テレビ,哲日記,映画鑑賞,食事,黒島

ブランチ:酢キャベツ、牛乳、シャケ、味噌汁、ごはん、バナナ、コーヒー。

あすのS川さんの告別式の弔電をうつ。「郷友SHさまのご逝去の報に接し 謹んでお悔やみ申しあげますとともにご冥福を祈ります 黒島をあとにして60年余 大都会東京においてご家族のため 郷友のため 故郷黒島のためにご活躍、ご尽力いただきましたことに深く感謝申しあげます H臣大兄 プコラサユ(ありがとうございました) 関東黒島郷友会長 」 *会長に弔電の了承を求めたが返信なし。見切り発車で打電。果たして??

おやつ:りんご、ヨーグルト、コーヒー。

テレビ:映像の世紀バタフライエフェクト「関東大震災から太平洋戦争」  100年前の関東大震災で10万人余の犠牲と東京東部が灰燼と化した。が、住民の懸命な防火取り組みで、神田のひと区画(1千世帯)が無事であったという。そして、78年前の東京大空襲では、10万人余の犠牲と、神田のひと区画含め東京全域が灰燼と化した。地震よりも怖い戦争!

夕:A居酒屋で今日も軽く生ビール、ハイボール、枝豆、ラッキョウ。帰宅後、映画を観ながら赤ワイン、納豆、ゆで卵。

映画「ゴッドファーザーPARTⅡ」1974年アメリカ、アカデミー作品賞他5部門受賞(NHKBS録画) 初代のエピソードを盛り込みつつ、2代目の冷徹な活躍を描く。シリーズもので第1弾、2弾ともにアカデミー賞作品賞に輝いた映画はこれだけという(Wikipedia)

哲日記,大谷翔平,映画鑑賞,読書,食事

朝5時試合開始の大谷翔平選手、テレビを録画して早回しで観る。9試合もホームラン出ず、仕方なしか。

朝食:酢キャベツ、トマト、鮭の切り身、牛乳、ご飯、サーターアンダギー。

歯医者へ。こんごの治療方針を決める。医療費2割負担で190円。

昼食:スパゲティを湯がいてパスタソースをからめて食す。イタリアン食堂と負けず劣らずの美味。デザート、りんごにヨーグルト、インスタントコーヒー。

映画「ゴッドファーザーⅡ」NHKbs)途中まで観て、昼寝。 起きてベッドで読書:内田樹『そのうちなんとかなるだろう』

夕方、香典袋を買うため100円ショップへ。 するとスマホへ電話。A居酒屋の女将さん「病院帰りにお店によってみたの、今日は来られませんか」とのお誘い。ひょいひょいと出かけて、きょうも夕食兼飲酒となりました。女将の呼び込み電話を知った大将「呆れたね、スナックみたい」と複雑な表情なり。

哲日記,読書,食事

ブランチ:ブロッコリー、トマト、酢キャベツ、卵、牛乳、インスタント味噌汁、サーターアンダギー、ヨーグルト、りんご、インスタントコーヒー。

昨日亡くなったS川大兄の安置されている江東区のH安祭典へでむく。いまや享年79歳は早いのではと思う。ご尊顔を拝み合掌、安らかに眠っているかのような顔立ちがせめてもの救いか。

往復の電車で、立花隆『いつか必ず死ぬのに なぜ君は生きるのか』SB新書)を読む。立花の多くの著作の中からタイトルに関する文章を抜粋したもの。同書に熱中できたせいか、いつしか悲しみも癒えたようだ。

帰途、猛暑のなかコンビニでトイレを借り、ついでにアイスクリームを買う。目前の停留所に止まったバスに乗り込む、隠すようにアイスを食べつつ、亀戸駅から家路へと。

図書館で新聞各紙。さきの『いつか必ず死ぬ~~』のなかで空海の紹介文が印象にのこったので、書架を探すも適当なもの見つからず。

拙宅への途中、A居酒屋にひっかかる。やむを得ない。大兄の死の悲しみを乗り越えるために必要経費だ。生ビール、ハイボール、泡盛(残波しかない。帰省時に飲んだ八重泉が恋しい)、お通し、イカ刺身、枝豆、ざるそば。

哲日記,断酒,映画鑑賞,食事,黒島

あすから雨模様につき洗濯。

ブランチ:酢キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草、トマト、牛乳、卵、サーターアンダギー、コーヒー、お茶

映画「我らの生涯の最良の年」1946年アメリカ(NHKbs録画)監督ウィリアム・ワイラー アカデミー作品賞はじめ9部門の最多受賞。 大戦後の復員兵3名が郷里にもどり、社会生活をおくる中での苦悩と幸福を描くヒューマン・ドラマ。3時間の長い映画にもかかわらず、最後まで飽きずに面白くみた。

おやつ:りんご、ハチミツ、チョコ、コーヒー

図書館で新聞、週刊誌等。するとスマホへ電話あり、慌てて図書館をでて耳にすると訃報。親せきのSHさんの奥さん「ただいま息をひきとりました。あすは姪子が見舞いに来ることになっていたのに、あと1日でももってほしかった。あなたは、すぐ来なくていいわよ。息子ふたりが向かっているからね。本人は自宅へ移動せず葬祭場で安置することになります」

八重山の兄宅はじめ親せきへ訃報の連絡。

夕食:納豆、アカモク、ほうれんそう、塩鮭、チーズ、トマト、ご飯。禁酒のつもりが赤ワインで献杯。

哲日記,断酒,映画鑑賞,読書,食事,黒島

午前6時起床、ベッドで読書 清水一行『小説 兜町』角川文庫 むかしのベストセラー、最近BOOK-OFFにて110円で購入。実在の風雲児による、株の世界の浮沈にドキドキ。小説ゆえ美女のからみもあるが、実在の妻が怒ったという佐高信さんの解説がおもしろかった。

朝食:久しぶりの酢キャベツ、ゆで卵、ブロッコリー、石垣空港で買ったサーターアンダギー、牛乳、インスタントコーヒー、リンゴ等

昼:カップ麺、ヨーグルト、チョコ。  3時のおやつ:サーターアンダギー、コーヒー。

映画「大人は判ってくれない」1959年フランス(NHKbs録画)両親(継父)の不仲や、実母の浮気のなかで育った少年の生い立ちを描く。タイプライターを盗んで少年鑑別所へ送致されるなかで、母から見放される絶望。少年の見事な演技に脱帽。昼間、エアコンをつけてひとり映画。  公園で散歩 図書館で新聞、週刊誌等。

夕:冷凍の肉野菜炒め、トマト、チキンサラダ、ナッツ、ノンアルコールビール。帰省中飲みすぎにつき禁酒。1日お米無し。 

石垣島のTC先生より電話いただく「旧盆は帰省しなかったかい?」 ぼく、ドギマギしつつ「すみません、黒島へ行ったり、時間がなくて台風に追われるように帰京しました。ご挨拶に伺えず申し訳ありません」 その他、年末出版予定の著書は脱稿した、自分史を書き始めたのでこれは南山舎からの出版を検討する、10月には上京するので一杯やろう、とか御年90歳とは思えないほど、泡盛を飲みつつ23分の長広舌に参りました。

エッセイ,テレビ,哲日記,映画鑑賞,落語,読書,食事

◆8月11日(金・山の日)晴

午前8時、甲子園高校野球 沖縄尚学高校、三重県代表に勝利、東恩納投手完封勝利、沖縄予選時から無失点続くとのこと、猛暑酷暑の甲子園では一人の投手頼みではもたないかもね。次戦は長崎代表と。

図書館へ散歩がてら、新聞、週刊誌等読む。 夕方、テレビ観戦:なでしこジャパン・ワールドカップ、対スゥーデン戦、2-1で惜敗。

テレビ:森山良子・歌手55周年スペシャルコンサート(NHKbs) ざわわざわわの名曲「さとうきび畑」のエピソードがよかった。よくコンサートにきてくれた母陽子が良子へ聞きとがめたひと言。「愛だ恋だばかり歌ってちゃんちゃんらおかしい。戦争で亡くなっている人もいるのよ。あなたにはいい歌があるじゃない」 それを受けて、沖縄戦で父を亡くした悲しみをこめた「さとうきび畑」(寺島尚彦・作詞作曲)を再び歌い続けるようになったとのこと。

10数年前、F市民会館でガールフレンドと森山良子コンサートを観たことを思い出した。その頃、夏川りみの「涙そうそう」森山良子作詞・BEGIN作曲)が大ヒットしていた。 良子さん「BEGINとも話しているんだけど、私たち今までなにして来たんでしょうね」と、自分たちが歌いだしたときはヒットしなかったことを、愚痴っておかしかった。

8月12日(土)晴

朝食:酢キャベツ、人参、サラダチキン、アボガド、トマト、牛乳を一皿に盛ってチーン。ゆで卵、バナナ、インスタントコーヒー。その後、痛風抑制クスリ1錠。

資源ごみ供出日。雑紙、雑誌(文芸春秋)を出すべく準備したが、つい忘れて回収車にまにあわず。 昼食後、ベッドで週刊文春を読みつつ昼寝。

図書館へ新聞等読む。3階の書架コーナーで渉猟、佐高信『反戦川柳人 鶴彬の獄死』集英社文庫)をとりだし90分間読書。クーラーが効いて快適。同本借りる。

夕方、公園にてウォーキング40分。お供はウォークマンで落語「寝床」さん喬)大旦那が自慢の義太夫を披露しようと近所出入りのものを招くも、皆さん嫌がって断る、という滑稽噺。

夕食、赤ワイン少し、並行して映画「男はつらいよ 寅次郎夢枕」第10作、1972年12月(BSテレ東録画)、マドンナ八千草薫、ゲスト田中絹代、米倉斉加年。幼馴染の千代(八千草・当時41歳)が夫とわかれ、柴又で美容院をオープン。なんと、マドンナが寅さんにプロポーズ? 身の程知っている寅さん、逃げた! 

◆8月13日(日)曇雨

朝3時、目覚めてしまったのでベッドで読書。きのう図書館で途中まで読んだ『反戦川柳人 鶴彬の獄死』の続き。新書なので、2時間ほどで完読。川柳についてブラックユーモア、滑稽等のイメージしかなかったが、鶴彬の詠む川柳に衝撃をうけた。鶴は戦前、その川柳によって特高の弾圧をうけ29歳の若さで獄中死。

「万歳とあげて行った手を大陸へおいて来た」「手と足をもいだ丸太にしてかへし」反戦川柳のきわめつき。

「玉の井に模範女工のなれの果て」「修身にない孝行で淫売婦」貧乏を撃つ川柳。

午後から図書館へ。月刊「文芸春秋」9月号を90分ほど読み続けていると、寒気がしてきた。 そこでウォーキング45分。帰宅後入浴。

哲日記,大谷翔平,映画鑑賞,読書,食事

7月17日(月)海の日 晴 猛暑

朝、寝床で読書 城山三郎『無所属の時間で生きる』新潮文庫。心に迫る随筆集、とは同書の宣伝文句。城山は2007年に他界。「お別れの会」の弔辞について、高杉良が同書の解説で紹介している。佐高信氏は「個人情報保護法案に反対した往時の鬼気迫る城山さんを語った」 渡辺淳一氏は、再婚話を持ち込んだときの「そんなつもりはない。その人、君のお古じゃないの」と城山さん反発。 お色気作家の大家・渡辺氏らしい弔辞なり。

MLB大谷翔平選手、34号ホームラン、対アストロズ戦。  図書館へで新聞、週刊誌等。

7月18日(火)晴 猛暑

郷里から贈られたパインジュースをつくって朝食代わりに頂く。公園へウォーキングへ出向く。午後4時にもかかわらず暑くて、呼吸は苦しく心臓はパクパクだ。

大谷翔平選手の活躍(35号ツーラン)によって、ヤンキースに勝利。 藤井聡太棋士、棋聖戦4連覇でタイトル防衛。対佐々木七段3勝1敗。

7月19日(水)晴

朝、ベッドで読書、吉村昭「ひとり旅」文春文庫。吉村昭の死後編まれたエッセイ集。妻の津村節子が同書の序を記しているが、「物を書く女は最悪の妻と思っていたが、せめてこれが彼にしてやれる最後の私の仕事になった」という。吉村が取材のひとり旅へ向かうとき、銀行へ立ち寄ってATMから10万円を引き出そうとして、ぽとりと10円玉が出てきて泡食ったという、楽しいエピソードもある。

映画「男はつらいよ 純情編」第6作 1971年1月公開、テレ東録画。マドンナ若尾文子、ゲスト森繁久彌。ロケ地:五島列島(福江島) いまから50年以上前の映画。当時37歳の若尾文子すでに美魔女なり。森繁久彌の渋い演技、感嘆!

メール,健康,哲日記,大谷翔平,食事,黒島

◆7月11日(火)晴

猛暑のなか、部屋の改造に取り組む。拙宅は3Kで、エアコンはリビングに1台あるのみ。リビングと寝室は、押し入れの下段にある高さ10cmの空間で結ばれている。そこからエアコンの冷気を送る仕組み。が、それだけではエアコンの効きがイマイチなので、寝室のマットレスをリビングに運んで臨時の寝室へと改造した次第だ。その結果、快眠できた。

◆7月12日(水)晴

猛暑つづく。膝に水がたまり痛むので、YouTubeで解決方法を収集。これまで過去2回、外科医院で水を抜いてもらうと即座に痛みが解消した。しかし、あの水を抜く注射の痛みを思うと他に方法がないだろうかと、思案した次第。膝付近をマッサージするとか、歩き方を工夫すべきとか、方法は玉石混交の感じ。みるみる痛みが解消し、水膨れが解消することはないが、ちょっとずつイイ感じの方法もあって、水抜き注射から逃れる可能性あり。

Y市のO野夫妻よりいただいたメロンを、朝・昼・夕3食のデザートとして食す。なんとも贅沢なことよ。

福岡のいとこT江から電話、「来年2月、黒島中19期生り年会へ参加する予定いれておくさね」と、博多弁での返答。看護師として、まだ頑張っているとのこと。あっぱれですな。

◆7月13日(木)雨曇

従弟のM夫妻からマンゴーとどく。お礼のLINE「お暑うございます。今朝8時過ぎ、郵便小包でマンゴー受け取りました。さっそく、昼食のデザートとして頂きました。一口で超高級品であることがわかり、旨かった! T波大のお嬢さんは、無事回復しましたか。なんとも力になれず申し訳ありません。ぼくに出来ることあれば、どうぞお申し付け願います。Sおり奥様にも感謝します。ありがとうございました」

従弟は郵便局長さん。よって小包到着時間を知らせることは、何らかの役にたつのではと忖度した次第。それならお礼もLINEでなくて、葉書や手紙にするのがよろしいのではと自己矛盾に陥った。

午後から出勤。先日は、エアコン強烈、寒かったので、カーディガンを持参するもさほど寒くなかった。IM女史に訊くと、エアコン1度アップしたとのこと。ぼくの体感感覚もまんざらでないことがわかり、一人悦に入った。

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◆7月5日(水)晴

昨日までの東北の旅3泊4日、長時間の列車で座りぱなっしの所為かお尻に違和感あり、イ〇痔の症状だ。しっかり入浴し、お酒をひかえて静かに暮らそう。

MLB大谷翔平選手、二刀流で出場するも2ホームラン被弾、爪割れの故障で降板、ノーヒット。

ちょっと図書館へ出かけ『石つぶて』清武英利著、返却。警視庁刑事が、外務省役人を「公金横領詐欺」で逮捕する物語。すぐれたノンフィクションとして定評ある本だ。

買い物後、帰宅して入浴、夕食。刺身、納豆、温野菜(ブロッコリー、人参、キャベツ、とまと、ナッツ)冷凍ごはん。缶ビール、赤ワインをグラス1杯。古希の祝いでO野夫妻に頂いたグラス(バカラ推定1万円)で飲む1本300円のワインなり。それにしても、朝起きたときは「お酒を控えよう」と決意したはずのだが・・・・・

◆7月6日(木)晴

洗濯、その後、洗濯槽の掃除、なんのことはない、専用洗剤を放り込むだけ。しかし、ずいぶん時間かかるもんだ。4時間くらい。設定をまちがっているかもしれない。

久しぶりに公園へ。ウォーキングと思ったが、お尻の〇〇で歩きづらい。あきらめて、涼しいところできょう届いた月刊『やいま』を読む。あいかわらず充実した内容だ。フランスのY座画伯のコラムがないのが寂しい。

自宅で、入浴、夕食、赤ワイン1杯。並行して映画「男はつらいよ 望郷編」第5作、1970年8月(BSテレ東録画)を観た。 マドンナ・長山藍子 豆腐屋のひとり娘に惚れた寅さん、油にまみれ地道に生きるべく豆腐屋を継ぎ結婚することを夢見るも、ひとり娘は朴訥な鉄道マンと結婚しやがった。

八重山から訃報、黒島初の獣医師MT氏がお亡くなりになったとのこと。格好いいお姿が印象に残っている先輩だ。ご冥福を祈ります。合掌

◆7月7日(金)晴

きょうは大谷翔平選手試合なし。YouTubeをサーフィン。テーマは多岐にわたり、山本太郎、セルフネグレクト、イ〇痔の治し方、薬は毒なり、いちばん感動したのは卓球の平野美宇選手、なんと中国選手世界3位2位そして決勝では1位の選手を破ってツアー優勝。

午後から出勤。午前のOB会によるジャガイモ収穫には参加できなかったが、ぼくの分まで割り当てあり。自分で植え付けたジャガイモの味はさぞ旨かろう。メンバーへ感謝のLINE「たくさんのジャガイモありがとうございました。日頃の不摂生がたたり、イ〇痔を発症した模様です。ただいまパソコンに向かって、お尻をまともに着座できず、片尻を交互に椅子にのせて作業している有様です。午前の収穫に参加していたら、足手まといになるところでした。尾籠な話しで失礼しました」

帰宅、入浴、夕食しつつ映画『君たちはまだ長いトンネルの中』(YouTubeで公開)を観る。高校生の女子が、アベノミクスや日本経済の低迷を痛烈に批判する痛快な物語。良かった。

2023年7月6日哲日記,,食事

◆7月1日(土)雨

午前、痛風の件でHO整形外科へ。これまでの薬の効きを確認するため血液検査をするとドクター。ぼく「実は昨夜、深酒をしてしまった」と言うと、ドクター「ちょうど良いのでは、肝機能もしらべます」と。さて、1カ月後の結果はいかに。

午後3時、ひとり旅のスタート。東京駅から宇都宮へ。 新幹線は速い。48分で着いた。駅前のビジネスホテルにチェックイン後、街歩き。栃木県庁と宇都宮市役所の中間地点に、那覇にある屋台村そっくりの一画があった。夕方、公務員は呑兵衛が多いので、それ風の人々で賑あっていた。←違っていたらゴメン。ぼくは、そこではトイレだけ借りて、しばらく散歩。

駅前大通りは広々としていて、その通り沿いに「ビールと餃子は文化」との広告。まよわずその食堂に入り、餃子二皿 生ビール、ハイボールを飲食。餃子消費量日本一だけあって、宇都宮餃子は美味かった! その後、コンビニで赤ワイン小瓶とチョコレートを買って、ホテルで二次会。本日の歩数=9,265

🔲7月2日(日)雲雨

翌朝、新幹線で新青森乗り換え、在来線にて弘前へ。ホテルへチェックイン後、弘前城を見学。天守にあがり、城周辺を散策。その後、街歩き。さすが、太宰治をうんだ津軽の地だけあって大型書店ジュンク堂、TUTAYAがあった。ジュンク堂にはいり、本は重いので買う気はないが新刊本を中心にみてまわる。村上春樹コーナーはあったが、太宰治コーナーはなかった。

さて、お楽しみの飲食時間。ホテル紹介の名店は、2か所とも満員ですと断られた。ひとりもんだと、なかなか入れてもらえないかも。やむをえず、近くのちょっと暗めの食堂へ入店。ドアを開けて入ると、シーンとして誰も出てこない。内心、引き返そうかと思ったほど。ようやく出てきた女将さんらしき方、テーブルに案内してもらったが、客はぼくひとり。

さっそく生ビール、小鉢のつまみ3点、白ワイン、日本酒、ポーク焼きと赤ワイン。会計をお願いすると、男性の板前さん、どうも女将の息子らしい。申し訳なさそうにクレジット使えず「現金のみ」とのこと。トイレを借りると、明かりがついてなく、手探りでスイッチを探し押すがつかない。そのうち、スイッチ上の飾り物を「ガチャン」と落としてしまった。女将が飛んできて、スイッチを懸命に押してようやく点灯。

でも、決して不快な気持ちにはならなかった。団体客を入れるほどの広い食堂を親子?二人で守っていること、女将のメニュー説明の滑らかさなど、良かった。でも、お酒の味はいまひとつであった。歩数=14,650

◆7月3日(月)晴

弘前から秋田へ特急でむかう。隣席には、初老の4人連れの男女。「熟女とは何歳からかしら」と、朝から日本酒を飲みながら談笑している。そのうち、熟女さんが「話しかけてもよろしいですか」と僕に訊く。「私55歳になったので、大人の休日フリーパスを使って旅行しているの」 ぼく「へぇー、40歳かと思った」とゴマすると、呵々大笑の熟女であった。

さて、秋田につき酒田向け特急まで時間があったので、駅近くの秋田県立美術館へ行こうと思った。が、ネットで調べると、休館だった。同美術館へは2021年11月にも行ったことがあり、とても充実していたので残念。しかたなく、鈍行で酒田へ向かった。

酒田駅につき、ホテル投宿前に、駅近くの本間美術館と庭園を鑑賞。街歩きをかねて、遠く離れているホテルへ向かう。チェックイン後、受付嬢に教えて頂いた居酒屋へ。こちらも酒田市役所の近く、やはり公務員を当てにしているのかな。土地の料理と地酒を堪能した。 

ホテルへは長く歩いて戻り、入浴。寝るとき、無料配布の山形新聞をひらくと「新・地図のない旅 五木寛之」というコラムがあった。地方の新聞に連載コラムを持つとは、あらためて五木さんの執筆意欲の凄さをかいまみた。歩数=14,456

◆7月4日(火)晴

朝、駅に向かって歩いている途中、最上川の橋の上で携帯へ電話着信。INさんより飲み会日程の回答。そこで駅前の図書館にて、他のメンバーへ連絡をとった。図書館ではWi-Fiを使えるのでね。

途中、写真家・土門拳ゆかりの地、という標識があった。酒田の名誉市民で全作品を土門拳記念館に収蔵との説明文も。駅について、その記念館の位置を確かめると、なんと泊まったホテルの近くであることが分かった。特急の出発時間も迫っていて見学するのを諦めたが、なんともちぐはぐのことであろうか。

酒田ー新潟経由で東京にもどり、特急あずさで立川を経て、拙宅に無事帰還を祝していつものA居酒屋で一杯。ほぼ東北を1周する鉄道の旅。新幹線・特急指定等6回活用して、全交通費15,270円也(大人の休日フリーパス) 歩数6,655