2023年1月26日メール,哲日記,映画鑑賞,黒島

朝5時、目覚め。外の気温は零下4度。北向きの窓ガラス、がっちり氷結して開かない! 10年ぶりの寒波襲来に東京は恐れおののいている。

池間島出身のKT元校長からメールが届く。ご自身が新聞に投稿された「海底送水あれから50年」が添付されていた。池間ー宮古間の海底送水が実現されるまで、同島における水の確保はたいへんな苦労であったことが縷々記されている。

ぼくの返信メール:「海底送水あれから50年」拝読しました。黒島における水苦労(雨水と潮辛井戸水を利用)を味わった身には実感を伴って読ませていただきました。海底送水の実現にこぎつけた先人の尽力に敬意を表し、「水と空気はタダ」の慢心を戒めたいと思います。 ←なんだか、ちょっとカッコつけすぎだなぁ(笑)

石垣島の友よりメール:表紙写真がときどき変わるのはいいですね。とくに島を離れた黒島人、八重山大好き大和人には嬉しいでしょう。今回の豊年祭写真は明るくて華やかでいいですね。 ←本ブログを読んでもらって、そのうえ褒めてもらえるとはうれしい限りだ。

図書館にて、新聞、週刊誌等をななめ読み。 しばらくご無沙汰の駅前温泉へ。寒い日にはいい湯だ。

夕食、自宅にてお酒無しでながら映画鑑賞。「舟を編む」2013年公開、日本アカデミー賞、NHKBS録画で観る。三浦しおん原作の本屋大賞。大渡海という辞書を編む奮闘物語、松田龍平、オダギリジョー、宮崎あおい。

数年前、石垣島のPA島料理屋で友人、従弟のTK社長と飲んだ時、「小説・舟を編む、面白かったさー」と感嘆する土木会社を経営する従弟。ぼくなんか、この小説も映画も無縁だったので「へーそうかい」と相づち。 そういえば、同席の友人は、「竹富方言辞典」を編纂して菊池寛賞を受賞したんだ! 辞書にまつわる記憶がよみがえった次第。

映画鑑賞

「リトル・ダンサー」2000年イギリス。NHKBS録画。英国アカデミー賞作品賞、主演男優賞。ずいぶん前に録画してあった映画を観る。良い映画だ。

「男はつらいよ」1986年12月 第37作 渥美清 倍賞千恵子 志穂美悦子 長渕剛 BSテレ東録画。これも前に録画してあったもの。早くも映画館での封切から37年も歳月が過ぎたことになる。

映画鑑賞

「男はつらいよ・寅次郎ハイビスカスの花特別編」第49作 1991年(平成9)11月 テレ東録画。渥美清、倍賞千恵子、マドンナ・浅丘るり子、ロケ地沖縄。 沖縄にて病気で倒れたリリーを見舞う寅さん、初の飛行機の旅はドタバタ、入院先の病院でのドタバタ、静養先の本部でのドタバタ、沖縄に置いてきぼりをくらった寅さん東京に戻るドタバタ。

渥美清没後1年後に作成された本作は、第25作(1980年)のリマスター版。去年録画してあった本作を観始めたとき、あれ、いちど観たんじゃない?と思ったがさにあらずリマスター版であった次第。お正月にふさわしい肩の凝らない名作だ。

「オーシャンズ12」2004年アメリカ、NHKBS録画。ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット。マット・デイモン、ジュリア・ロバーツ他。泥棒の腕前を競う物語。ストーリーは複雑で、いまいちだね。ジュリア・ロバーツはよかった。

「男はつらいよ・柴又より愛をこめて」第36作 1985年12月 テレ東録画。渥美清、倍賞千恵子、マドンナ・栗原小巻、ゲスト・川谷拓三。ロケ地 会津、式根島、下田、浜名湖。式根島の学校の先生(栗原小巻)に恋をする寅さん。黒島小中学校にあこがれの先生がいらしたことを思い出しつつ、楽しく観た。じゃんじゃん!

「突破口」1973年 米国。NHKbs録画 NHKも予算があるのかないのか、2~3年ごとに同じ映画を放送するようだ。これも、かつて観た。銀行強盗のお話。しがないオッサンがひなびた銀行に押し入り、思いがけず大金をまんまとせしめる。が、しかし、この大金はマフィアがマネーロンダリングのため一時保管した訳ありカネ。オッサン、マフィアに追われる身となり云々。あとはネタバレとなるので割愛します。

哲日記,断酒,映画鑑賞,食事

遅ればせながら,明けましておめでとうございます。

ただいま箱根マラソンをテレビ観戦中。現在9区で駒沢大の独走中、逆転ドラマはおきそうもないので、この日記をかいたり、ブランチをとったりしているところ。

録画してあった映画「男はつらいよ」「オーシャンズ12」を観る。その後、散歩。

夕食。自宅にて。トマト、ブロッコリー、まぐろ刺身、魚汁、ご飯、缶ビール、赤ワイン。チョコ。

1月2日(月)晴

K区の親せき宅を年始訪問。お互いの近況を語り合うも、H兄が昨年10月、胃の手術をしたとのこと。でも顔色も変わりなく小康を得ているようで一安心。もうお互い年なので無理せず健康第一でいきたいものだ。

1月1日(日)晴

妹夫婦宅にて大晦日から元日を迎える。お雑煮、ステーキ、実家の兄夫婦から送られてきた八重山そばをご馳走になる。妹次男HA君の入籍結婚祝いを贈る。その後、車で自宅に戻り、買い物。自宅で夕食。酒飲まず。

哲日記,断酒,映画鑑賞,読書

昨夜は飲まなかったせいか、さわやかな目覚めだ。9日連続の飲酒は、やはり飲み過ぎだろう。

午後から出勤。13:30に事務所入りし17:30に退勤となる。

読書 帰りに図書館へ、新聞、週刊誌、月刊誌を読む。月刊・文芸春秋は、これまで3年間定期購読(11,520円/年)してきたが、中止して図書館で読むことにした。2023年1月号(12/10発売)をパラパラとめくる。巻頭随筆の藤原正彦の辛辣な文章は面白い。美人妻をからかう一文が、珍しく今号は見当たらなかったので残念。清武英利「記者は天国に行けない」は、好きな連載だ。読売出身のノンフィクション作家で、かつてナベツネとも喧嘩したことのある硬骨漢である。

映画 「招かざる客」1967年、米国、NHKBS録画を観る。映画撮影時は、まだ異人種間結婚が違法とされていた時代。有能な医師である黒人男性と、新聞社オーナーのリベラルな家庭で育った白人女性との結婚をめぐっての葛藤ドラマ。女性の母親役キャサリン・ヘップパーンがアカデミー主演女優賞を受賞。

ぼくの母方の叔母も黒人のアメリカ人と結婚したが、違法とされた時代と重なる。アジア人との結婚は合法だったのか。小さいころ母親を亡くしたぼくを、とても可愛がってもらった記憶がよみがえる。ハワイで暮らしているらしく、ほとんど没交渉で申し訳なく思う。一家の幸せを祈ります。

哲日記,映画鑑賞,読書

読書 「朝日新聞政治部」鮫島浩著 図書館から借りて読了。新聞記者らしく文章が読みやすくて良かった。意欲ある記者が、会社上層部の無理解、無能、ジャーナリスト魂の欠落によって排除されていく不合理さを実感させられた。朝日新聞の発行部数の激減ぶりも衝撃であった。1994年に822万部あったものが、2021年には466万部だ。若い頃、深代惇郎の天声人語を愛読していた身には、朝日の凋落ぶりは嘆かわしい。また、読売出身の本田靖春の名著「警察回り」に感動した身には、現在の新聞記者のおかれた状況に落胆せざるを得ない。

映画鑑賞 「オールウェイズ」1989年、米国、スピルバーグ監督、オードリーヘプパーンが最後に出演した映画。NHKBS録画。山火事を消火する飛行機乗りの物語。ストーリーはいまひとつだが、さすがスピルバーク、迫力ある映像はなかなかであった。

ゴルフ 国会議員を囲む望年ゴルフコンペが、コロナ禍もあって3年ぶりに開催され参加。27名参加中、10位の成績であった。景品もよかった(12月18日埼玉県内ゴルフクラブ)。

2022年12月14日映画鑑賞

「男はつらいよ 寅次郎真実一路」 第34作 1984年12月上映、録画BSテレ東。渥美清 倍賞千恵子 マドンナ大原麗子。ロケ地、茨木牛久沼、鹿児島。猛烈証券マン(米倉斉加年)の失踪、その美しい妻(大原麗子)と寅次郎のあれこれ。大原麗子さまの美貌とセクシーなお声にまいりました。

12月12日(月) 男はつらいよ、の名わき役佐藤我次郎さんが自宅の浴槽で亡くなっていた。享年78歳。妻に先立たれひとり暮らしとのこと。身につまされます。 寅さんの弟分として、スクリーンで異彩をはなっていた。合掌。

「長江哀歌」中国映画 2007年 録画NHKbs ベネチア映画祭・金獅子賞。別れた妻と娘を16年ぶりにさがす男。2年前にいなくなった夫をさがす女。ダム建設で水没する長江・三峡の街の風景を借景におりなす人間ドラマか?! ストーリはイマイチだが、映像の数々はひとことで言えば素晴らしい。中国大陸の自然のなせる業か。

テレビ,哲日記,映画鑑賞,落語

OM市より「高齢者家計応援券」が届く。内容は3千円の商品券。嬉しいやら情けないやら複雑な心境なり。

いつものように公園でウォーキング。お伴は古今亭志ん朝「真田小僧」を聴きつつ。父親をまんまと騙して小遣いをせびりとる息子とのやりとり、滑稽話。面白い。

その公園の駐車場でのこと。自転車に乗った老女が、バックして止めようとする車に追突されて転倒する事故に遭遇。事故瞬間は目撃しなかったが、ぼくの後ろで「ガチャン」と鈍い音にびっくり。ふり返ると老女がしりもちをついて放心した状態である。ぼくが助け起こそうとするも、周りに女性たちが、「大丈夫ですか?」「救急車呼びますね」「警察へも連絡を」と次々と声かけ、見事な連携プレーなり。ぼくは、せいぜいこぼれ落ちた団子入りパックを拾って差しあげたのみ。

映画観賞:土曜だ!釣りバカ『釣りバカ日誌4』スーさんの甥が駆け落ち?鯉太郎(BSテレ東録画):三国連太郎頑張ってますね。

テレビ:映像の世紀バタフライエフェクト「世界を変えた愚か者、フラーとスティーブ・ジョブズ」相変わらず良い番組だ。

哲日記,映画鑑賞,落語

「愛と追憶の日々」(NHKBS録画)1983年アメリカ、アカデミー作品賞など5部門受賞。シャーリー・マクレーン、ジャック・ニコルソン。まぁ良かった。老いらくの恋のマクレーンとニコルソン、幼い子を残してガンの病で亡くなった母親の気持ち等々、悲喜こもごものストーリ。

いつものように公園内を散歩しつつ二日間にわたり古今亭志ん朝落語をウォークマンで聴く。「粗忽の使者」「柳田格之進」「付き馬」、1席30分なので、およそ90分のウォーキングなり。

2022年11月3日哲日記,映画鑑賞

「ウォール街」(NHKBS)1987年米国。生き馬の目を抜くニューヨークにあって、若手証券マンの野望と挫折、それを自分の愛人まであてがって狡猾に利用する冷酷な投資家(マイケル・ダグラス)と、米証言業界の企業買収をめぐるサスペンス劇。アカデミ―主演男優賞はダグラスが受賞。ちまちました投資信託をかじる程度のぼくとは無縁の世界なり。10月30日観る。

「グッドウィル ハンティング 旅たち」(NHKBS)1997年米国、マッド・デイモン主演。天才的頭脳のデイモンだが、貧乏で素行は悪い。一流工科大学で掃除のアルバイトをしつつ、廊下に掲示された誰もが解けない数式を簡単に解いたりする。彼に目を付けた教授がスカウトし、国の機関や一流会社へ斡旋するもうまくいかない。カウンセリングを担当する医師と出会って、いろいろとあって、ハッピーな旅たちを迎えてエンド。10月25日観る。

BSテレ東で録画しておいた「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」1983年12月封切を観る。マドンナ:竹下景子、松村達雄、中井貴一、杉田かおる。ロケ地:備中高梁。お寺の出戻り娘竹下景子と結婚目前までいくが、寅さんには坊さんになる前提が壁として立ちはだかる。