哲日記,断酒,映画鑑賞,食事,黒島

あすから雨模様につき洗濯。

ブランチ:酢キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草、トマト、牛乳、卵、サーターアンダギー、コーヒー、お茶

映画「我らの生涯の最良の年」1946年アメリカ(NHKbs録画)監督ウィリアム・ワイラー アカデミー作品賞はじめ9部門の最多受賞。 大戦後の復員兵3名が郷里にもどり、社会生活をおくる中での苦悩と幸福を描くヒューマン・ドラマ。3時間の長い映画にもかかわらず、最後まで飽きずに面白くみた。

おやつ:りんご、ハチミツ、チョコ、コーヒー

図書館で新聞、週刊誌等。するとスマホへ電話あり、慌てて図書館をでて耳にすると訃報。親せきのSHさんの奥さん「ただいま息をひきとりました。あすは姪子が見舞いに来ることになっていたのに、あと1日でももってほしかった。あなたは、すぐ来なくていいわよ。息子ふたりが向かっているからね。本人は自宅へ移動せず葬祭場で安置することになります」

八重山の兄宅はじめ親せきへ訃報の連絡。

夕食:納豆、アカモク、ほうれんそう、塩鮭、チーズ、トマト、ご飯。禁酒のつもりが赤ワインで献杯。

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午前6時起床、ベッドで読書 清水一行『小説 兜町』角川文庫 むかしのベストセラー、最近BOOK-OFFにて110円で購入。実在の風雲児による、株の世界の浮沈にドキドキ。小説ゆえ美女のからみもあるが、実在の妻が怒ったという佐高信さんの解説がおもしろかった。

朝食:久しぶりの酢キャベツ、ゆで卵、ブロッコリー、石垣空港で買ったサーターアンダギー、牛乳、インスタントコーヒー、リンゴ等

昼:カップ麺、ヨーグルト、チョコ。  3時のおやつ:サーターアンダギー、コーヒー。

映画「大人は判ってくれない」1959年フランス(NHKbs録画)両親(継父)の不仲や、実母の浮気のなかで育った少年の生い立ちを描く。タイプライターを盗んで少年鑑別所へ送致されるなかで、母から見放される絶望。少年の見事な演技に脱帽。昼間、エアコンをつけてひとり映画。  公園で散歩 図書館で新聞、週刊誌等。

夕:冷凍の肉野菜炒め、トマト、チキンサラダ、ナッツ、ノンアルコールビール。帰省中飲みすぎにつき禁酒。1日お米無し。 

石垣島のTC先生より電話いただく「旧盆は帰省しなかったかい?」 ぼく、ドギマギしつつ「すみません、黒島へ行ったり、時間がなくて台風に追われるように帰京しました。ご挨拶に伺えず申し訳ありません」 その他、年末出版予定の著書は脱稿した、自分史を書き始めたのでこれは南山舎からの出版を検討する、10月には上京するので一杯やろう、とか御年90歳とは思えないほど、泡盛を飲みつつ23分の長広舌に参りました。

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◆8月11日(金・山の日)晴

午前8時、甲子園高校野球 沖縄尚学高校、三重県代表に勝利、東恩納投手完封勝利、沖縄予選時から無失点続くとのこと、猛暑酷暑の甲子園では一人の投手頼みではもたないかもね。次戦は長崎代表と。

図書館へ散歩がてら、新聞、週刊誌等読む。 夕方、テレビ観戦:なでしこジャパン・ワールドカップ、対スゥーデン戦、2-1で惜敗。

テレビ:森山良子・歌手55周年スペシャルコンサート(NHKbs) ざわわざわわの名曲「さとうきび畑」のエピソードがよかった。よくコンサートにきてくれた母陽子が良子へ聞きとがめたひと言。「愛だ恋だばかり歌ってちゃんちゃんらおかしい。戦争で亡くなっている人もいるのよ。あなたにはいい歌があるじゃない」 それを受けて、沖縄戦で父を亡くした悲しみをこめた「さとうきび畑」(寺島尚彦・作詞作曲)を再び歌い続けるようになったとのこと。

10数年前、F市民会館でガールフレンドと森山良子コンサートを観たことを思い出した。その頃、夏川りみの「涙そうそう」森山良子作詞・BEGIN作曲)が大ヒットしていた。 良子さん「BEGINとも話しているんだけど、私たち今までなにして来たんでしょうね」と、自分たちが歌いだしたときはヒットしなかったことを、愚痴っておかしかった。

8月12日(土)晴

朝食:酢キャベツ、人参、サラダチキン、アボガド、トマト、牛乳を一皿に盛ってチーン。ゆで卵、バナナ、インスタントコーヒー。その後、痛風抑制クスリ1錠。

資源ごみ供出日。雑紙、雑誌(文芸春秋)を出すべく準備したが、つい忘れて回収車にまにあわず。 昼食後、ベッドで週刊文春を読みつつ昼寝。

図書館へ新聞等読む。3階の書架コーナーで渉猟、佐高信『反戦川柳人 鶴彬の獄死』集英社文庫)をとりだし90分間読書。クーラーが効いて快適。同本借りる。

夕方、公園にてウォーキング40分。お供はウォークマンで落語「寝床」さん喬)大旦那が自慢の義太夫を披露しようと近所出入りのものを招くも、皆さん嫌がって断る、という滑稽噺。

夕食、赤ワイン少し、並行して映画「男はつらいよ 寅次郎夢枕」第10作、1972年12月(BSテレ東録画)、マドンナ八千草薫、ゲスト田中絹代、米倉斉加年。幼馴染の千代(八千草・当時41歳)が夫とわかれ、柴又で美容院をオープン。なんと、マドンナが寅さんにプロポーズ? 身の程知っている寅さん、逃げた! 

◆8月13日(日)曇雨

朝3時、目覚めてしまったのでベッドで読書。きのう図書館で途中まで読んだ『反戦川柳人 鶴彬の獄死』の続き。新書なので、2時間ほどで完読。川柳についてブラックユーモア、滑稽等のイメージしかなかったが、鶴彬の詠む川柳に衝撃をうけた。鶴は戦前、その川柳によって特高の弾圧をうけ29歳の若さで獄中死。

「万歳とあげて行った手を大陸へおいて来た」「手と足をもいだ丸太にしてかへし」反戦川柳のきわめつき。

「玉の井に模範女工のなれの果て」「修身にない孝行で淫売婦」貧乏を撃つ川柳。

午後から図書館へ。月刊「文芸春秋」9月号を90分ほど読み続けていると、寒気がしてきた。 そこでウォーキング45分。帰宅後入浴。

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7月17日(月)海の日 晴 猛暑

朝、寝床で読書 城山三郎『無所属の時間で生きる』新潮文庫。心に迫る随筆集、とは同書の宣伝文句。城山は2007年に他界。「お別れの会」の弔辞について、高杉良が同書の解説で紹介している。佐高信氏は「個人情報保護法案に反対した往時の鬼気迫る城山さんを語った」 渡辺淳一氏は、再婚話を持ち込んだときの「そんなつもりはない。その人、君のお古じゃないの」と城山さん反発。 お色気作家の大家・渡辺氏らしい弔辞なり。

MLB大谷翔平選手、34号ホームラン、対アストロズ戦。  図書館へで新聞、週刊誌等。

7月18日(火)晴 猛暑

郷里から贈られたパインジュースをつくって朝食代わりに頂く。公園へウォーキングへ出向く。午後4時にもかかわらず暑くて、呼吸は苦しく心臓はパクパクだ。

大谷翔平選手の活躍(35号ツーラン)によって、ヤンキースに勝利。 藤井聡太棋士、棋聖戦4連覇でタイトル防衛。対佐々木七段3勝1敗。

7月19日(水)晴

朝、ベッドで読書、吉村昭「ひとり旅」文春文庫。吉村昭の死後編まれたエッセイ集。妻の津村節子が同書の序を記しているが、「物を書く女は最悪の妻と思っていたが、せめてこれが彼にしてやれる最後の私の仕事になった」という。吉村が取材のひとり旅へ向かうとき、銀行へ立ち寄ってATMから10万円を引き出そうとして、ぽとりと10円玉が出てきて泡食ったという、楽しいエピソードもある。

映画「男はつらいよ 純情編」第6作 1971年1月公開、テレ東録画。マドンナ若尾文子、ゲスト森繁久彌。ロケ地:五島列島(福江島) いまから50年以上前の映画。当時37歳の若尾文子すでに美魔女なり。森繁久彌の渋い演技、感嘆!

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◆7月11日(火)晴

猛暑のなか、部屋の改造に取り組む。拙宅は3Kで、エアコンはリビングに1台あるのみ。リビングと寝室は、押し入れの下段にある高さ10cmの空間で結ばれている。そこからエアコンの冷気を送る仕組み。が、それだけではエアコンの効きがイマイチなので、寝室のマットレスをリビングに運んで臨時の寝室へと改造した次第だ。その結果、快眠できた。

◆7月12日(水)晴

猛暑つづく。膝に水がたまり痛むので、YouTubeで解決方法を収集。これまで過去2回、外科医院で水を抜いてもらうと即座に痛みが解消した。しかし、あの水を抜く注射の痛みを思うと他に方法がないだろうかと、思案した次第。膝付近をマッサージするとか、歩き方を工夫すべきとか、方法は玉石混交の感じ。みるみる痛みが解消し、水膨れが解消することはないが、ちょっとずつイイ感じの方法もあって、水抜き注射から逃れる可能性あり。

Y市のO野夫妻よりいただいたメロンを、朝・昼・夕3食のデザートとして食す。なんとも贅沢なことよ。

福岡のいとこT江から電話、「来年2月、黒島中19期生り年会へ参加する予定いれておくさね」と、博多弁での返答。看護師として、まだ頑張っているとのこと。あっぱれですな。

◆7月13日(木)雨曇

従弟のM夫妻からマンゴーとどく。お礼のLINE「お暑うございます。今朝8時過ぎ、郵便小包でマンゴー受け取りました。さっそく、昼食のデザートとして頂きました。一口で超高級品であることがわかり、旨かった! T波大のお嬢さんは、無事回復しましたか。なんとも力になれず申し訳ありません。ぼくに出来ることあれば、どうぞお申し付け願います。Sおり奥様にも感謝します。ありがとうございました」

従弟は郵便局長さん。よって小包到着時間を知らせることは、何らかの役にたつのではと忖度した次第。それならお礼もLINEでなくて、葉書や手紙にするのがよろしいのではと自己矛盾に陥った。

午後から出勤。先日は、エアコン強烈、寒かったので、カーディガンを持参するもさほど寒くなかった。IM女史に訊くと、エアコン1度アップしたとのこと。ぼくの体感感覚もまんざらでないことがわかり、一人悦に入った。

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◆7月5日(水)晴

昨日までの東北の旅3泊4日、長時間の列車で座りぱなっしの所為かお尻に違和感あり、イ〇痔の症状だ。しっかり入浴し、お酒をひかえて静かに暮らそう。

MLB大谷翔平選手、二刀流で出場するも2ホームラン被弾、爪割れの故障で降板、ノーヒット。

ちょっと図書館へ出かけ『石つぶて』清武英利著、返却。警視庁刑事が、外務省役人を「公金横領詐欺」で逮捕する物語。すぐれたノンフィクションとして定評ある本だ。

買い物後、帰宅して入浴、夕食。刺身、納豆、温野菜(ブロッコリー、人参、キャベツ、とまと、ナッツ)冷凍ごはん。缶ビール、赤ワインをグラス1杯。古希の祝いでO野夫妻に頂いたグラス(バカラ推定1万円)で飲む1本300円のワインなり。それにしても、朝起きたときは「お酒を控えよう」と決意したはずのだが・・・・・

◆7月6日(木)晴

洗濯、その後、洗濯槽の掃除、なんのことはない、専用洗剤を放り込むだけ。しかし、ずいぶん時間かかるもんだ。4時間くらい。設定をまちがっているかもしれない。

久しぶりに公園へ。ウォーキングと思ったが、お尻の〇〇で歩きづらい。あきらめて、涼しいところできょう届いた月刊『やいま』を読む。あいかわらず充実した内容だ。フランスのY座画伯のコラムがないのが寂しい。

自宅で、入浴、夕食、赤ワイン1杯。並行して映画「男はつらいよ 望郷編」第5作、1970年8月(BSテレ東録画)を観た。 マドンナ・長山藍子 豆腐屋のひとり娘に惚れた寅さん、油にまみれ地道に生きるべく豆腐屋を継ぎ結婚することを夢見るも、ひとり娘は朴訥な鉄道マンと結婚しやがった。

八重山から訃報、黒島初の獣医師MT氏がお亡くなりになったとのこと。格好いいお姿が印象に残っている先輩だ。ご冥福を祈ります。合掌

◆7月7日(金)晴

きょうは大谷翔平選手試合なし。YouTubeをサーフィン。テーマは多岐にわたり、山本太郎、セルフネグレクト、イ〇痔の治し方、薬は毒なり、いちばん感動したのは卓球の平野美宇選手、なんと中国選手世界3位2位そして決勝では1位の選手を破ってツアー優勝。

午後から出勤。午前のOB会によるジャガイモ収穫には参加できなかったが、ぼくの分まで割り当てあり。自分で植え付けたジャガイモの味はさぞ旨かろう。メンバーへ感謝のLINE「たくさんのジャガイモありがとうございました。日頃の不摂生がたたり、イ〇痔を発症した模様です。ただいまパソコンに向かって、お尻をまともに着座できず、片尻を交互に椅子にのせて作業している有様です。午前の収穫に参加していたら、足手まといになるところでした。尾籠な話しで失礼しました」

帰宅、入浴、夕食しつつ映画『君たちはまだ長いトンネルの中』(YouTubeで公開)を観る。高校生の女子が、アベノミクスや日本経済の低迷を痛烈に批判する痛快な物語。良かった。

2023年7月6日哲日記,,食事

◆7月1日(土)雨

午前、痛風の件でHO整形外科へ。これまでの薬の効きを確認するため血液検査をするとドクター。ぼく「実は昨夜、深酒をしてしまった」と言うと、ドクター「ちょうど良いのでは、肝機能もしらべます」と。さて、1カ月後の結果はいかに。

午後3時、ひとり旅のスタート。東京駅から宇都宮へ。 新幹線は速い。48分で着いた。駅前のビジネスホテルにチェックイン後、街歩き。栃木県庁と宇都宮市役所の中間地点に、那覇にある屋台村そっくりの一画があった。夕方、公務員は呑兵衛が多いので、それ風の人々で賑あっていた。←違っていたらゴメン。ぼくは、そこではトイレだけ借りて、しばらく散歩。

駅前大通りは広々としていて、その通り沿いに「ビールと餃子は文化」との広告。まよわずその食堂に入り、餃子二皿 生ビール、ハイボールを飲食。餃子消費量日本一だけあって、宇都宮餃子は美味かった! その後、コンビニで赤ワイン小瓶とチョコレートを買って、ホテルで二次会。本日の歩数=9,265

🔲7月2日(日)雲雨

翌朝、新幹線で新青森乗り換え、在来線にて弘前へ。ホテルへチェックイン後、弘前城を見学。天守にあがり、城周辺を散策。その後、街歩き。さすが、太宰治をうんだ津軽の地だけあって大型書店ジュンク堂、TUTAYAがあった。ジュンク堂にはいり、本は重いので買う気はないが新刊本を中心にみてまわる。村上春樹コーナーはあったが、太宰治コーナーはなかった。

さて、お楽しみの飲食時間。ホテル紹介の名店は、2か所とも満員ですと断られた。ひとりもんだと、なかなか入れてもらえないかも。やむをえず、近くのちょっと暗めの食堂へ入店。ドアを開けて入ると、シーンとして誰も出てこない。内心、引き返そうかと思ったほど。ようやく出てきた女将さんらしき方、テーブルに案内してもらったが、客はぼくひとり。

さっそく生ビール、小鉢のつまみ3点、白ワイン、日本酒、ポーク焼きと赤ワイン。会計をお願いすると、男性の板前さん、どうも女将の息子らしい。申し訳なさそうにクレジット使えず「現金のみ」とのこと。トイレを借りると、明かりがついてなく、手探りでスイッチを探し押すがつかない。そのうち、スイッチ上の飾り物を「ガチャン」と落としてしまった。女将が飛んできて、スイッチを懸命に押してようやく点灯。

でも、決して不快な気持ちにはならなかった。団体客を入れるほどの広い食堂を親子?二人で守っていること、女将のメニュー説明の滑らかさなど、良かった。でも、お酒の味はいまひとつであった。歩数=14,650

◆7月3日(月)晴

弘前から秋田へ特急でむかう。隣席には、初老の4人連れの男女。「熟女とは何歳からかしら」と、朝から日本酒を飲みながら談笑している。そのうち、熟女さんが「話しかけてもよろしいですか」と僕に訊く。「私55歳になったので、大人の休日フリーパスを使って旅行しているの」 ぼく「へぇー、40歳かと思った」とゴマすると、呵々大笑の熟女であった。

さて、秋田につき酒田向け特急まで時間があったので、駅近くの秋田県立美術館へ行こうと思った。が、ネットで調べると、休館だった。同美術館へは2021年11月にも行ったことがあり、とても充実していたので残念。しかたなく、鈍行で酒田へ向かった。

酒田駅につき、ホテル投宿前に、駅近くの本間美術館と庭園を鑑賞。街歩きをかねて、遠く離れているホテルへ向かう。チェックイン後、受付嬢に教えて頂いた居酒屋へ。こちらも酒田市役所の近く、やはり公務員を当てにしているのかな。土地の料理と地酒を堪能した。 

ホテルへは長く歩いて戻り、入浴。寝るとき、無料配布の山形新聞をひらくと「新・地図のない旅 五木寛之」というコラムがあった。地方の新聞に連載コラムを持つとは、あらためて五木さんの執筆意欲の凄さをかいまみた。歩数=14,456

◆7月4日(火)晴

朝、駅に向かって歩いている途中、最上川の橋の上で携帯へ電話着信。INさんより飲み会日程の回答。そこで駅前の図書館にて、他のメンバーへ連絡をとった。図書館ではWi-Fiを使えるのでね。

途中、写真家・土門拳ゆかりの地、という標識があった。酒田の名誉市民で全作品を土門拳記念館に収蔵との説明文も。駅について、その記念館の位置を確かめると、なんと泊まったホテルの近くであることが分かった。特急の出発時間も迫っていて見学するのを諦めたが、なんともちぐはぐのことであろうか。

酒田ー新潟経由で東京にもどり、特急あずさで立川を経て、拙宅に無事帰還を祝していつものA居酒屋で一杯。ほぼ東北を1周する鉄道の旅。新幹線・特急指定等6回活用して、全交通費15,270円也(大人の休日フリーパス) 歩数6,655

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◆6月18日(日)晴

 朝4時起床、羽田空港から岡山空港へJAL便で向かう。フライト1時間10分の空の旅。到着後、迎えのバスにて倉敷・大原美術館を鑑賞。1930年、大原孫三郎によって設立されたもので、モネ「睡蓮」、ピカソ「鳥籠」等、「その展示品は超一流画家の代表作揃い。そのすばらしさに圧倒され、なぜもっと早く訪ねなかったのか、と悔やまれた」(城山三郎)。まったく同意。

倉敷の街を散策しつつ、昼食はB級グルメのホルモンうどん。まぁ、うまかった。その後、バスにて鳥取県の大山温泉にあるホテルに投宿。温泉とバイキング料理に舌鼓をうつ。お酒は、生ビール、赤ワイン、地酒。旅行支援クーポン2千円分が支給されたので、ホテルの売店で消費3千円。

◆6月19日(月)晴

翌朝、フロントで精算すると売店の1,000円追加のみだという。なんと昨夜のお酒代が含まれていない。それを指摘すると、「お客様が伝票を持ってこられないのでわかりません」という。ちょっと不快に思ったが、部屋にもどり、伝票をゴミ箱から探して提示し、ようやくチェックアウトできた。

バスにて島根県安来「足立美術館」へ。ここの売りは「庭園日本一」だ。美術館の窓枠から見えるみごとな庭園は「一幅の絵画」だ。実にすばらしい。もちろん、横山大観はじめ日本画の数々にも瞠目した。大原・足立両美術館の名画のシャワーを浴びた思いなり。

昼食は、由志園(日本庭園の食事処にて紅ズワイガニ会席)、その後出雲大社へ。10年ぶりの再訪だ。お賽銭を150円(2か所)を投入しつつ、昨年末の忘年会のことを思い出した。ジャーナリスト黒田清のお弟子さんが「初詣でお賽銭など入れません」ときっぱり発言。「徹底しているんだ」と感じ入った次第。

バスで広島へ。日本海から瀬戸内海へ。途中、標高600mを越える標識があり、沖縄県最高峰おもと岳を上回る峠をバスで走ってるんだ、と思った。宿泊は、グランドプリンスホテル広島、ご存じG7サミットが開催されたところ。温泉は有料2,100円というので2回も入浴した。

◆6月20日(火)晴

ホテルを出て、宮島口から船にのり宮島(厳島神社)へ。ここは20年ぶりの再訪だ。インバウンドの人々多し。昼食は、土産物店の2階でカキフライ等。小憩後、広島空港へ向かう。

JAL便にて東京へ。着陸のとき、びっくりした。なんと、新宿の高層ビルあたりまで飛行機が脚を延ばしたのち、機首を羽田へ向けて降下をしていくではないか。眼下には、東京の密集した家・ビル群等。無事着陸して安堵。

それから2時間かけて帰宅。疲れた。いつものA居酒屋で一杯。 シャワーして就寝。

◆6月21日(水)晴曇

朝、ベッドで読書。 洗濯。 録りためたテレビ。ETV特集「ミッドウェー海戦 3418人の命を悼む 第二部残された者たちの戦後」を観る。アメリカの戦後は、第二次大戦後も朝鮮戦争、ベトナム、イラク、アフガンと遺族をうみだし続けてきた。アメリカにわたり、ミッドウェー海戦の遺族を訪ねる澤地久枝の仕事の重さを感じる。

MLB大谷翔平選手、ドジャース・カーショー投手におさえられ、25号ホームランならず無安打におわる。 旅行中、大谷選手がホームランを打った夢をみた。そして、小用のため起きたときテレビをつけると、生中継でエンゼルスーロイヤルズ戦をやっている。しばらく見ているとなんと大谷が24号ホームラン! 19日未明「正夢」を体験したのである。ホント。

久しぶりの図書館。 買い物。 入浴。 お酒無しの食事。就寝。

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午前、HO整形外科医院へ、痛風の件で受診。この1カ月間、痛風の原因である尿酸をさげる薬を飲んだ結果について、説明した。ぼくの説明「2週間前にいちど発作がおきた。痛み止めを飲むと2日で収まった」 医師は「痛風薬をのむとまま発症することがある。痛み止めで対応し、痛風薬は飲み続けてよい。向こう1月分の薬を出すので、その時再検査をし、その後の薬の量、副作用等の判断をしたい」との仰せ。

午後、池波正太郎のエッセイを読むと、健康法として毎日1時間散歩するとのこと。ぼくも真似して1時間ほど歩くと、1万歩を超えていた。午前の病院帰りに公園で散歩したのと合算したうえでのことだが、、、、

きょうは大谷翔平選手、13号ホームランを放ったので、久しぶりにイタリアンで夕食とワイン5杯。足りないので、安売りスーパでワンカップ大関を求め自宅で飲ませて頂きました。 おやすみなさい。

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◆5月29日(月)曇雨

午後から図書館へ。週刊文春で、翔太郎総理秘書官と親族の忘年会を扱った記事を読んだ。総理公邸での悪ハシャギぶりを伝えるものだが、モノクロ写真で小さく、やはりテレビやネットでの派手なカラー写真とではインパクトが違うようだ。アメリカの大統領首席補佐官に相当するはずの翔太郎秘書官、その任にあらず! しかも、不祥事のせいで更迭のはずだが、ちゃっかり辞職日を3日後の6月1日とし、ボーナスを満額もらおうとするセコさもずるい!

AERA誌の書評欄では、森永卓郎さんが経済小説の大家として城山三郎、高杉良、清水一行をあげ、その清水と日本経済の80年をノンフィクションとしてまとめた『兜町(しま)の男』黒木亮著を紹介。 がぜん、清水一行に興味がわいて、図書館の書架で彼の著書をさがすも見当たらなかった。

自宅で夕食。禁酒。入浴。就寝。

◆5月30日(火)曇晴

久しぶりに立川へ出て映画を観た。午前10時の映画祭と称してむかしの名画を映す企画。「マルサの女」伊丹十三監督、宮本信子、山崎努他。1988年の日本アカデミー作品賞はじめ主要部門を独占。伊丹十三が名監督であることを再確認。石垣島の1歳上の大地康雄さんの渋い演技にも拍手。

いつものようにジュンク堂書店に立ち寄る。きのう図書館にもなかった、清水一行の本をさがすも文庫本ふくめ見当たらず。城山三郎をしのぐ著書数というが、ほぼ絶版となったのか。森永卓郎の書評『兜町(しま)の男』が新刊としてあったので購入(2,200円)

帰りに、陳建一麻婆豆腐店で遅めの昼食、久しぶりの辛さに満足(1,250円) 帰宅。入浴、飯を炊いて軽めの夕食。禁酒。

テレビ「映像の世紀バタフライエフェクト ベトナム戦争 マクナマラの誤謬」 世界最強のアメリカを敗北に導いた天才の物語。この種の輩が、今なおこの世界に存する不幸!