哲日記,大谷翔平,断酒,読書,黒島

大谷翔平二刀流、ピッチャーとして6回1失点、バッター1安打。勝利に貢献するも、自分の勝ちは持ち越し。

S歯科院にて初受診。丁寧、親切、十分な説明等、言うことなし。この歯科医は、酒飲み先輩のKSさんや、昨夜の居酒屋の女将さんからも太鼓判を押されるほど、なるほどと思った。ようやく巡り合った歯科医である。

散歩がてら図書館へ。新聞、週刊誌を読む。『サンデー毎日』高橋源一郎さんの連載、いつも読ませてくれますね。

自宅にて、将棋名人戦、藤井聡太6冠の詰めの瞬間をAbemaで見るつもりだったが、図書館でいるうちに決着した。双方の持ち時間からして9時頃の終局かと思いきやさにあらず、ネットでは藤井の「瞬殺」という喝采の声。

自宅にて入浴、三日ぶりの禁酒・夕食。

T間会長から電話。ふるさと会の今後について、俺も80歳だよ、これからどうするんだ、本音を聞かせてくれとの内容。

2023年5月23日哲日記,,黒島

朝、ベッドで読書。「天路の旅人」読了。久しぶりに読み応えのある本に出会った。沢木耕太郎さん、読ませてくれますね。西川一三という若者が、戦時中に蒙古の巡礼僧侶に扮し密偵(スパイ)として、中国の奥深くからチベット、ヒマラヤ越えてインドまでの8年間におよぶ苦闘の旅の記録だ。地を這うような旅の日々は、西川、帰国後の人生に影響を及ぼし、1年で元旦以外は364日、休日なしで働いたという。恐るべし。享年89歳。

午後、青梅特産のタオル製作直売店へ。友人宅へのお土産を求める。帰途、青梅市美術館へ。入館料200円のところ65歳以上は無料ということでうれしい(酒代には惜しみなく浪費するのにね)。展示数はさほど多くなかったが目の保養になったようだ。大屏風展の数々、河合玉堂の水墨画お見事。

きょうはほんとに暑かったので、美術館のエアコンは快適だ。ソファーでひと休みし、近くの写真集をめくる。篠山紀信の『女優』は、まばゆいばかりのわが国の女優の美しさに感嘆。東松照明の『沖縄』の各島々の風景もよかった。東松は同書の前書きで、自分は沖縄病に罹った、それも重度の沖縄病患者である、と記してあった。でも、島々のなかにわが黒島が無かったので、真の沖縄病とはいえまい(黒島病のジコチューか)

帰宅後、入浴、夕食、就寝。

メール,哲日記,映画鑑賞,落語,黒島

朝、ベッドで読書。

映画「ベニスに死す」1971年イタリア。NHKbs録画。スポンサーがアメリカ資本ゆえ、セリフは伊語でなく英語。老作曲家の爺さんがベニスに避暑に来て、可愛い男の子に恋慕の炎を燃やし、思いを伝えぬまま浜辺のデッキチェアで死ぬ物語。ベニスの夕日があまりにも美しい。映像美と音楽が良かった。まぁ、よくわからん映画だ。

午後、小雨のなか散歩がてら図書館へ。新聞各紙。あす15日は沖縄返還51年。関連報道少なめか。それらを読むぼくの気力も薄めなり、反省。

池間島ご出身のKT先生より、ご自分の新聞投稿記事をメールでいただく。その返信=定期船「池間丸」奇跡の生還劇、拝読させていただきました。ヘミングウェイあるいは吉村昭の小説を読むがごとく(たいして読んでなく気恥ずかしいのですが)、臨場感豊かな描写におもわず引き込まれました。池間丸が浜に乗り上げた海域は、先日の自衛隊機ヘリ墜落事故の救助難航のような、いったん海が荒れると大変な難所となるんですね。文中「ツムーッシチャヒィ(心ひとつ)」とありましたが、わが黒島にもキムピシチィ(心ひとつ)という言葉があり、嬉しく思いました=

将棋名人戦。藤井聡太6冠、渡辺名人に敗れ2勝1敗。

落語「残しておきたい昭和の演芸」春風亭柳昇。YouTubeでみる。ひょうひょうとして医師、患者いじり。

夕食。入浴。就寝。

テレビ,哲日記,落語,黒島

長い間、危篤状態にあったT子叔母の主人、今朝未明亡くなったとの訃報とどく。関東黒島郷友会へ2,3回参加いただいたこともあり、信州生まれのお酒好きな紳士であった。享年78歳。告別式は12日K市の斎場にて。

八重山のF叔母より「T子のところ電話するが留守のようで、あんたから伝えてください」と電話。その趣旨をメッセージとして送る。「ご主人のご冥福を遠く八重山より祈っております。長い間の看病お疲れ様でした。これからは、自分のために有意義な人生をすごしてください。息子さんともども、御身大切にご自愛くださいね。追って、香典を郵便為替でおくりますのでご霊前にお供えください。八重山にも、ぜひお出かけください」

買い物がてら図書館へ。新聞各紙読む。

落語「ぬけ雀」古今亭志ん朝。YouTubeで視聴。画像は悪いが、志ん朝の声の良さで満足。

テレビ「映像の世紀・バタフライエフェクト:ロックが壊した冷戦の壁」(NHKbs)。再放送なので前回も観たが、再び感動した。アメリカ、東ドイツ、イギリスの3名のロックシンガーが、東西冷戦の壁を壊すことに影響を及ぼしたことを映像でつづる。ドイツのメルケルが首相引退式で選んだ曲も、この東ドイツで流行ったものだという。NHK「映像の世紀」シリーズは良い番組と思う。2022年、菊池寛賞を受賞。

哲日記,黒島

親せきのT子叔母より電話「主人が危篤状態、医師の勧めもあって葬祭場を予約したので、八重山の親せき、こちらの知り合いへの連絡を頼む」との趣旨。了解と返答。

先日亡くなられたわが郷友会の重鎮MKさん。葬儀の際、生花名札を誤った件について下記のメールを送ったところ、喪主のご子息から、ありがたくお受けします、との返事を受け取り安堵した次第。

【メール】~~MTさま ご尊父の葬儀お疲れさまです。あらためてお悔やみ申しあげます。さて、生花の件ですが、「関東黒島郷友会」とするところ私の名前が記されており、斎場で見てびっくりした次第です。こちらが発注した葬儀社に確認したところ「備考欄にあった私の名前を誤って名札としました。あってはならないミスをしました。たいへん申し訳ありません」と謝罪がありました。そして、喪主の方へ、関東黒島郷友会の名札を付した生花をお届けさせていただきます、ということです。つきましては、お届け先を、会社宛てもしくはご自宅宛て、いずれにしましょうか。「どこの馬の骨かわからない氏名」が祭壇にならぶ結果となり、天国のMKさんも「馬鹿めが」と怒っていることでしょう。お詫びします。ご多忙のなか、かかる雑用でお手間をとらせてすみません。どうぞよろしくお願いします。~~

八重山から上京して52年の間、絶えることなく郷友会活動に参加してきたつもり。喜びも悲しみもいろいろありました。ときには想定外の裁判に巻き込まれたりと。それにつけても、その間、ずーと世話役、下っ端の役割であった。振り返ると後輩の参加者がいつのまにか、消えていた。まぁ、時代のなせることと自ら納得させ、これからは義理を欠いて、自分の好きなように古里と係わりあって行ければと思う今日このごろである。

哲日記,大谷翔平,映画鑑賞,黒島

午前5時、MLB対ロイヤルズ戦、大谷翔平選手、第5号ホームラン。録画しておいたものを早回しで大谷の打席を主に観る。エンゼルス勝利。

応援していたOM市議選のKHさん当選。「3期連続当選おめでとうございます。こんごのますますのご活躍を祈ります。黒島のお嫁さん・MAさんの友人である奥さまへも祝意を表します。」とメール送る。

午後出勤。

映画「白い恐怖」1945年アメリカ。イングリット・バーグマン、グレゴリー・ペック、監督ヒッチコック。サスペンス映画。精神分析、記憶喪失等、こむずかしいセリフもあるが、それにつけてもイングリット・バーグマンの美しいこと。

テレビ:プロフェッショナル選「縁の下の幸福論~校正者・大西寿男~」(NHK録画) 偶然にも、きのうは図書館で校正に関する雑誌記事を読み、きょうはテレビで校正者の番組を観た。校正の世界で唯一無二と言われる大西さん。校正者は「縁の下の力持ち」ではなく「縁の下の力なし」という。そのことを自負し、れんびんのことという。ちょっとわかりづらいです。むしろ、そのことを校正してほしい。

テレビ,哲日記,大谷翔平,断酒,黒島

今日は大谷翔平選手、投手として活躍。7回11三振無失点、お見事3勝目。対ロイヤルズ戦。

テレビ「アナザーストーリーズ・運命の分岐点 愛を生き切った人~瀬戸内寂聴の99年~」 4歳の娘を捨て若い男と駆け落ち、その後も妻子ある男性作家と不倫を重ねた末、出家得度、自らの人生を赤裸々に描いた多くの小説。若いころは子宮作家と揶揄されるもめげずに頑張り、多くの読者に支持された。 寂聴はその後娘とも再会し、良好な関係を人生を閉じるまで続けた。良かった、そして羨ましい!

「ブラタモリ 下北沢~なぜ若者はシモキタで夢を見る~」 このシリーズは好んでよく観る。20代、下北沢に黒島の同級生が住んでいて、近くの沖縄料理屋でよく飲んだ。ぼくは、同じ小田急線先の喜多見の学生寮でくすぶっていて、学生をいいことに彼におごってもらったね。街にはちあきなおみの「喝采」が流れていた。

哲日記,黒島

午後出勤。実は、昨夜のMKさん通夜の祭壇をみてびっくり。生花の名札に「関東黒島郷友会」と記すところ、ぼくの名前が派手に大書されていたのである。そんなアホな、と絶句。 生花を組合共済サービスをつかって割引料金で注文したところ、どこで誤ったのであろうか。組合事務所に問い合わせると、ちゃんとわが郷友会名義でと、申請用紙に明記されている。そこで、昨日撮影した写真を添付して葬儀社に原因究明をお願いした。

すると、葬儀社の役員から回答があり、備考欄のぼくの名前を斎場へ誤って伝えてしまい、それが生花の名札となってしまったとのこと。葬儀社としてあってはならないミスであり、あらためて関東黒島郷友会名義の生花をご遺族へお届けさせていただきます。もちろん生花代は要りませんとのこと。 ぼくからは、ご遺族の意向を確かめて返答する旨伝え、誠意ある対応に安堵した次第。

沖縄のAK叔父より電話。川崎の姉の旦那が危篤状態という。万一の時は葬式の手配等頼む、その時は沖縄から出向くが、本土あたりで喪服等はどうなっている?沖縄風かりゆしウェアはどうか、とのご下問。 昨日の通夜の参列者の服装を知らせるも、「葬儀の手配」こりゃ、たいへんだ。それにつけても、近頃なにゆえ不幸続きであろうか。

哲日記,大谷翔平,食事,黒島

夏を思わせる暑い日。 午前8時 大谷翔平選手、対ヤンキース戦、無安打におわり敗北。毎日はホームランを打てません。が、大谷が打った大飛球、完全にフェンス越えたにもかかわらず、身長2mのジャッジに捕られた。13時30分、F市議選の街頭演説会、応援聴衆のひとりとして参加。 

その後、電車を乗り継いで武蔵野線のMU駅へ。わが郷友MKさんのお通夜へ参列させていただく。取引先の社長の方々の弔辞のあと、関東黒島郷友会長の弔電も読み上げていただいた。

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関東黒島郷友会の重鎮・MKさんのご逝去の報に接し、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、ご冥福を祈ります。

わが郷友会員は、黒島が生んだ素晴らしい起業家であり、現代の名工ともいうべきMKさんを失った悲しみにくれています。そして、彼が郷友会発足時から、計り知れない多大な貢献を尽くしてこられたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

あまりの早世は寂しい限りです。どうぞ安らかにお眠りください。    関東黒島郷友会会長 

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 1時間の通夜の儀をおえて、別室に設けられた精進落としの会場へ案内される。コロナ禍があけたせいか?ご遺族心づくしの寿司、てんぷら、オードブル、そしてお酒とビール等のご馳走がテーブルに並ぶ。いつも変わり映えしない自炊の飯ばかりなので、ご馳走をぱくつく。隣に座った同じ年のKさんは、目前のお寿司を食べつつぼくを肘でつつき、隣のてんぷらを取るように命令する。さすが黒島女のたくましさよ。痛風の身にはアルコールをやめてウーロン茶で我慢したことが、せめての救いか。

帰宅後、納豆とノンアルコールワイン(缶)。シャワー、就寝。

 

哲日記,大谷翔平,落語,黒島

8時、大谷翔平選手、エンゼルスVSヤンキース、大谷、初回4号ツーラン、初盗塁と活躍し勝利に貢献。無安打のジャッジとのライバル対決にも勝つ。

統一地方選挙。OM市議選に立候補しているKH候補の陣中見舞いへ車で出かける。選挙事務所で留守をしていた年配の男性、自分の妻は竹富島の人だとおっしゃる。すると、候補者の奥さん、自分の大学時代の友人が黒島嫁になっている、とのたまうのではないか。東京の奥座敷である田舎の街で、八重山にかかわりのある人々に出会う偶然さ、面白いね。

落語「黄金餅」古今亭志ん朝 動画YouTubeで観る。志ん朝の名人芸を無料で観てよいだろうか。堪能。

夜遅く、T間会長よりメール入る。どうも携帯電話が故障して機種変更となり、連絡がつかなくなったとのこと。生花、弔電よろしく頼むとのことで、急いで弔電を作成して斎場宛て送る手配をする。