テレビ,哲日記,映画鑑賞,読書,食事

◆5月29日(月)曇雨

午後から図書館へ。週刊文春で、翔太郎総理秘書官と親族の忘年会を扱った記事を読んだ。総理公邸での悪ハシャギぶりを伝えるものだが、モノクロ写真で小さく、やはりテレビやネットでの派手なカラー写真とではインパクトが違うようだ。アメリカの大統領首席補佐官に相当するはずの翔太郎秘書官、その任にあらず! しかも、不祥事のせいで更迭のはずだが、ちゃっかり辞職日を3日後の6月1日とし、ボーナスを満額もらおうとするセコさもずるい!

AERA誌の書評欄では、森永卓郎さんが経済小説の大家として城山三郎、高杉良、清水一行をあげ、その清水と日本経済の80年をノンフィクションとしてまとめた『兜町(しま)の男』黒木亮著を紹介。 がぜん、清水一行に興味がわいて、図書館の書架で彼の著書をさがすも見当たらなかった。

自宅で夕食。禁酒。入浴。就寝。

◆5月30日(火)曇晴

久しぶりに立川へ出て映画を観た。午前10時の映画祭と称してむかしの名画を映す企画。「マルサの女」伊丹十三監督、宮本信子、山崎努他。1988年の日本アカデミー作品賞はじめ主要部門を独占。伊丹十三が名監督であることを再確認。石垣島の1歳上の大地康雄さんの渋い演技にも拍手。

いつものようにジュンク堂書店に立ち寄る。きのう図書館にもなかった、清水一行の本をさがすも文庫本ふくめ見当たらず。城山三郎をしのぐ著書数というが、ほぼ絶版となったのか。森永卓郎の書評『兜町(しま)の男』が新刊としてあったので購入(2,200円)

帰りに、陳建一麻婆豆腐店で遅めの昼食、久しぶりの辛さに満足(1,250円) 帰宅。入浴、飯を炊いて軽めの夕食。禁酒。

テレビ「映像の世紀バタフライエフェクト ベトナム戦争 マクナマラの誤謬」 世界最強のアメリカを敗北に導いた天才の物語。この種の輩が、今なおこの世界に存する不幸!

テレビ,哲日記,大谷翔平,断酒,読書

午前、録りためておいたテレビ番組を観る。「報道特集」TBS、メキシコの記者、多数殺害される。それに加担するかのような大統領の言動//「がんと共生 居場所を求めて」NHKEテレ、入院を断り、がんと共生する84歳のお年寄り//「ブラタモリ 屋久杉を知れば屋久島が分かる」NHK、いちど屋久島飛行場のみに着陸し、福岡向け飛び立つツアーをしたことを思い出した//「サンデーモーニング」TBS、山極元京大総長、初登場、まっとうなコメントに好感。

午後から図書館へ。週刊新潮のコラム「アスリート列伝・覚醒の時 小林信也」で石垣島出身のプロの自転車選手・新城幸也が取り上げられていた。ツールドフランス等の出場歴等、実績を高く評価。郷里のアスリートの活躍はうれしいものだ。 同誌の「生き抜くヒント・五木寛之」も楽しみのコラムだ。「高齢者を子ども扱いするな」とお叱り。ごもっともだ。 図書館が1週間休館となるので、池波正太郎のエッセー2冊を借りる。

大谷翔平選手、きょうは6勝目をかけての登板日、いつものNHKBSライブ中継なし、録画放送を観た。10個の三振奪う好投実らず、リリーフ陣打たれ勝ち星つかず。 藤井聡太棋士、叡王戦の第四局、2度の千日手引き分けはさみ、勝利をおさめ叡王戦3連覇。

自宅で夕食。禁酒。 入浴。 就寝。

哲日記,大谷翔平,断酒,読書,黒島

大谷翔平二刀流、ピッチャーとして6回1失点、バッター1安打。勝利に貢献するも、自分の勝ちは持ち越し。

S歯科院にて初受診。丁寧、親切、十分な説明等、言うことなし。この歯科医は、酒飲み先輩のKSさんや、昨夜の居酒屋の女将さんからも太鼓判を押されるほど、なるほどと思った。ようやく巡り合った歯科医である。

散歩がてら図書館へ。新聞、週刊誌を読む。『サンデー毎日』高橋源一郎さんの連載、いつも読ませてくれますね。

自宅にて、将棋名人戦、藤井聡太6冠の詰めの瞬間をAbemaで見るつもりだったが、図書館でいるうちに決着した。双方の持ち時間からして9時頃の終局かと思いきやさにあらず、ネットでは藤井の「瞬殺」という喝采の声。

自宅にて入浴、三日ぶりの禁酒・夕食。

T間会長から電話。ふるさと会の今後について、俺も80歳だよ、これからどうするんだ、本音を聞かせてくれとの内容。

哲日記,断酒,映画鑑賞,読書,食事

午後出勤。帰路、図書館へ。新聞、週刊誌等。週刊新潮の五木寛之コラムでは、チャットGPTをとりあげ、未来を画するものになるのではないか、と、新しいテクノロジーにも興味津々の、若々しい90歳の五木さんによる見通しである。

夕食は自宅で自炊。図書館で読んだ某週刊誌では、長寿の秘訣として「自炊」を勧めていたのだ。その理由は、外食に比べ塩分少なめということである。「週刊朝日」では、80代の帯津良一医師が自分のカバンの中身を公開、痛風の薬が常備薬として入っていた。このドクターも、大酒飲みを自任している。←それがどうした!

映画「セントラル・ステーション」1998年ブラジル(NHKbs録画)、ベルリン国際映画賞で金熊賞(最優秀作品)銀熊賞(最優秀女優・モンテネグロ)等。 中央駅で、元教師の代書屋を営む中年女性と、交通事故で急死の母親を失って独りぼっちになった、9歳の男の子との交流をえがく。行方不明の父親を捜す旅のロードムービー。

入浴・就寝。

哲日記,読書

1972年5月15日の沖縄返還から51周年を迎えた。ぼくが上京したのは1971年春なので、さしずめ日本上陸52周年となるのか。人生の大半を、東京およびその周辺でくらしてきたが、まぁ誇るべき人生ではなかった。でも、残された少なくない時間を卑下していてもつまらない。前を向いて少しでも楽しく有意義に、お酒は控えめ(笑)に過ごしていこう。

午後出勤。 電車遅れ、人身事故の影響なり。電車に飛び込む恐怖より、それを凌ぐほどのこの世で生きていけない不安、経済状況、人間関係、仕事の悩み等、あるのだろうか。人間生きているだけですばらしい!のである。

テレビ「鶴瓶の家族に乾杯」ゲスト木村佳乃さん。この番組はお気に入りのひとつ。 ぼくより1歳年上の鶴瓶師匠。~なんで統一教会と関係した政治家は辞めへんで、芸人がそれに関係すると干される、そりゃおかしいだろ(怒)~と、鶴瓶さんが吠えていたのを聞いて、ますます好きになったね。

映画「帰らざる河」1954年アメリカ、西部劇。NHKbs録画。マリリン・モンロー、ロバート・ミッチャム。筏による激流下りは迫力満点だ。プラス、マリリン・モンローのお色気、ロッキーの雄大な風景と楽しい映画です。モンローの演技力もたいしたもんだ。

自宅で夕食、入浴、就寝。あすの大谷翔平選手、投手兼3番バッターを楽しみに。

哲日記,読書,食事

朝8時、拙宅を出て親せきの告別式へ。電車のなかで読書『沖縄。人、海、多面体のストーリー』(集英社文庫)。同書に収められている花村萬月著「金城米子さん」というタイトルのノンフィクション?を読む。那覇のユタの体験記。なんと驚くなかれ、26ページにわたって読点「、」のみの文が延々と続き、そして最終行に句点「。」を見たときには思わずホッとした。ひとつの文章としてはギネス記録ではなかろうか。読点のみでも違和感なく読めたのは、プロの業なのか。 

10時、川崎駅着、駅前のバス停から「かわさき南部斎苑」へ約30分で着く。市営の斎場はとても立派。ぼくの叔母がご主人を亡くして喪主を務める。参列者9名のこじんまりとした葬儀である。告別式と初七日を執り行う一日葬。僧侶による読経、参列者の焼香、火葬、精進落としの昼食。骨拾い、とスムーズに進み散会。合掌。

ところで弔電でトラブルだ。前日着で喪主宛て送ったところ、NTT電報係から電話あり配達できないとのこと。告別式はいつ?故人の名前は?と、故人と同じ姓にもかかわらず弔電を受け取ってもらえないのか? もう一度配達してみますと電話をおえた。 そして当日、弔電らしきは見当たらず、葬祭業者に訊くと「後ほど喪主宅へ届けます」の一点張りだ。なんともいやはや、不信つのるばかりだ。川崎市役所よ、しっかりしろ!

つきあいの薄い無名のぼくでも、ことしは3回の告別式に参列し、プラス2件は弔電と香典届け、延べ5件の不幸と付き合うこととなった。これから先、思いやられるようだ。

テレビ,哲日記,断酒,読書

朝、ベッドで読書。 午前、テレビ、MLB中継など。その後、散髪へ向かうも混んでいたので図書館へ。

自宅へ戻り、パスタをゆでて昼食。 昼寝。

午後、散髪。 その後、散歩。

きょうは71歳のぼくの誕生日。A居酒屋にて食事。連続禁酒26日を破って生ビール、泡盛の美味かったことよ。こりゃ完全断酒はむつかしいかもよ。

深酒はよして、早々に帰宅。この日記は、10日朝記しているが、昨夜は熟睡できました。お酒の効用は否定しがたい。

テレビ,哲日記,映画鑑賞,読書

朝、寝床で読書「天路の旅人」(沢木耕太郎) 戦時中、僧侶に扮装して中国の奥深く密偵の旅。臨場感豊かな沢木の描写にともに旅をしている気分となる。

テレビ:もう一度見たい!世界のドキュメンタリー「▽ハンス・ジマー 映画音楽の革命児」2022年イギリス。これまで映画を楽しむと同時に映画音楽にも親しんできたつもり。が、作曲者の名前までは思いも及ばなかった。このドキュメンタリーをみて、「天才」作曲家が映画音楽の世界にいることを知った。

散歩をかねて図書館へ。 

夕食の買い物。自宅にて、豚の細切れ、玉ねぎ、ピーマン、エノキダケ、人参、もやし等の肉野菜炒めをつくり、納豆、ご飯、ノンアルコールビール、愛媛ゴールド(みかん)にヨーグルト。

映画:「英国王のスピーチ」2010年イギリス・オーストラリア(NHKBS録画)。きょうはイギリスではチャールズ国王の戴冠式。テレビではそれ一色のようだが、天邪鬼のぼくはかつて録画してあったこの映画を鑑賞。先に亡くなったエリザベス女王の父君のこと。吃音障害を克服して、第二次大戦の開戦に際してラジオで国民を勇気づける演説をするまでを描くもの。米アカデミー賞の作品、監督、主演男優賞を受賞した。

入浴、就寝。

テレビ,哲日記,大谷翔平,読書,食事

★5月3日(水)憲法記念日:晴

江東区のSさん宅へ病気見舞いへ。片道90分、届いたばかりの月刊『やいま』を読みながら行く。特集・石西礁湖の湖畔にて、流杉一行氏のサンゴに関する知見の豊富さに圧倒。 Sさんの病状、食欲不振が続くようで気がかりだ。

都内往復はさすがにくたびれた。自宅で入浴、夕食、さすがに10時に寝た。

テレビ:BS1スペシャル「改善か 信仰か~激動チベット3年の記録~」ちょうど『天路の旅人』を読んでいる最中なので、それと重なりよかった。鳥葬が映し出されびっくりした。//「もう一度見たい!世界のドキュメンタリー▽アウシュビッツに潜入した男」2022年フランス。NHKBSで立て続けに世界のドキュメンタリーを放映するようだ。ポーランドの男が勇敢にもアウシュビッツに潜入し、その惨状を世界へ発信した実話 

★5月4日㈭みどりの日:晴

大谷翔平選手 投手・3番バッター二刀流。対カージナル戦、WBC戦友のヌートバーを3三振するなど三振13個、3安打の猛打賞と奮闘するも5勝目ならず。

テレビ「もう一度見たい!世界のドキュメンタリー△ヒトラーVS.スターリン」2021年フランス。20世紀を代表する独裁者の両巨頭、お互い化かし合いの末、数千万におよび人々が犠牲・虐殺された//「もう一度見たい!世界のドキュメンタリー▽執事の学校~超一流のサービスを~」2021年フランス。お金持ち、一流ホテルのサービスと無縁のぼくには、まぁいいかとの思いで、途中で観るのをやめた。

午後出勤。帰路図書館へ。朝日新聞に小泉今日子さん(57歳)のインタビュー記事があった。彼女の意見にびっくりした。曰く、かつて検察幹部を検事総長にせんがために定年延長をはかる、という安倍政権の画策を批判。曰く、入管法改正案に反対。そして赤旗のインタヴュ―に応じたとき、共産党だ!キョンキョンをもじって共ン・共ンと攻撃されても、「私は右でも左でもないわ」とどこ吹く風。素晴らしい。見習いたいものだ。

帰宅。スーパーで購入した海鮮丼(30%引き)、枝豆、ノンアルコールビールで夕食。入浴。寝る。

哲日記,映画鑑賞,読書,食事

朝、ベッドで読書。「青べか物語」(山本周五郎)読了。昭和のはじめ、自分が暮らした浦安でのさまざまな人間模様を描く。小説の体をとっているが「こんなことまで書いて大丈夫かなぁ」と、心配になるほどおもしろいエピソード満載だ。

映画「きっと、うまくいく」インド映画。コメディ映画であるが、良い大学で良い成績をあげ一流企業に就職することにしゃかりきになる、親の期待に添えるよう頑張る、ことが果たして幸せですか、というメッセージを込めたもの。3時間の長さを感じさせない歌あり、ダンスあり、ドタバタあり、実に面白い映画だ。

車を久しぶりに転がす。30分程度運転し、その後、公園で散歩。近くのマツモトキヨシで買い物。d払いで3,000円の支払い、600円のdポイントが付いた。誕生月の長期利用特典だそうだ。これも一長一短あり。つい余計な買い物しすぎ。ポイントの期限切れもあって強迫観念に襲われることもある。いっそ、すべてのカードの呪縛から解放されたい気分となる。

今日も、自宅で夕食。行きつけの居酒屋の女将から電話あり。「元気ですか、体調いかがでしょうか」と。「そのうち行きますよ」と、つっけんどんの応対。反省。 入浴、就寝。