テレビ,哲日記,大谷翔平,断酒,映画鑑賞,読書

朝、ベッドで読書:佐野眞一『新忘れられた日本人』2009年毎日新聞社) 宮本常一の名著『忘れられた日本人』に感銘をうけた佐野が無名、有名を問わず現在の(忘れられた日本人)のエピソードを綴る。

足の痛みずいぶんやわらぐ。 午前8時からの大谷翔平選手、ドジャーズ入団会見をテレビで見る。バッターとして順調に仕上がっているようで来春の開幕が楽しみだ。

映画「天井桟敷の人々」1945年フランス(NHKBS録画) モノクロ映画、190分の長編。ひとりの美女をめぐって、パントマイム役者、舞台俳優、伯爵等の男たちの愛憎劇。「その規模の雄大、精神の雄渾、この作品に比肩すべき映画はない」と評するのは双葉十三郎。洋画8,900本のうち最高点☆☆☆☆★★をつけたのは15本、本作もそのひとつ(『外国映画ぼくの500本』文春新書2003年より)。ぼくの感想、まぁ面白い映画であったが、最高点をつけるほどかな?

夕方、足の痛み少しあるが散歩、その後図書館へ。

哲日記,断酒,映画鑑賞

咳き込みは小康状態、足の痛みつづく。

携帯のMydocomoアプリが不調、いくらアタックしても直らない、仕方なく遠隔サポートを利用する。

夕方、図書館へ。朝日新聞・天声人語では、女性自衛官が、自衛官男3名からセクハラわいせつ行為を受けた裁判を紹介。この女性自衛官は実名と顔をオープンにして世間に訴え、カネもなくて弁護士依頼もできず、YouTubeで裁判書類の書き方を学び、当初の不起訴にめげず検察審査会へ訴え、そして有罪判決を勝ち取るという頑張り屋さん。あたまがさがります。

咳き込みはほぼ無くなる。足の痛みは改善進むも若干の痛みあり。

映画「ボルサリーノ」1970年フランス(NHKBS録画)ジャン=ポール・ベルモンド、アラン・ドロン。1930年代のフランス、マルセイユ。血気盛んな若者ふたりが、タッグをくんで老親分の支配から腕と度胸でのしあがるギャング映画。

咳き込み心配しつつも、床屋さんへ。約20分、何とか咳き込まずに散髪終えた。

年賀状作成に取り組む、前のパソコンから現パソコンに切り替えて初作業、えらい手間取る。

エッセイ,読書

読書:沢木耕太郎『旅のつばくろ』新潮文庫2023年11月発行) 沢木は同書のなかで、登山家・山野井泰史との交流をとりあげている。東京の奥多摩湖畔でくらす山野井宅を、世田谷の自宅から訪ねること数十回、小さな旅と位置付け楽しくつづる。ぼくも、むかし組合機関紙に山野井泰史氏にかかわる事例を引いて、小文を書いたことがあった。

タイトル「命拾い」======

世界的な登山家である山野井泰史が、東京奥多摩の山中でトレーニング中に、クマに襲われ重傷を負ったのは2008年の秋のこと。退院後、現場で記者に語ったことは、「クマに噛まれ、意識が途切れるなか、その崖から落ちたら生還できなかった」との怖い話だ。ぼくもここ数年、素人ながら山登りに親しんできた。山野井さんがクマに襲われた倉戸山(標高1,169m)にも登ったことがある。

数年前には、ぼくも遭難しかけたことがあった。それは、あまり人の立ち寄らない奥多摩の日原の山に単独で登ったときだ。登山開始から約2時間は快調に登ったが、途中、標識を見逃し完全に道に迷ってしまった。その際「下りは禁物、上がって道を探す」のが常識だが、あせって下ってしまった。

道なき道を下っていくと、谷底へまっ逆さまの崖に阻まれた。迂回して、さらに下りをめざすが、切り立った崖の途中の狭い所で立往生してしまった。ついに、恥をしのんで携帯電話で救援を頼むも電波が通じない(生還した今となってはつながらず良かったのだが)。

そして、何とか自力で這い上がり、道なき道を登りに登って、もと来た道をようやく探りあて下山できたのであった。

誰かが上空からぼくを見たら滑稽に思うだろうが、ぼく自身は決してオーバーでなく「命拾い」の思いがした。中学3年のとき、海で命拾いの事故に遭遇した僕だが、山で2度目の命拾いをするとは、汗顔の至りだ。

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朝目覚め、ほぼ熟睡、右足甲部の痛みつづく、腫れもある。

テレビ「サンデーモーニング」大谷翔平選手のドジャース入り続報、コメンテーターとして石井一久元ドジャース投手、味のあるコメント。 「映像の世紀バタフライエフェクト エベレスト栄光と狂気」 エベレスト初登頂から現在までの歩み。おなじ青梅奥多摩にくらす世界的登山家・山野井泰史夫妻も登場し嬉しかった。

買い物がてら図書館へ。歩行時、足の痛みつづく。

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寝覚めは良好、昨夜のアルコールのせいか。良しとしよう。ビッグニュースは、大谷翔平選手、ドジャースへ10年1,015億円で契約。あすから雨の予報につき洗濯。

映画「地獄の黙示録 ファイナル・カット」2019年アメリカ(NHKBS録画)3時間の長編。コッポラ監督、マーロン・ブランド、マーティン・シーン。舞台はベトナム戦争、エリート軍人のカーツ大佐、軍を裏切りカンボジア奥地に王国をつくり君臨。エンディングは、ウィラードによってカーツ殺しが達成されておわる。

手元にある立花隆『解読・地獄の黙示録』では、この映画をエンタメ映画としか捉えられないのであれば、ドストエフスキー『罪と罰』を犯罪スリラーというがごとしで、浅い見方と言っておきたい、と立花はいう。ぼくなんか、セクシーな慰問ダンサーのシーンが良かったと思うくらいで、深読みには遠く及ばない。  23日ぶりにA居酒屋で夕食兼飲酒。

右足の痛み軽減どころか腫れてきた、昨晩の飲酒過多のせいかも。咳は改善の方向。

テレビ「モーニングショー」大谷ドジャース入りの特集。「NHKスペシャル 自衛隊 変貌の先に~専守防衛はいま~」「ザ・ノンフィクション 新宿2丁目の深夜食堂2 名物ママ54年目」フジテレビ) 「こころの時代シリーズ『空海の風景』前編・天才の旅立ち」

図書館へ。咳が出るのを怖がっていたが、きょうはまぁよかった。発売まもない『文芸春秋』新年号をななめよみ。

映画「スーパーマン デイレクターズカット版」1978年、2000年イギリス・アメリカ(NHKbs録画) スーパーマンという映画をこれまで見たことなかった。とても面白かった。よかった。

哲日記

昨夜も2回ほど咳き込んで起きる、その都度トイレにいくが尿量はすこし。前立腺あたりも支障が生じているかもね。

午後、電車で同窓会の会場・溜池うさぎ家さんへ向う。痛風?発作で足が痛む、電車のなかで咳がとまらない、途中ギブアップして引っ返そうかと逡巡する。何とか会場へ着く。メンバーは、黒島から同期生のM廣くん夫妻、首都圏で暮らす三郎、均、敏秀、ぼく、黒島ファンのO野夫妻。休日にもかかわらず店を開けてくれて心尽くしの料理を提供してくれたU田店主、女将、姉御に感謝。

午後9時、新宿発のあずさ55号(特急)にて帰路へ。行くとき痛かった足の痛みがない、痛み止めがようやく効いたのか、飲酒のせいか。乗り込むと同時に咳き込む。隣席、周りに気まずい思い、ハタと気づいた・暖かくすると咳き込むと、ダウンを脱いでようやく止まった。 そして、キオスクで買った赤ワイン小瓶をグビリ。

ようやく帰宅、シャワー、納豆とワイン残りで食す。就寝。ほぼ熟睡か。

健康,哲日記,断酒,映画鑑賞

夜中、3度ほど咳き込んで目を覚ます。こりゃまずい、うさぎ家の女将さんの助言?に従って耳鼻咽喉科へ行ってみよう。

右足甲の痛みもとれず、氷で冷やす。あぁ、日ごろの不摂生をなげくも、いまさら遅いよ。

OM耳鼻咽喉科へネット予約し、午前中出向く。右足甲が痛いので運転危惧するも、何とかこなして到着。なんと女医さんだ、ちょっとウキウキしつつ優しい診察を期待するも、秘密兵器か内視鏡のような細い物で鼻の奥をほじくられ、痛ッ、くしゃみ連発と参った!診断は「喉は問題なし、鼻腔炎のようだ、しばらく投薬してみよう、直ちに咳がとまることはない」とのこと。

隣の薬局で薬をもらう。親切な薬剤師「咳がおつらいようだが、処方箋に咳止め薬はありませんね」 ぼく「あす電車で遠出するのに、咳き込むのが心配です」 親切さん「じゃ先生にうかがってみましょう」と電話、女医回答「鼻腔炎を根治することが咳止めになります」ときっぱり。親切さん「市販の咳止めを服用しても大丈夫ですよ」となぐさめ。

帰宅、昼食、昼寝。

川崎T子叔母の那覇転居に際して、不動産屋のT門さんからWEBにて重要事項説明を受け代理署名した。

映画「恋におちたシェークスピア」1999年アメリカ(NHKBS録画) アカデミー賞作品賞含む7部門受賞。16世紀、若き文豪シェークスピアの恋愛物語、ロミオとジュリエットの名作誕生へとつながる。ぼくの好みとは言えないが、まぁよい映画でしょうね。

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朝目覚め、足痛みつづく、氷で冷やす。薬嫌いだが、痛み止めを服用。

図書館へでむく。痛む右足を杖でカバーして、1日1回の外出ノルマを達成しようと思って。目当ての朝刊4紙とも年寄り(自分のことは棚にあげて)が読んでいてアウト、週刊誌AERAを読み始めて5分、咳き込み始める。室内空気は淀んで、乾燥して、のどに悪いのである(自己流解釈)早々に退出。

帰宅。月刊『やいま12月号』郵便受けに届いて、表紙がとてもすばらしい、中身を読むのが楽しみだ。

映画「スパルタカス」1960年アメリカ(NHKbs録画)。カーク・ダグラス、ジーン・シモンズ。ローマ帝国時代、奴隷・スパルタカスの反乱、3時間余の歴史スペクタル映画。公開時、ケネディ大統領がお忍びで鑑賞して、よかったと感想を述べたことからヒット。

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寝起き悪し、咳き込みひどい、加えて右足甲部分が痛む。トイレに行くのもエライしんどい。痛風の発作とは明らかに異なる症状だ。ウォーキングのし過ぎだろうか。 9日は、黒島から同級生をむかえての飲み会があり、ちょっと不安になるが、まぁ大丈夫だろう。

読書:向田邦子『海苔と卵と朝めし』 戦前、父の転勤によって鹿児島で小学校生活をおくった向田、級長となって遠足の日、クラスのなかで、背がとびきり低く足がわるく、片方の目が不自由な女子の母親が、身なり貧しいながらたくさんのゆで卵を前掛けに抱えて「これみんなで」と向田に押し付けてくれたそうな。 運動会の徒競走、その女子、案の定ビリケツ、皆からずい分遅れて走る、すると、おばさん先生が見かねて飛び出していっしょに伴走しゴールへ。おばさん先生、怒りんぼうで皆から嫌われているが、小学4年の向田、感じるところがあったようだ。

テレビ:山田太一追悼番組「チロリの挽歌」(NHK再放送) 高倉健、大原麗子。前・後編の長尺番組。北海道の炭鉱でさびれた町へ、テーマパーク建設のためにやってきた高倉、なんとそこに、逃げ出した女房・大原が男と洋品店を営んでいたからややこしい。 入浴、痛み止めを飲んで就寝。

メール,哲日記,断酒,映画鑑賞,読書,黒島

朝、ゴミ出し。 読書:佐野眞一著「唐牛伝」読了。唐牛健太郎、函館生まれ、北海道大学、島成郎との出会い、60年安保の全学連委員長、田中清玄、新橋での居酒屋経営、四国お遍路、与論島、オホーツクでの漁師、喜界島、徳洲会病院の拡張と徳田虎雄の選挙支援等々、壮絶な人生、人たらしの人間的魅力、享年47歳。 財界の大物が自分の会社の課長(唐牛の親友)を呼びつけて叱った「君はどうして唐牛の葬儀を全面的に仕切らないのか。会社の業務を優先して何だ」と。親友は泣いた、叱られたからでなく、ボスがこんなにも唐牛のことを思っていてくれてのうれし涙であった。

石垣島のK生兄からメール。ぼくがプレゼントした嶺陽子コンサートへ行き楽しんだ由、黒島A三くんも出演したようで、お礼に黒豚を送るとのこと。旧盆帰省時に、美崎町の美人ママからチケット3枚も購入したのが無駄にならずよかった。

借りた本を返しがてら図書館へ。新聞、週刊誌等。 ヨーグルト、納豆、卵は基本栄養として毎日摂ることが大事との記事に、わが意を得たりの思い。

スーパーで買い物。冷凍シャケの切り身がこれまで3切れ500円だった、なんと今日は3切れ1,000円に跳ね上がっていた。大変だ。あすからバイト先を探さなきゃいけないかもね。

黒島よりM廣くんと弟分のMHくん、酒盛りの途中で電話よこす。同級生10名で歓迎するよと通告しておいた。