エッセイ,テレビ,哲日記,大谷翔平,映画鑑賞,食事

朝6時、大谷翔平選手は5時試合開始、急いでテレビをチェックする、きょうもベンチスタート。

朝食:ブロッコリー、トマト、アボカド、ピーマン、ゆで卵、牛乳+豆乳、バナナ、コーヒー

映画「男はつらいよ 寅次郎子守唄」第14作1974年12月(BSテレ東録画)マドンナ:十朱幸代、ゲスト上條恒彦他。男はつらいよ48作中、すきな映画のひとつ。観るたびに感動の涙必至。公開時、映画館で観て連れに涙を隠すのにあわてた思い出あり。

そのころ、OY文庫に勤務の友人が、個人的に「榕樹」というタイトルの文集を出すので、ぼくにも原稿依頼があった。そこで、この映画の感想を「恋愛雑感」と題してつづったところ、掲載されてしまった。---今年の正月も恒例の「男はつらいよ」が上映された。これで14作目である。いささかマンネリ気味と世評がうるさい。しかし、楽しくすばらしい映画である。特に、上條が十朱に思いを告げるシーンは、山田洋次ならではの業であろう。恥ずかしながらそのシーンでは、涙が出て感極まりないの境地であった。上條がいつもフラれて、醜男で、おまけに貧乏という役柄に、自分を見る思いがしたかもしれないーーー

ここまで転記するだけでも冷や汗もの。以降、恋愛にはふたつのパターンがあって労働者階級と資本家階級の恋愛に区別できるとか、パリの社交界のドレスを着た連中より、八重山香水(畑に肥料としてまく糞尿のにおい)をつけた、健康美人とひと椀のそばをわけあう恋人たちに幸あれと願うとか、よくも恥も外聞もなく書いたもんだね。汗顔の至りだ。

昼食:ピーマン、チキンサラダ、納豆、カニカマ、豆乳、みそ汁(みそ+とろろ昆布+湯)

午後出勤。 帰路、ひと駅手前で降りてウォーキング。ちょっと汗ばみ不快なのでA居酒屋でかるく一杯。生ビール、酎ハイ2杯、お通し(タコの酢の物)、枝豆、シャケのハラミ焼き。

帰宅後、水風呂にどぼん。テレビ「クローズアップ現代:ジャニーズ性加害問題」「鶴瓶の家族に乾杯」 お供は赤ワイン、ナッツ、ゆで卵(レンジでチーンしたもの、わずか50秒)

テレビ,哲日記,映画鑑賞,食事,黒島

ブランチ:酢キャベツ、牛乳、シャケ、味噌汁、ごはん、バナナ、コーヒー。

あすのS川さんの告別式の弔電をうつ。「郷友SHさまのご逝去の報に接し 謹んでお悔やみ申しあげますとともにご冥福を祈ります 黒島をあとにして60年余 大都会東京においてご家族のため 郷友のため 故郷黒島のためにご活躍、ご尽力いただきましたことに深く感謝申しあげます H臣大兄 プコラサユ(ありがとうございました) 関東黒島郷友会長 」 *会長に弔電の了承を求めたが返信なし。見切り発車で打電。果たして??

おやつ:りんご、ヨーグルト、コーヒー。

テレビ:映像の世紀バタフライエフェクト「関東大震災から太平洋戦争」  100年前の関東大震災で10万人余の犠牲と東京東部が灰燼と化した。が、住民の懸命な防火取り組みで、神田のひと区画(1千世帯)が無事であったという。そして、78年前の東京大空襲では、10万人余の犠牲と、神田のひと区画含め東京全域が灰燼と化した。地震よりも怖い戦争!

夕:A居酒屋で今日も軽く生ビール、ハイボール、枝豆、ラッキョウ。帰宅後、映画を観ながら赤ワイン、納豆、ゆで卵。

映画「ゴッドファーザーPARTⅡ」1974年アメリカ、アカデミー作品賞他5部門受賞(NHKBS録画) 初代のエピソードを盛り込みつつ、2代目の冷徹な活躍を描く。シリーズもので第1弾、2弾ともにアカデミー賞作品賞に輝いた映画はこれだけという(Wikipedia)

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朝5時試合開始の大谷翔平選手、テレビを録画して早回しで観る。9試合もホームラン出ず、仕方なしか。

朝食:酢キャベツ、トマト、鮭の切り身、牛乳、ご飯、サーターアンダギー。

歯医者へ。こんごの治療方針を決める。医療費2割負担で190円。

昼食:スパゲティを湯がいてパスタソースをからめて食す。イタリアン食堂と負けず劣らずの美味。デザート、りんごにヨーグルト、インスタントコーヒー。

映画「ゴッドファーザーⅡ」NHKbs)途中まで観て、昼寝。 起きてベッドで読書:内田樹『そのうちなんとかなるだろう』

夕方、香典袋を買うため100円ショップへ。 するとスマホへ電話。A居酒屋の女将さん「病院帰りにお店によってみたの、今日は来られませんか」とのお誘い。ひょいひょいと出かけて、きょうも夕食兼飲酒となりました。女将の呼び込み電話を知った大将「呆れたね、スナックみたい」と複雑な表情なり。

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あすから雨模様につき洗濯。

ブランチ:酢キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草、トマト、牛乳、卵、サーターアンダギー、コーヒー、お茶

映画「我らの生涯の最良の年」1946年アメリカ(NHKbs録画)監督ウィリアム・ワイラー アカデミー作品賞はじめ9部門の最多受賞。 大戦後の復員兵3名が郷里にもどり、社会生活をおくる中での苦悩と幸福を描くヒューマン・ドラマ。3時間の長い映画にもかかわらず、最後まで飽きずに面白くみた。

おやつ:りんご、ハチミツ、チョコ、コーヒー

図書館で新聞、週刊誌等。するとスマホへ電話あり、慌てて図書館をでて耳にすると訃報。親せきのSHさんの奥さん「ただいま息をひきとりました。あすは姪子が見舞いに来ることになっていたのに、あと1日でももってほしかった。あなたは、すぐ来なくていいわよ。息子ふたりが向かっているからね。本人は自宅へ移動せず葬祭場で安置することになります」

八重山の兄宅はじめ親せきへ訃報の連絡。

夕食:納豆、アカモク、ほうれんそう、塩鮭、チーズ、トマト、ご飯。禁酒のつもりが赤ワインで献杯。

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午前6時起床、ベッドで読書 清水一行『小説 兜町』角川文庫 むかしのベストセラー、最近BOOK-OFFにて110円で購入。実在の風雲児による、株の世界の浮沈にドキドキ。小説ゆえ美女のからみもあるが、実在の妻が怒ったという佐高信さんの解説がおもしろかった。

朝食:久しぶりの酢キャベツ、ゆで卵、ブロッコリー、石垣空港で買ったサーターアンダギー、牛乳、インスタントコーヒー、リンゴ等

昼:カップ麺、ヨーグルト、チョコ。  3時のおやつ:サーターアンダギー、コーヒー。

映画「大人は判ってくれない」1959年フランス(NHKbs録画)両親(継父)の不仲や、実母の浮気のなかで育った少年の生い立ちを描く。タイプライターを盗んで少年鑑別所へ送致されるなかで、母から見放される絶望。少年の見事な演技に脱帽。昼間、エアコンをつけてひとり映画。  公園で散歩 図書館で新聞、週刊誌等。

夕:冷凍の肉野菜炒め、トマト、チキンサラダ、ナッツ、ノンアルコールビール。帰省中飲みすぎにつき禁酒。1日お米無し。 

石垣島のTC先生より電話いただく「旧盆は帰省しなかったかい?」 ぼく、ドギマギしつつ「すみません、黒島へ行ったり、時間がなくて台風に追われるように帰京しました。ご挨拶に伺えず申し訳ありません」 その他、年末出版予定の著書は脱稿した、自分史を書き始めたのでこれは南山舎からの出版を検討する、10月には上京するので一杯やろう、とか御年90歳とは思えないほど、泡盛を飲みつつ23分の長広舌に参りました。

2023年8月27日哲日記,大谷翔平,断酒,映画鑑賞

◎8月24日(木)晴猛暑

午前5時、大谷翔平選手、二刀流で出場。1回表レイズの有望新人デラクルーズを三振にしとめ、その直後、第44号ツーランを放ち上々の滑り出しと思いきや、2回、右腕の違和感ありで降板。

午後出勤。猛暑のなか駅まで折りたたみ傘さしてゆく。 日本最南端の月刊誌『やいま』の今月号が未だ届かず。スタッフに照会すると、丁寧な経過説明があり、納得。月初の迷走台風のせいで、流通業者のなかで混雑混迷しているようだ。大都会の片すみで好き勝手に暮らしている身には、島ちゃびの苦労を久しぶりに思い出した次第だ。くわえて、流通業者の人手不足も深刻であろう。 (26日無事着いた)

帰路図書館へ。新聞、週刊誌等をめくる。週刊文春は、他人が読んでいて諦める。

自宅にて夕食。ノンアルコールビールにて禁酒。 映画「ある愛の詩」1970年アメリカ(NHKBS録画) さしずめアメリカ版「愛と死をみつめて」というところか。古希過ぎても、ラブストーリーにちょっと「うるっ」と涙したので、まだ枯れていない証だろうか?

●8月25日(金)晴猛暑

前日、禁酒のせいか午前3時に目覚め。しかたないので、スマホのTwitter(いまやXか)をサーフィン。 読書『そのうちなんとかなるだろう』内田樹著を読む。4歳年上の女優との離婚エピソードがおもしろかった(というと悪いか)、女優の父親は自民党代議士や某県知事をつとめた大物、活動家くずれの内田さん、当初まったく相手にされなかったが、義父が収賄事件のやり玉にあげられたとき、義母からボディーガード役を頼まれ信頼を得、義父の酒の相手をして親密になり、頼りにされるようになる。

離婚に際して義父からは、「出来の悪い娘で申し訳ない。娘は勘当したので、樹くんはこれからも親子の付き合いを続けていただきたい」と、なかなか珍しいご挨拶をいただいたという。 ぼくも離婚するとき、北海道の義母から「U子がわがままですみません。どうぞお体に気を付けて」との葉書をいただいて、恐縮汗顔しきりの苦い思い出がある。

9月下旬の大谷翔平選手、エンゼル-アスレチックス戦、現地での観戦ツアーをキャンセルした。右腕人体損傷、投手断念、ホームラン王をめざすDH出場は可能のようだが、果たして??

◎8月26日(土)晴曇

大谷翔平選手、対メッツ戦、元気に出場し2塁打放つ。これじゃ現地観戦ツアーをキャンセルしたことが悔やまれる。

映画「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」第13作、1974年8月、マドンナ吉永小百合(BSテレ東録画) 前作で父親の反対をおしきって陶芸家の夫と結婚した歌子(吉永)。早々に夫と死別し、姑にイジメられる日々。寅さんと再会して、作家の父とも和解し、大島の養護施設で働くまでを描く。前段では、夫に蒸発された働き者の女性(高田敏江)と結婚を夢見る寅さんだが、夫が戻ってきてガチョン!

夜、映画「大人は判ってくれない」フランス映画(NHKBS録画)、途中まで観て、あす早いので就寝へ。秀作の予感。

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◇8月21日(月)晴雨

午後より出勤。

テレビ「映像の世紀バタフライエフェクト GHQの6年8か月 マッカーサー元帥」NHK録画。マッカーサーの野望と挫折の物語、うち挫折は、米大統領選挙の共和党予備選で1094票のうち、たった11票しか獲得できなかったという。

◆8月22日(火)晴雨

朝5時ベッドで読書『複眼で見よ』 1971年、本田靖春が『諸君』に寄稿した「沖縄返還 もうひとつのドキュメント」が収録されている。その中で本土の米軍基地面積は、国土総面積の0.08%、これに対し沖縄本島の基地面積は27%、「本土並み」なら沖縄の基地面積も0.08%にすべきだとする論を紹介。

ぼくも、かつて代議士のカバン持ちをしていて、『基地沖縄の苦闘』という著書の一部を下書きをしたことがあった。その中で、沖縄の県土面積は全国の0.6%にすぎない、米軍専用施設の75%が沖縄に集中していることは容認できない、と記したことを思い出した。

午後から親せきの病気見舞い。K駅から病院まで歩いて汗まみれ、後悔。本人、点滴頼みで食事はほとんど摂れず、とても痩せてみえる、心配なり。本人がいないところで、看護師は「いつ急変してもおかしくない、面会は原則禁止だが、個室なら可能なので移動すると良いのでは」と勧める。妻と次男は本人の気持ち次第、本人は「今のままでよい」と断ったようだ。80歳目前のご本人、ぼくに「旧盆帰省したら、黒島へも行くんだろう、皆さんによろしく。あまり酒を飲みすぎないように、ようよう健康いちばんだよ」と説教を賜った。

◇8月23日(水)晴雨

午前、MLB大谷翔平選手、将棋王位戦藤井聡太棋士等をテレビ観戦。その他「モーニングショウ」テレビ朝日)「ルーブル美術館 美の殿堂500年(四)」NHKbs録画)等。

午後、甲子園決勝戦、仙台育英ー慶応高校、慶応107年ぶり全国制覇。 夕方、王位戦、藤井4勝1敗で佐々木7段破り4連覇。 夜、映画「男はつらいよ 私の寅さん」第12作、1973年12月(BSテレ東録画) マドンナ:岸恵子、ゲスト:前田武彦、津川雅彦、ロケ地:阿蘇、別府、天草。 小学生当時の親友(前田)の妹(岸=当時41歳)と、初対面時は大げんかするも、いつのまにか惚れてしまう寅さん。そして失恋と別れ。

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◇8月17日(木)晴

大谷翔平選手、42号ホームランを放ちレンジャーズ戦に勝つ。 午後より出勤、猛暑に、恥ずかしながら折り畳み傘をさして駅へ。

映画「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」11作、1973年8月、bsテレ東録画。マドンナ浅丘ルリ子、ゲスト毒蝮三太夫、ロケ地・網走 旅回りの歌手リリー(浅丘当時32歳)初登場、以後5作でマドンナ役最多。

◆8月18日(金)晴猛暑

テレビ「徹子の部屋・ゲスト戸田奈津子」映画字幕翻訳家、87歳の戸田さん、おしゃべりの速さに頭脳明晰ぶりがうかがえる。トムクルーズのアクションはすべて本人がやっている、と言うので、それでは映画館でミッションインポッシブルを観に行こうと思った。 「超貴重映像で迫る!イリオモテヤマネコ 進化のミステリー」(NHK)良い番組だ。早稲田大学の教授が毎月西表島に通って、イリオモテヤマネコの研究を行っていることに感銘。

午後出勤、猛暑につき青息吐息で駅まで歩く。

夜、映画「ゴッドファーザー」1972年、NHKBS録画、マーロン・ブランドの演技すさまじい。 若いころ、新宿歌舞伎町で観た記憶あり、デートしたWK女子寮糸満出身の年上美女はその後いかに。

◇8月19日(土)晴

朝5時、ベッドで読書『複眼で見よ』 社会部記者の本田靖春が、政治部記者を「派閥記者」と呼んで批判するコラムのなかで、次の文章が目をひいた。自民党の派閥領袖の某実力者が死んだときーー故大宅壮一氏が、ある民放の取材にこたえて、彼を「恥部を頭の上にのせたような古いタイプの政治家です。日本にとって、どれだけ害になったかわからない」ーー 本田は、その発言を大宅の自宅へ電話を入れて確認して以降、ジャーナリストの先達として、ひそかに尊敬するようになった、と結ぶ。

大谷翔平選手、43号満塁ホームラン。

映画「ザ・フォームー法律事務所ー」1993年アメリカ(NHKBS録画)トムクルーズ、当時31歳。破格の高給で弁護士事務所にやとわれたクルーズ弁護士、が、そこはシカゴマフィアの隠れ蓑事務所。やくざに追われたクルーズが建物から飛び降りるシーンもあるが、戸田奈津子説に従えば、それもスタントマンなしのトムがやっていることになるね。

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◎8月14日(月)晴雨曇

大谷翔平選手、ようやく41号ホームラン。対アストロズ戦、2-1 大谷のホームランが決勝点

午後から出勤、電車に乗っていると突然豪雨と雷、びっくりしたなー

帰路はひとつ手前のO作駅で下車しウォーキング。途中公園で水を飲み顔を洗ってさっぱり。そして、A居酒屋で大谷ホームランを祝して生ビール、冷酒、ハイボールをいただく。酒飲みの言い訳にしてすまない、大谷さん。

●8月15日(火)雨

終戦記念日、関東ではお盆休暇。10年前に若くして亡くなった甥っ子(妹三男)の墓参り。その後、外国資本のスーパーで妹の買い物に付き合う。時間のかかること、イライラを抑えて重い缶ビール箱を車まで運ぶ。その後、妹宅にて札幌出身の義弟(ぼくより4歳年長)と、コロナ明けひさしぶりの酒宴。インスリン注射を打つ身ながら覚悟のビール飲みだという。そばで妹が「今に死ぬわよ」と文句を連発する。 妹夫妻宅に泊まる。

◎8月16日(水)晴

朝5時目覚め、30分ほどニュータウン住宅街を散歩、途中セブンイレブンでコーヒーを買い公園のベンチで飲む。 朝食をごちそうになり、皆で甲子園、沖縄尚学VS長崎代表をテレビ観戦、5:1で快勝しベスト8に進む。ここでも義弟は幸せそうに缶ビールをプシュ

車で高速ひと区間利用(160円)して帰宅、ちょっと昼寝、その後、図書館へ。本田靖春『複眼で見よ』を借りる。

藤井聡太棋士、王位戦タイトル戦をABEMA観戦、防衛まであと1勝、が佐々木七段に敗れ3勝1敗となる。 大谷翔平42号ホームランならず。

映画「友だちのうちはどこ?」1987年イラン(NHKBS録画) 冒頭、田舎の学校風景、厳しい教師が「宿題をしっかりノートに記して明日持ってこい、さもなくば退学」と厳命。8歳の少年が、間違って友だちのノートを家に持ち帰ってしまい、ノートを返すため友だちのいる隣村をたずねる悪戦苦闘の物語。教室に女生徒がいない風景、母親の厳しさと愛情、昔気質の祖父等、イランの田舎の風景も興味深い。

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◆8月11日(金・山の日)晴

午前8時、甲子園高校野球 沖縄尚学高校、三重県代表に勝利、東恩納投手完封勝利、沖縄予選時から無失点続くとのこと、猛暑酷暑の甲子園では一人の投手頼みではもたないかもね。次戦は長崎代表と。

図書館へ散歩がてら、新聞、週刊誌等読む。 夕方、テレビ観戦:なでしこジャパン・ワールドカップ、対スゥーデン戦、2-1で惜敗。

テレビ:森山良子・歌手55周年スペシャルコンサート(NHKbs) ざわわざわわの名曲「さとうきび畑」のエピソードがよかった。よくコンサートにきてくれた母陽子が良子へ聞きとがめたひと言。「愛だ恋だばかり歌ってちゃんちゃんらおかしい。戦争で亡くなっている人もいるのよ。あなたにはいい歌があるじゃない」 それを受けて、沖縄戦で父を亡くした悲しみをこめた「さとうきび畑」(寺島尚彦・作詞作曲)を再び歌い続けるようになったとのこと。

10数年前、F市民会館でガールフレンドと森山良子コンサートを観たことを思い出した。その頃、夏川りみの「涙そうそう」森山良子作詞・BEGIN作曲)が大ヒットしていた。 良子さん「BEGINとも話しているんだけど、私たち今までなにして来たんでしょうね」と、自分たちが歌いだしたときはヒットしなかったことを、愚痴っておかしかった。

8月12日(土)晴

朝食:酢キャベツ、人参、サラダチキン、アボガド、トマト、牛乳を一皿に盛ってチーン。ゆで卵、バナナ、インスタントコーヒー。その後、痛風抑制クスリ1錠。

資源ごみ供出日。雑紙、雑誌(文芸春秋)を出すべく準備したが、つい忘れて回収車にまにあわず。 昼食後、ベッドで週刊文春を読みつつ昼寝。

図書館へ新聞等読む。3階の書架コーナーで渉猟、佐高信『反戦川柳人 鶴彬の獄死』集英社文庫)をとりだし90分間読書。クーラーが効いて快適。同本借りる。

夕方、公園にてウォーキング40分。お供はウォークマンで落語「寝床」さん喬)大旦那が自慢の義太夫を披露しようと近所出入りのものを招くも、皆さん嫌がって断る、という滑稽噺。

夕食、赤ワイン少し、並行して映画「男はつらいよ 寅次郎夢枕」第10作、1972年12月(BSテレ東録画)、マドンナ八千草薫、ゲスト田中絹代、米倉斉加年。幼馴染の千代(八千草・当時41歳)が夫とわかれ、柴又で美容院をオープン。なんと、マドンナが寅さんにプロポーズ? 身の程知っている寅さん、逃げた! 

◆8月13日(日)曇雨

朝3時、目覚めてしまったのでベッドで読書。きのう図書館で途中まで読んだ『反戦川柳人 鶴彬の獄死』の続き。新書なので、2時間ほどで完読。川柳についてブラックユーモア、滑稽等のイメージしかなかったが、鶴彬の詠む川柳に衝撃をうけた。鶴は戦前、その川柳によって特高の弾圧をうけ29歳の若さで獄中死。

「万歳とあげて行った手を大陸へおいて来た」「手と足をもいだ丸太にしてかへし」反戦川柳のきわめつき。

「玉の井に模範女工のなれの果て」「修身にない孝行で淫売婦」貧乏を撃つ川柳。

午後から図書館へ。月刊「文芸春秋」9月号を90分ほど読み続けていると、寒気がしてきた。 そこでウォーキング45分。帰宅後入浴。