哲日記,断酒,映画鑑賞,読書,食事,黒島

朝ベッドで読書:柴田錬三郎『剣は知っていた』下巻。上巻は読み終えて図書館へ返す。沢木耕太郎さんが若いころ繰り返し読んだ、ストリーも細部まで覚えているというほど、とても面白い時代小説だ。

映画「麗しのサブリナ」1954年アメリカ(NHKbs録画) オードリー・ヘプバーン、ハンフリー・ボガード ロマンティックコメディ。大富豪の兄弟と、運転手の娘サブリナ(ヘプバーン・25歳)との恋の物語。

図書館で新聞等。昨日は雷雨に阻まれたウォーキング、きょうは公園で軽めにOK。その後、マツモトキヨシで食料買い出しと、amazonBOXで電気シェーバーの替え刃を受け取る(これは初体験)

帰宅、入浴、今日は三食とも家飯【禁酒】 日本シリーズをテレビ観戦。沖縄出身の宮城大弥投手、好投し勝利。

黒島から電話。同級生のM廣くんが親せきの結婚披露宴に出席するため、12月初め上京するという。そこで、黒島19期グループLINEにて、溜池うさぎ家で「M廣くん歓迎&生まれ年会予行演習」しようと呼びかけた。

哲日記,大谷翔平,断酒,映画鑑賞,黒島

午前、大谷翔平選手がプレー中はほぼ毎日テレビ観戦したMLB、ナショナルリーグの優勝決定戦を観た。ダイヤモンドバックスが、フィリーズに勝ってワールドシリーズへ駒を進めた。

母校の読書月間をふまえ、学校図書館へささやかなカンパをとどけるため、現金書留封筒を求めに近くのコンビニへ。店員「置いてない」とタメ口返答。ぼく「むかし買った覚えあるよ」とイラッ!。店員「レターパックしか置いてません。郵便局へどうぞ」。どうも禁酒3日目なので短気メーター上昇中かもね。 敢えて遠い郵便局へウォーキングをかねて歩く。往復8千歩。 入浴。 自宅で夕食【禁酒】

映画「ティファニーで朝食を」1961年アメリカ(NHKBS録画)。オードリー・ヘプバーン主演。ロマンティックコメディ。自称作家の男とヘプバーンとは、同じアパートの上下に住み、外階段で窓から行き来できる(3年前、首相補佐官と厚労省女性官僚がコネクティングルームで不倫したのは、左右の関係)。 ヘプバーンと男いろいろあってハッピーエンド。公開時31歳のヘプバーン、ローマの休日の清純さから大人の色気をそなえた美女へ。

2023年10月21日テレビ,哲日記,食事,黒島

◆10月19日(木)晴

テレビ「映像の世紀~運命の恋人たち」(NHK録画) 孤児院で育ったマリリン・モンロー、セックスシンボルとしてもてはやされ、メジャーリーガーやケネディ大統領と恋に落ち、36歳で睡眠薬多量飲んで死去。ダイアナ妃がパリでパパラッチに追い回され交通事故死したのも、モンローとおなじ36歳。アメリカでの異人種婚、エルトンジョンの同性婚等、多様な恋人たちの運命を映像でつづる。

午後から出勤。O委員長指示の案件、なかなか手間取る。ストレスゆえか、A居酒屋で夕食。泡盛美味し。

T子叔母より電話、沖縄へ引っ越すための物件探し、高齢者の家探し困難極まる。T間会長電話、黒島の電波状況のせいか聞き取りづらい。「K久さんから電話あって、郷友宛て報告書よく出来ていると褒められた。ただ、母校寄付額について多額につき役員会で相談しよう」との趣旨。 入浴、就寝。

◆10月20日(金)晴

江東区の親せきS宅訪問。H臣兄の49日法要。団地に不似合いの高級車が停まっている。住職のものだった。

帰路、新宿三丁目で下車して紀伊国屋書店で90分。書架をサーフィン。立川で会食あるので重い本は購入せず。酒代は惜しげもなく浪費するのにね。反省。

沖縄からいらしたY那覇委員長、O東京委員長と3名で会食。新鮮なイカ美味かったです。感謝。

哲日記,読書,黒島

◆10月13日(金)秋晴れ

S歯科へ、型取り、「次回前歯入れます、ただし下の歯次第では神経とります」怖っ! 虫も殺さぬ顔して恐ろしいことをのたまうドクター。 いったん自宅に戻り、出かけるとき洗濯機に入れたものを取り出し干す。 ひきつづきHO整形外科へ、痛風治療薬をもらいに、医師「次回12月初めに血液検査しましょう、尿酸値の結果いかんでは薬の増減を判断します」とご託宣。

午後出勤。 帰路、図書館にて新聞、週刊誌等。外食(寒いので熱燗すこし)。帰宅して洗濯物取り込み、入浴。

◆10月14日(土)晴

今日は資源ごみを出す日。供出する雑紙等を探していると『苦海浄土』(石牟礼道子著)780ページの大著が出てきた。むかしひと月かけて読んだ記憶あり。水俣病という公害を撃つ、身長150センチに満たない小柄な女性の筆致に圧倒された思い出あり。解説の池澤夏樹さんは「一個の天才による傑作である。読むたびにどうしてこんなものが書き得たのかと呆然とするような作品である」と記す。

二中同期生のS宝くんから電話、石垣へ帰省したところ、来年の生り年会は10月2日に開催するとの情報。12年毎の生り年会、人生終盤につき最後のイベントという位置づけのようだ。

図書館で新聞。スーパーのデッキで、中学生のブラスバンドのミニ演奏会があり人だかり。 公園でウォーキング。 帰宅途中、演奏をおえた女生徒たちが学校に戻るところとすれ違った。若いっていいな!

入浴。夕食は外で。

2023年10月15日テレビ,哲日記,断酒,読書,黒島

朝、ベッドで読書:瀬戸内寂聴『場所』(2001年新潮社)読了。得度前の自由奔放な晴美(寂聴)さんの生きざまを、自分の暮らした場所を訪ね、男との暮らしを語り、過去の思い出をとても素直な文章でつづったもの(大作家を評することはおこがましいが)。どうも、ぼくは『資本論』のような難しいものより、私小説というか、覗き趣味というか、肩の凝らない本が面白く読めていいですね。車谷長吉、西村賢太とか。

テレビでは、昨夜の藤井壮太棋士の王座戦熱戦と8冠達成を伝えるニュースでもちきり。イスラエルとパレスチナの紛争で幼い子が命を落とすシーンもあり、心が痛む。 午後から出勤。

仕事のあとは飲みたくなるも、入浴、夕食、【禁酒】 

哲日記,映画鑑賞,読書,黒島

月刊『やいま』10月号届く。「与座英信のフランス日記」というコラムが楽しかった。フランスの田舎で日本料理教室を開き、うま味の神髄を教え、実際に料理の手ほどきをしたようだ。与座画伯、いつから料理人に転向したんだろう。一汁三菜の土井善晴さん顔負けの文章に脱帽!

黒島の小浜清志先輩の掌編小説「おでん」おもしろかった。さすがプロの作家。父性愛をうけて生きる娘の人生。フィナーレは、老いらくの恋の成就か。 特集「消滅危機の方言を復活させる!」は読み応えあり。都会で好き勝手に生きて方言と無縁のぼく、ちょっぴり罪悪感を感じつつ、那覇で編纂が進められている「黒島語辞典(仮称)」の早期上梓を応援したい。

午前、S歯科へ、約10分、次回は型取りという。前回もおなじ「次回は型取り」と言ったはず、なるほど、歯医者は回数がかかるんだね。

伊集院静著『大人の流儀』8.9読了。本田靖春を讃えるコラムに、本田ファンとして嬉しくなった。彼の『警察回り』『我拗ねものとして生涯を閉ず』なんか最高です。

団地管理事務所より案内、放置自転車を排除するため、自分の自転車にシールを貼ってください、そのシールは事務所にあります、とのこと。マイ自転車は長年乗っていないので空気もぬけた状態、そこでオッチラと駅前駐輪場まで押し歩きして自動空気入機を拝借、空気を入れると大丈夫であった。帰りは久しぶりに自転車に乗って帰宅。

映画「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」第25作、1980年8月(BSテレ東録画)マドンナ浅丘ルリ子。ゲスト江藤潤。重い病気を患ったリリー(当時40歳)、沖縄から寅さんへ手紙をだす「ひと目会いたい」 寅さん人生初の飛行機旅、羽田で怖がりすったもんだするも、きれいなスチュワーデスにほいほいついて行って搭乗なる。 そういえば今夏、甥っ子の花嫁さんも初の飛行機で石垣島へ行ったんだね。

哲日記,大谷翔平,落語,黒島

●10月1日(日)

朝、読書「大人の流儀7」伊集院静、読了。 文中、ひとつのエピソードがおもしろかった。伊集院センセ、執筆を終えて焼鳥屋で一杯飲んでいるとき、隣の席で酔って眠っている人の顔が恩人にそっくりだったそうな。不遇の若いころ、物心両面で世話になり、故夏目雅子さんと付き合い、マスコミに追い回されているときに家にかくまってくれた時もあった、という。その恩人の呼び名が「テッチャン」とさ。←それがどうした。

午後、国立新美術館「テート美術館展」へ。閉幕1日前とあってたいへんな混雑ぶり、入館まで1時間以上待たせるという。それでは夕方のライブコンサートに遅れるので諦め、近くの安宿を予約して翌日、鑑賞するこにした。でもそれがまずかった。溜池うさぎ家での「ヤギの板長さんライブ」に浮かれてしまい、東京の奥座敷まで遠距離帰宅する必要もないので、つい深酒と相なった次第。反省反省!

●10月2日(月)

大谷翔平選手、MLBアメリカンリーグのホームラン王に輝く(44本)おめでとう!

赤坂のホテルから国立新美術館へ徒歩で。テート美術館展の最終日、チケット売り場も行列ができている。絵心のないぼくが観てよかったのは、ジョン・フレッド作「〇〇の崖から見るイギリス海峡」1871年。海と空と雲と自然な光が織りなす風景だ。どなたか、黒島の海と空と光をカンバスに描いてくれないだろうか。写真では、O野T志さんのすばらしい写真の数々で堪能しているが、絵画では目にしたことがないのでね。 美術館ではついでに行動展も、65歳以上無料なので観てまわった。

明治新宮前から副都心線で新宿三丁目へ。熊本ラーメンで昼食をとり、寄席末廣亭へ。お目当ては中入り前の柳家さん喬、そしてトリを務めた入船亭扇辰。あとは、連日の深酒がたたりちょっと居眠りした(スミマセン)。

帰路、ちょっと紀伊国屋書店の新刊コーナーを覗いて直帰。 入浴後、二日ぶりの納豆と、うさぎ家の美人女将姉妹にいただいたチョコショコラをデザートに(赤ワインも少々)

●10月3日(火)

午前、秋晴れの好日なれど、布団干したり無為に過ごす。

午後、録画しておいたテレビをまとめて観る。「ETV特集 選・獄友たちの日々」 強盗殺人の罪で死刑、無期懲役で獄中につながれた5名。その後、仮釈放され再審によって無罪確定、これら冤罪被害者5名の日々と交流を追った番組。

「ザ・ノンフィクション 私がつながりたいもの~スマホがないと生きられない時代~」(フジテレビ)スマホ代滞納によって、大手通信会社から契約を断られた人々追う番組。そのうちのひとり、覚せい剤使用の罪で服役、出所後、ハローワークで「誰でもスマホ」ショップを紹介され、再就職に就いたが再び覚せい剤に手を出すという悲惨なストーリー。

「映像の世紀バラフライエフェクト 竹のカーテンの向こう側 外国人記者が見た中国」(NHK)良い番組だ。エドガー・スノーの行動と役割も知った。 「クローズアップ現代 ホームラン王と二刀流 大谷翔平・偉業の内幕」(NHK) 満身創痍の大谷翔平の今後の行へ、アジア出身として初のホームラン王となったことをうけて、チームメイトの証言をまとめた番組。

哲日記,映画鑑賞,読書,食事,黒島

朝、黒岩重吾『私の履歴書』読了。波乱万丈の人生とはかくあるものか、感嘆! 戦争にとられ、株で大損して父親が残した家屋敷を売り払い、釜ヶ崎ドヤ街でくらし、昼夜のべつ働き、それでも作家の道を諦めずふんばり、直木賞の受賞とその後の膨大な著作。

朝食:酢キャベツ、ゴーヤー、牛乳+豆乳、バナナ、シャケ焼き、コーヒー。

映画「男はつらいよ 翔んでいる寅次郎」第23作、1979年8月、マドンナ桃井かおり、ゲスト布施明、ロケ地支笏湖。 マリッジブルーの桃井かおり(当時28歳)を励ます寅さん、ホテルニューオータニでの華燭の披露宴を逃げ出した花嫁、駆け込んだ先は柴又のとらや、御曹司の花婿・布施明、親に勘当されながらもかおりへの愛を貫き、めでたしめでたし。

黒島ふるさと会のK久K正さんより電話、先日の役員会の様子について問い合わせ。もう一度集まって、今後について話し合いを持ちましょう、年一度の懇親会くらいはどうだろうか、という趣旨。T間会長は、会員へ文書だして説明するつもり、とのことで集まることについては否定的であった、とのこと。ぼくからは、会計残高について、来年母校の創立周年行事への寄附という案を提示。「会員から寄せられた寄附・会費なので慎重にすべき」とのK久さんの意見であった。

昼食:玉子+人参炒め、なす+酢キャベツのお新香、ご飯、赤ワイン、コーヒー。 昼寝。

図書館へ、新聞を読み、予約本の受け取り。 ウォーキングをかねて遠距離の業務用スーパーへ、冷凍ブロッコリー、同ほうれん草、同サイコロステーキ、アボガド、沖縄もずくで計1300円。 入浴。

A居酒屋の女将から電話、娘と一緒に来ているので来ない?とのお誘い、ホイホイと出かけると初対面の娘さん、目の覚めるような美女であった。黒島、波照間へ旅行で行ったことあるそうな。夕食用に解凍してあったサイコロステーキを持ち込んで、大将イやな顔せずに作ってもらって、泡盛と料理、グイグイいった次第なり。

テレビ,哲日記,読書,食事,黒島

朝3時、禁酒続きのせいか目覚めが早い。 読書。 2度寝。

朝食:ブロッコリー、トマト、牛乳+豆乳、ゆで卵、コーヒー。

テレビ「モーニングショー」墓終いの話題、黒島の伝統的な亀甲墓に思いをはせる。妹よりLINE電話、石垣島のK兄と話した内容を伝えるもの。

昼食:たまねぎ、スモークチキン、納豆、炊き立てご飯、味噌汁(とろろ昆布+ネギ)お茶、コーヒー、チョコ。

午後、出勤途上の電車で読書すると次の文章に出会った。「辺野古問題で、平然と沖縄だけを国の安全の盾にしているように見えてしまう構図に、政府は打つ手を持たない。沖縄の人は日本人ではないのか、と切なくなる。信頼される政治家はいつ現れるのか」『大人の流儀6』伊集院静)

夕方から職場懇談会へ。組合役員と現場組合員との懇親会、ぼくも相談役という立場で声がかかったようだ。たいした相談もなく美味しい料理と美味い酒を堪能させてもらった。帰路、A居酒屋で生ビール一杯で早々に切り上げた。

2023年9月25日テレビ,哲日記,断酒,落語,読書,食事,黒島

6時起床。Twitterをチェック。町村智浩さんの投稿にびっくり、最近、カリフォルニア州の物価インフレ対策給付金を自分のような外国人にも配られたそうな、ひとり約21万円、年収50万ドル(7400万円)未満の人々が対象だ。世帯42万円の臨時収入でラスベガス旅行へ行くんだと。ぼくの暮らすOM市では、きたる11月から65歳以上の高齢者へ13,000円の商品券を1万円で販売して、差額3千円を補助するという微々たるもの。嘆かわしい!  読書『獄窓記』 『大人の流儀6 不運と思うな』伊集院静著。

朝食:ブロッコリー、トマト、バナナ、ゆで玉子、牛乳、豆乳、コーヒー。

昼食:シャケ焼き、ご飯、味噌汁(とろろ昆布、ネギ)、お茶、ヨーグルト+ハチミツ、コーヒー。

今日は涼しいので公園でウォーキング90分。お供は、ウォークマンで落語・立川談志「阿武松」「紙入れ」。志ん朝もうまいが、談志も甲乙つけ難し。

夕食:人参、キャベツ、サラダチキン、納豆、ご飯、ナッツ、ノンアルコールビール、同赤ワイン、今晩も4日連続禁酒。お茶、チョコ。

テレビ「ザ・ノンフィクション あの日 僕を捨てた父は2」(フジテレビ) 自分を捨てた父を見捨てずに介護する45歳の息子の奮闘。 「大相撲千秋楽」貴景勝の優勝、決定戦は味気なかった。 「離島で発見 ラストファミリー」(NHK) 大分の黒島という離島でひとり暮らしのルポ。ぼくの故郷と同じ名前なので親近感がわく。大分市に暮らすKJさんはお元気でしょうか。もういちど大分を訪ねてK井先輩のご機嫌をうかがい、温泉を楽しみたいものだ。

「NHKスペシャル 冤罪の深層~警視庁公安部で何が~」(NHK)まことに素晴らしい番組だ。横浜の中小会社が、噴霧乾燥機を中国へ不正輸出をした容疑で不当逮捕された案件。1年近く長期拘留され、ひとりは獄中で病死した。その後、検察が起訴を取り下げて冤罪であることがはっきりした。 現職の警察官が捏造であると証言し、NHK記者が詳細にその背景を取材し、警視庁公安部の闇を徹底追及、さしずめテレビ版文春砲だ!