瀬戸内寂聴の99年~」 4歳の娘を捨て若い男と駆け落ち、その後も妻子ある男性作家と不倫を重ねた末、出家得度、自らの人生を赤裸々に描いた多くの小説。若いころは子宮作家と揶揄されるもめげずに頑張り、多くの読者に支持された。 寂聴はその後娘とも再会し、良好な関係を人生を閉じるまで続けた。良かった、そして羨ましい!

「ブラタモリ 下北沢~なぜ若者はシモキタで夢を見る~」 このシリーズは好んでよく観る。20代、下北沢に黒島の同級生が住んでいて、近くの沖縄料理屋でよく飲んだ。ぼくは、同じ小田急線先の喜多見の学生寮でくすぶっていて、学生をいいことに彼におごってもらったね。街にはちあきなおみの「喝采」が流れていた。

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痛風症状増す。左ひざに水が溜まっているようだ。さっそくHOM整形へ電話し、予約。本日午後から診察、施術を行ってもらう予定。

大谷翔平選手、不調なり。無安打に終わり連続出塁記録も36試合でピリオド。対レッドソックス戦、3連敗。

映画「スラムドック$ミリオネア」2008年イギリス。(NHKbs)アカデミー賞作品賞8部門受賞、ゴールデングローブ賞、日本アカデミー受賞。 たくさんの受賞に見合う面白い映画であった。

さて、痛風の痛みをこらえ車を運転して整形外科へ。左ひざの痛み、右手関節の痛み、そのふたつが使えず運転するには極めて危険。幸い近くの医院なのでなんとかこぎつけた。そして診察をうけ左ひざの水を抜く施術となった。とても痛かった。ぼくの呻きに医師は「いま針は入った。水を抜いているだけなので力をぬいて」とぬかす。こちらの強烈な痛みもどこふくかぜだ。抜かれた水は泥色で不気味であった。医師は「これは痛風の水、痛いはずだ」と仰せ。

帰宅。きょうは風呂・シャワー禁止なので、夕食、映画、テレビ、就寝。

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午前、ベッドのなかで読書「青べか物語」山本周五郎、「旅のつばくろ」沢木耕太郎。大谷翔平選手、1四球、ヒット1と頑張るもレッドソックス戦敗れる。 録画しておいたテレビ番組「にっぽん縦断 こころ旅 とうちゃこ」石垣島、与那国島、火野正平さん、ぼくより年長だけど元気ですね。 「ドキュメント72時間 岡山 24時間営業のドライブイン」大型車をあやつる女性ドライバーがいることに感銘。 「アナザーストーリーズ 運命の分岐点 高倉健と幸福の黄色いハンカチ」ぼくの好きな映画のひとつ。良い番組だった。

相変わらず痛風の痛み続く。先日お亡くなりになったMKさんのお通夜の件で、郷友会長老のKKさんと電話連絡。まだT間会長と連絡とれないようす。大丈夫かな? 何事もなければよいのだが。

今日は、一歩も外出せず。 入浴:団地の浴槽はほぼ正方形、痛風によって膝をまげることもできず四苦八苦。就寝。

哲日記,断酒,読書

午前、読書『青べか物語』(山本周五郎)

午後、出勤前にS井医院へ。痛風薬をもらうとともに、前回の血液検査の結果を受け取る。やはり尿酸値が高い8.3(正常値は7.0以下)。今回も血液検査をする。その結果いかんでは薬を増やすとのこと。現在は、フェブキソスタット錠10mgを朝1錠服用している。 3月下旬以降、連続飲酒・深酒のたたりか、今朝から右手親指関節あたりと、左ひざの痛みが再発してきた。くわばらくわばら!

仕事を4時で切り上げ、都内T町駅へ。ST元官房副長官が主宰する勉強会。テーマは「断絶のアメリカ、その境界線に住む」講師はA新聞のOT記者。豊富な特派員経験に裏打ちされた知見に感服。 帰路は、いつもの有料特急の車内での一杯をやめて、通勤快速にて立ちながら読書。駅前で事前に買った『飛び立つ季節 旅のつばくろ』沢木耕太郎・1,100円。

帰宅後、シャワー、遅い夕食。禁酒。 就寝。未明3時頃、痛みとおしっこで起きる。

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午前、映画「老後の資金がありません」2021年、日本、天海祐希、松下豊、草笛光子。amazonプライムで観る。夫の失業、舅の格式高い葬儀費用、長女の派手な結婚費用等、爪をともすように貯めた老後資金が激減する状況をユーモアたっぷりに描く。姑・草笛の演技が光る。最後は、感涙いざなうハッピーエンド。

午後出勤。帰路、図書館へ。

自宅で夕食。禁酒。郷友会のK久さんより電話。「亡くなったMK君の会社へ弔問に伺った。ご遺体の安置してある斎場に案内してくれて拝ませていただいた。とても痩せていて闘病の苦労が偲ばれた。多M会長へ2日ほど何度も電話するが応対してくれない。MK君の奥さまからは友人代表として弔辞を依頼されて、会長が適任だが困った。連絡つかない場合は、お前がやってくれないか」とのこと。さて、こちらも困った。あやふやな依頼なり。 入浴、就寝。

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◆4月10日(月)晴

朝5時、大谷翔平選手、高校の3年先輩菊池投手との対決。3号ホームラン2安打を放つも、チームは負け。

午後出勤、その後本屋に立ち寄り、『青べか物語』(山本周五郎・新潮文庫)、『増税地獄』(森永卓郎・角川新書)を買う。

◆4月11日(火)晴

午前、洗濯、布団干し。大谷翔平選手、きょうは1四球ノーヒット。チームもオリオンズ戦敗れる。

午後、図書館へ。新聞、月刊『文芸春秋』5月号読む。斎藤元大蔵省次官の「安倍晋三回顧録」に対する反論、ほぼ納得。    三浦瑠麗 独占告白120分「夫の逮捕で考えたこと・十代の自暴自棄な私を救い出してくれたのが夫でした」、10代のころの性暴力をカミングアウトするなど興味深く読んだ、が、夫の犯罪はいかに。 「記者は天国に行けない16 清武英利」本田靖春に負けず劣らず名記者だ。 「生誕100年 叔父・池波正太郎の美食と癇癪 石塚綾子」池波の愛読者にとって面白いエピソード満載。

久しぶりの禁酒。入浴。就寝。

◆4月12日(水)曇

午前、大谷翔平選手、地元アナハイムで2刀流で初登板、3回終えたのち、用事で川崎へ。その後、大谷2勝目あげる。

川崎、T子叔母宅にて妹と昼食をご馳走になる。さらだ、焼きそば、うな重、イチゴ、饅頭、コーヒー等。主人の病状が思わしくなく、医師から心の準備をしておくように言われたとのこと。

帰路、妹と東京駅で別れ(彼女は大宮経由・川越線で帰宅するとのこと)、ぼくは特急OMへ乗り込み帰宅めざすも、故郷の先輩KKさんから幾度となく着信。大した用事でもなかろうと、帰宅後電話をかけなおす。なんと、MKさんが亡くなったという訃報であった。黒島が生んだ立派な企業人、ぼくより4歳年長のあまりにも早い逝去にことばもない。残念の極みだ。20日のお通夜、永遠の別れに参列させていただこうと思う。

夕食は、昼が重かったので納豆と豆乳ですます。その前に、MKさんのご冥福を祈り日本酒で献杯。合掌。

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◆4月7日(金)曇

午後出勤。M副委員長に車で送ってもらったので、夕食をかねてA居酒屋へお誘い。彼は隣駅の自宅で車をおいて、こころよく付き合ってくれた。話もはずみ、少々飲みすぎだ。

◆4月8日(土)曇雨

午前、エンゼルス、地元にブルージェイズを迎えての初戦。大谷翔平選手、2安打放つも3-4で敗れる。

図書館にて、週刊誌等読む。

自宅にて、夕食。映画「男はつらいよ 寅次郎紅の花」第48作、1995年12月、男はつらいよ・シリーズ最終作。テレ東録画。マドンナ:浅丘ルリ子、後藤久美子、ロケ地:神戸、津山、奄美大島、加計呂麻島。

◆4月9日(日)晴

テレビ「サンデーモーニング」寺島実郎さん=岸田首相、インドからウクライナへ行ったが、プーチンと親しかった安倍内閣の外相であったんだから、ロシアへ行って停戦・平和への道筋をつけるという大きな構想をもって取り組まなければいけない=との趣旨で発言していた。まったく同感。安倍ープーチン会談が27回、その昵懇さが何の役にも立たなかったということになるのではないか。北方領土交渉も進展ゼロだしね。

MLB大谷翔平選手、対ブルージェイズ戦。ヒット1、勝利。

図書館へ。新聞、週刊誌等。週刊新潮五木寛之コラム。「最近は親鸞ブームのようだ。若い人のなかには親鸞(おやどり)と読む人がいたので、びっくりしてフリガナを付けるようにした」と五木さん。 週刊朝日も発行中断(実質廃刊?)まで残り少ない。残念なこと。

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未明4時過ぎ、F叔母より電話あり。「すわっ、何ごとぞ」と枕元の携帯をひらく。訃報でなくてひと安心するも、どうも眠れなくて困っているようだ。30分ほどあれこれ悩みを傾聴したので、少しは気持ちも落ち着き楽になったようだ。幼くして母親を亡くしたぼくたち兄弟妹には、たいへん優しく親身になってお世話をいただいた叔母さん。85歳の老後を、自分の幸せを最優先に過ごしてほしいものだ。

朝5時、MLB大谷翔平選手、対マリナーズ戦に登板。現地は寒そうでコントロールもままならないようであるも、しっかり6回を投げきり今季初勝利。おめでとう。

9時、将棋の藤井聡太棋士、名人戦への初挑戦第1局、渡辺明名人との2日目。勤務後、自宅にてABEMA無料視聴。勝利で好発進。

午後の出勤前にブランチを摂って一眠りする。早朝4時の電話に起こされたので眠い。

ムツゴロウこと畑正憲さん逝去。享年87歳。報道ステーション大越キャスターがコメント=『ムツゴロウの青春記』を夢中になって読んだ。とくに奥さんの純子さんとの愛を育む記述はすばらしい、ぜひ読んでほしい、と。 ぼくも訃報を聞き、本のタイトルや奥さんの名前は記憶してなかったが、若いころ同本を感動をもって一気に読んだことを思い出した。

今後の飲酒方針について、Twitterで「大谷選手ホームラン打った日」と宣言したが、今夕は大谷投手初勝利、藤井棋士名人戦初勝利、ムツゴロウ逝去献杯、以上3点の特別なことが重なり自宅にて赤ワイン(399円)を半分弱いただきました。