テレビ,哲日記,大谷翔平,読書,黒島

◆6月26日(月)晴

テレビ「BS1スペシャル 基地の街 女たちの声なき声~あるアメリカ人弁護士」NHK 黒人のアメリカ人女性弁護士の、頭の下がる活躍を描く。弁護士は、元米軍の法務担当。

沖縄人女性との間に子をつくった米兵は、任期切れると帰国し、なしのつぶてとなる。弁護士は、女性の訴えを真摯に受け止め、アメリカへ帰った米兵をさがし、養育費を支払わせる活動を続け、その数数百人にのぼるという。

石垣島出身の光子さん、復帰前、16歳で家出して沖縄本島へ。黒人兵との間で娘を出産するも、黒人兵はアメリカへ帰国。あげく、光子さんはトラブルにまきこまれ撲殺され19歳の命をおとす。かけつけた光子さんの母親(祖母)は、孫をアメリカ人夫妻へ養子へだす。

アメリカで成人した娘は、女性弁護士の支援のもと母親のルーツ探しで沖縄へ、石垣へとわたる。そして、自分の母親の実家で従姉妹たちと対面をはたし、母親の墓前にぬかずく。 自ら黒人差別を克服した人生ゆえか、なんと心優しき弁護士であろうか。

午後から出勤。図書館で『石つぶて』清武英利著、ノンフィクションを借りる。

◆6月27日(火)晴

午前、S歯科へ。丁寧な仕事ぶりに感心。ぼく「これから予算はどれくらいかかりますか?」 医師「さほどかかりません、ムニャムニャ」 ぼく「大丈夫、ぼくお金持ちだから」と調子こいて言うと、医師、吹き出してしまった!

帰宅して、録画中に大谷翔平選手を早回しで観る。26号ホームラン、勝利に貢献。対ホワイトソックス戦。

弔電2本。1973年ー74年に関東黒島郷友会会長をつとめていただいたUTさんの訃報に接して。1本目は郷友会長名で「UT元会長の果たした多大な功績に感謝申しあげ、会員一同、哀悼の意を表します」 2本目は個人名で「いつぞやは那覇空港で、ある時は石垣島の黒島料理・南の島で、先輩のいつもにこやかな笑みに接することがありました。その笑顔とも永遠に別れることとなり、寂しい限りです」と。

哲日記,大谷翔平,映画鑑賞,読書,黒島

6月24日(土)晴

甥秀Aくんより中元届く、長崎のお素麺。さっそく湯がいて、具たくさん味噌汁に入れて食す(昼食)

図書館へ。借りていた『わしの眼は十年先が見える 大原孫三郎の生涯』(城山三郎著)を返す。同本は、読んでいるさなかに落丁?、10枚ほどのページがはがれてしまったので、窓口で釈明して返す。応対された司書さん「経年劣化によるものでしょう、わかりました」と感じの良い対応。

1年ほど前も、借りた本が数ページはがれる事態となったことがある。その時は、同本の返却に際し同じ本を購入して「良かったら使ってください」と窓口へ持ち込んだ。すると意外な反応だ。「ありがとう」ではなく、「感謝状どうします」と、ちょっと面倒くさそうな応対の職員。ぼくも、カチンときて「いらない」と即答。カッコつけ過ぎたのが、アダとなった。

自宅にて夕食。映画「新・男はつらいよ」第4作 1970年2月公開、BSテレ東録画。マドンナ:栗原小巻 寅さん、競馬で大穴を当て、叔父さん叔母さんをハワイ旅行へ招待するも悪徳業者に旅費を持ち逃げされ、きれいな幼稚園の先生小巻さんにはカッコいい恋人がいるなど、今回も三枚目なり。

大谷翔平選手、25号ホームラン。トップ独走か。

◆6月25日(日)晴

午前、散髪へ。1700円が1900円に値上がり。やむを得ないか。

午後、お墓参り、その後、妹、甥と近くのアウトレットで昼食。甥は埼玉生まれの埼玉育ち、ことし埼玉娘と入籍した。旧盆には、新婚旅行をかねて八重山の先祖へ報告と、親せきへパートナーの紹介をする予定だ。伯父としても、末永い幸せを祈りたい。

名古屋のS盛くんより提案。来年のふすま19期生・生り年会の予行演習として今夏同窓会をやろうとのこと。そのプランとして提示あり。

8月〇日10時、東京駅発・のぞみ自由席(10,560円)
 お昼 名古屋着:昼食。名古屋市内散策(名古屋城等)
 夕方 S盛経営の居酒屋で懇親会
 宿泊 S盛知人のホテル

8月〇日 名古屋市内観光 夕方 帰京

まず、1泊2日の日程を確定しましょう。希望日、不都合な日付などありましたらお申しつけください。

久しぶりの運転で疲れた。入浴、食事、きょうも禁酒で就寝。

テレビ,哲日記,大谷翔平,映画鑑賞,落語

【旅の続き】今回の中国地方の旅は、某旅行社のツアーに参加したもの。38名の参加で、ぼく以外はパートナー、親子、友達と参加のようす。ちょっと肩身が狭い感じ、でも、ひとりだとバスの座席も余裕があって良かったと負け惜しみ。

ツアー中はよく歩いた。スマホの万歩計は、連日1万歩を記録。よく食べよく飲んでも歩くので体重増にならない。歩けるうちにしか、旅行には行けないことを実感した。五木寛之『百寺巡礼』には遠く及ばないけどね。

◆6月22日(木)雨

MLB大谷翔平選手、二刀流でドジャース戦にのぞみ7回三振12、1失点と好投、打は無安打におわり敗戦。

公園でウォーキングしつつ、古今亭志ん朝の滑稽噺二題「愛宕山」「宿屋の富」たっぷり80分間、笑いながら聞き歩く。すれちがう人が、ちょっと気味悪そうにするのには閉口した。

帰宅して入浴。夕食。映画「影武者」1980年公開、カンヌ映画祭パルムドール(NHKbs録画)黒澤明監督、仲代達也、山崎努 大作は映画館で見るに限る。テレビ画面ではいまいち。

八重山から電話。黒島中19期生の生り年会、来年2月の牛まつりに合わせて開催したい、M廣、M子、H吉ら相談しているとのこと。大賛成!

◆6月23日(金)曇

きょうは、沖縄戦終結・慰霊の日。東京の地に暮らして52年、せめて悲惨な沖縄戦に思いをいたすべく、玉城デニー知事の平和宣言をテレビ中継でしっかり聞く。

午後出勤。帰途、図書館へ。スポーツ紙で藤井聡太棋士、棋聖戦をやっていることを知り急いで帰宅、ABEMAテレビで観戦。シーソーゲームの結果敗北。見なければ良かった、でも、仕事帰り立ち寄るA居酒屋を避けることができ3日連続禁酒。怪我の功名か?

ガールフレンドのS子さん、近くランチをとりながらマルチ商法の経過報告をしたい、とのこと。まぁ、結果は期待しないでおこう。 名古屋のS盛くんよりLINE電話、来年の黒島での生年会・予行演習を夏にやろう、関東勢を引き連れて名古屋へ来いとのこと。

テレビでは「BS1スペシャル・沖縄戦争孤児」「ザ・ライフ アイヌと沖縄 戦争の記憶をめぐって」「ドキュメント72時間 沖縄オールナイトで弁当を」いずれもNHK、録画しておいて立て続けに観る。 政権寄りとの批判もあるNHKだが、沖縄への関心を継続していることに拍手。

哲日記,大谷翔平,,食事

◆6月18日(日)晴

 朝4時起床、羽田空港から岡山空港へJAL便で向かう。フライト1時間10分の空の旅。到着後、迎えのバスにて倉敷・大原美術館を鑑賞。1930年、大原孫三郎によって設立されたもので、モネ「睡蓮」、ピカソ「鳥籠」等、「その展示品は超一流画家の代表作揃い。そのすばらしさに圧倒され、なぜもっと早く訪ねなかったのか、と悔やまれた」(城山三郎)。まったく同意。

倉敷の街を散策しつつ、昼食はB級グルメのホルモンうどん。まぁ、うまかった。その後、バスにて鳥取県の大山温泉にあるホテルに投宿。温泉とバイキング料理に舌鼓をうつ。お酒は、生ビール、赤ワイン、地酒。旅行支援クーポン2千円分が支給されたので、ホテルの売店で消費3千円。

◆6月19日(月)晴

翌朝、フロントで精算すると売店の1,000円追加のみだという。なんと昨夜のお酒代が含まれていない。それを指摘すると、「お客様が伝票を持ってこられないのでわかりません」という。ちょっと不快に思ったが、部屋にもどり、伝票をゴミ箱から探して提示し、ようやくチェックアウトできた。

バスにて島根県安来「足立美術館」へ。ここの売りは「庭園日本一」だ。美術館の窓枠から見えるみごとな庭園は「一幅の絵画」だ。実にすばらしい。もちろん、横山大観はじめ日本画の数々にも瞠目した。大原・足立両美術館の名画のシャワーを浴びた思いなり。

昼食は、由志園(日本庭園の食事処にて紅ズワイガニ会席)、その後出雲大社へ。10年ぶりの再訪だ。お賽銭を150円(2か所)を投入しつつ、昨年末の忘年会のことを思い出した。ジャーナリスト黒田清のお弟子さんが「初詣でお賽銭など入れません」ときっぱり発言。「徹底しているんだ」と感じ入った次第。

バスで広島へ。日本海から瀬戸内海へ。途中、標高600mを越える標識があり、沖縄県最高峰おもと岳を上回る峠をバスで走ってるんだ、と思った。宿泊は、グランドプリンスホテル広島、ご存じG7サミットが開催されたところ。温泉は有料2,100円というので2回も入浴した。

◆6月20日(火)晴

ホテルを出て、宮島口から船にのり宮島(厳島神社)へ。ここは20年ぶりの再訪だ。インバウンドの人々多し。昼食は、土産物店の2階でカキフライ等。小憩後、広島空港へ向かう。

JAL便にて東京へ。着陸のとき、びっくりした。なんと、新宿の高層ビルあたりまで飛行機が脚を延ばしたのち、機首を羽田へ向けて降下をしていくではないか。眼下には、東京の密集した家・ビル群等。無事着陸して安堵。

それから2時間かけて帰宅。疲れた。いつものA居酒屋で一杯。 シャワーして就寝。

◆6月21日(水)晴曇

朝、ベッドで読書。 洗濯。 録りためたテレビ。ETV特集「ミッドウェー海戦 3418人の命を悼む 第二部残された者たちの戦後」を観る。アメリカの戦後は、第二次大戦後も朝鮮戦争、ベトナム、イラク、アフガンと遺族をうみだし続けてきた。アメリカにわたり、ミッドウェー海戦の遺族を訪ねる澤地久枝の仕事の重さを感じる。

MLB大谷翔平選手、ドジャース・カーショー投手におさえられ、25号ホームランならず無安打におわる。 旅行中、大谷選手がホームランを打った夢をみた。そして、小用のため起きたときテレビをつけると、生中継でエンゼルスーロイヤルズ戦をやっている。しばらく見ているとなんと大谷が24号ホームラン! 19日未明「正夢」を体験したのである。ホント。

久しぶりの図書館。 買い物。 入浴。 お酒無しの食事。就寝。

2023年6月22日哲日記,大谷翔平,映画鑑賞,読書,黒島

◆6月16日(金)雨晴

午前、歯科医院へ。

録画しておいたMLB大谷翔平選手、二刀流で大活躍、ピッチャーとして6勝目、バッターとして決勝2ラン!

午後出勤。夕方から長年組合役員として貢献されたYMさんの、慰労会をかねた職場懇談会へよばれた。彼女は、ぼくの後任として組合初の女性委員長をつとめてくれた。図書カードを贈って労をねぎらった。お世話になりました。

◆6月17日(土)晴

朝、寝床で読書。

映画「ドリーム」2016年アメリカ(NHK総合録画) 素晴らしい映画であった。60年代初頭、宇宙衛星打ち上げ競争でソ連に後れをとったアメリカ。優秀な数学者である黒人女性3名がNASAの計算手としての活躍を描く。南部の黒人差別は、NASAでも例外でなく、トイレは別、少ない給料、昇進ままならず、ひどいありさま。

久しぶりにウォーキング。暑い。それを言い訳にA居酒屋へ。生ビールうまい。 すると、溜池うさぎ家の女将よりLINEあり。黒島のMHくんのご母堂逝去のお知らせ。黒島生まれのぼくたちより、黒島大好きで島の皆さんとお付き合いを重ねている、東京人たちの情報が早くて確実のようだ。 まぁ仕方ないかな。 

あすは4時起床。早めに寝よう。ベッドで読書。寝落ち23時の見込み。おやすみなさい。

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◆6月13日(火)雨

大谷翔平選手、大活躍。ホームラン2本、打点4、レンジャース戦勝利。

テレビ「ETV特集 ミッドウェー海戦 3,418人の命を悼む」NHK録画。澤地久枝さん渾身のノンフィクション『蒼海よ眠れ』にもとづき、戦死者の遺族を取材、澤地のインタビュー等を放送。『蒼海よ眠れ1』(1984年毎日新聞社)は、ぼくの手元にも残っていて、澤地はわざわざ黒島にわたり、戦死者のひとり空母加賀の乗組員・友知成喜機関兵のことも取材している。

澤地は同書のなかで黒島のことを活写! =翌朝、黒島へわたった。石垣島の川平湾も美しかったが、ここの海は、「人間の目が見たもっとも美しい海」と形容されるカリブ海よりもはるかに澄んで、絶妙の色を呈している、神の領域にわけいったような海であり、空だった=

◆6月14日(水)雨曇

公園で散歩、雨上がりのなか、水たまりを避けつつウォーキング30分。

図書館で新聞等。閲覧室で『わしの眼は十年先が見える 大原孫三郎の生涯』城山三郎著を借りる。近いうちに倉敷の大原美術館へ行く予定があるので、その創設者の伝記を読もうと思って。

図書館でY口さんに会う。熊本出身の、ぼくと同世代の飲み仲間。ワイン食堂で夕食をともにする。70男ふたり、よく飲むこと、あきれたね。

映画「男はつらいよ フーテンの寅」1970年1月第3作(BSテレ東録画) 渥美清 マドンナ:新珠三千代、ゲスト:香山美子 旅館の美人女将に惚れて、尽くしたのに、マドンナは医者に嫁ぐ、哀れ。倍賞千恵子が若くて美人だ。

◆6月15日(木)雨

大谷翔平選手、第21号ホームランかっとばすもチーム敗れる。

午後から出勤。帰宅後、夕食。飲酒無し! 

黒島在住のMAくんより電話。母校黒島小中学校130周年の記念行事を来年にひかえ、趣意書を関係者に送付したいので、郷友会の会員名簿を提供してくれませんか、とのこと。 ことしの豊年祭は8月13日開催との情報もあった。

入浴、読書、就寝。

哲日記,大谷翔平,断酒,読書

◆6月10日(土)曇

きょうは、ゴミ出し以外、外出なし。食事3食とも自宅にて自炊。

映画「バーニング・オーシャン」2017年、アメリカ(NHKbs録画)メキシコ湾での石油掘削施設火災、災害パニックの実話に基づく映画。事故、災害場面が冗長すぎる。教訓は、親会社の利益優先が災害をもたらすこと明白だ。

MLB大谷翔平選手、二刀流=投手の勝利ならずも、第17号ホームランふくめ3安打の活躍で勝利、エンゼルス5連勝。

◆6月11日(日)雨

大谷翔平選手、第18号ホームラン放つも試合完敗。

図書館より予約本「嫌われた監督」鈴木忠平著、準備できたとのこと。同書は定価1,900円。およそ1年前に予約した際、優に40人待ちの状態であった。ずいぶん人気あるんだね。それにしても、飲食にふんだんにお金使うのに、本は購入しない。我ながら呆れるね。 

◆6月12日(月)雨

きょうは出勤日。8月末をもって退職したい旨伝えた。すると、O委員長、S書記長から、健康面ならやむを得ないが、そうでなければ出勤日を減らしてもいいので続けてほしい、と慰留される。ちょっと嬉しい。

帰路、S井医院へ、インフルエンザが流行っているせいか混んでいる。痛風に関する前回の血液検査を示される。尿酸7.0、その前は8.3なので改善がみられる。酒飲みの指標γーGTPは32と、正常値は男70以下範囲内だ。

きょうは嬉しいことが続いたので、いつものA居酒屋にて夕食兼飲酒。これでは元の木阿弥なり。

メール

知人の共同通信OB記者のFNさんよりメール来信。

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6月9日は僕にとって、生涯忘れられない「国恥の日」になりそうだ。2週間前に仮放免になり品川の東京入管で更新の手続きに同行していた日系ペルー人、チネン・ニルトン君(39)が、僕の目の前(仕切りの向こう側で)再収容された!!それも、ちょうど国会参院本会議で改悪入管法が強行採決され、悪法成立の数分前の出来事だった。

祖母が沖縄の出身で母が日系人、群馬在住。チネン君は4月19日、収容中の東京入管職員に「制圧」で暴行を受けた。5月に面会した時は松葉づえで歩いていた。骨折が疑われたため、外部病院で検査した結果、幸い骨折はなかった。中耳炎の持病があり頭痛を繰り返し訴えて、膿が出ていた。仮放免中に群馬の病院に行って検査・治療を受け、診断書を入管にも持参、次回通院の予約もあったが、再収容だ。許せない!!

 一方、悪法成立によって、仲間たちと支援しているクルド難民、デニスさん(日本人の奥さんがいる)もスリランカ人のジャヤンタさんも、「難民申請中であっても送還可能」、帰国できない理由があろうと、無視されることが「合法」になった。殺される恐れが生じたのだ。

 そんなわけで、この2日間はダブルショックと、怒りでフェイスブックにも向かえなかったのです。

でも、今は、新たな闘いに向け心身を落ち着け、仲間たちと戦線を再点検中です。

日本中、世界中に日本の非道は知られるようになりました。SNSの威力は凄い(僕は苦手ですが)。入管法改悪反対の運動は全国で若者たち、市民、労働者たち、それに在日コリアンを含む在日外国人たちが立ち上がり、積極的に活動を始めてくれました。悪法の施行は「公布から1年以内」とされているそうです。

これ以上、死者を出すわけにはいかない、悪法を絶対に執行させない闘いに出発します!!!

 再収容された日の午後、チネン君と面会しました。かなり落ち込んでいました(というより、何でこんなひどいことをされているのか、分からない、混乱した表情でした)が、僕はプラスチックの窓越しに「必ず、この仇(かたき)は討つから、負けずに待っていてくれ!」と言いました。

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(ぼくからの返信メール)

沖縄の同胞・知念ニルトンさんの支援活動に敬意を表します。

不当な強制収容の怒りを共有し、早期解放を願うばかりです。

「国恥」という言葉に接し、世界中に日本の恥をさらす結果となった改悪入管法の成立がいかに馬鹿げたことか、よく理解できました。

何名の読者がいるかわかりませんが、ぼくもブログ「哲日記」でFNさんのメールを引用して、知念ニルトンさんの救援の輪が広がるように努力していきたいと思います。

2023年6月12日エッセイ,哲日記,,黒島

東京の奥座敷に暮らす身には、都心へ出かけるのも「ちいさな旅」といえなくもない。

◆6月8日(木)晴雨

国立新美術館へ。「ルーヴル美術館展 愛を描く」を鑑賞。宗教画の数々。ピカソのような抽象画でなく美しい絵は、素人のぼくにも楽しめた。入場料2,100円。こちらの建物は黒川紀章の設計、外観もすばらしい。

夕方、ホテルニューオータニで開かれた元衆議院議長「故横路孝弘さんを偲ぶ会」へ、組合中央本部の皆さんと参加させていただいた。むかし懐かしい秘書の方々のお顔も。長年のパートナー由美子夫人のお礼のあいさつが良かった。東大の同級生どうし、10代のころからの付き合いが亡くなるまで60年間、いつも優しかった、とのこと。合掌

その後、黒島病に罹った方が営む溜池の「うさぎ家」にて夕食。ことしも黒島牛まつりに出かけたそうな。祖父譲りの江戸っ子の主人が腕をふるう料理の数々、秋田美人の妻女とその姉様がお客担当、ほんとに美味しかった。池波正太郎のエッセイに出てくる名店そのものと言ってよいだろう。年内にまた行きたいな。

泊まりは、赤坂のカプセルホテル。インバウンドがふえたせいか、カプセルでも5,500円と高め。空調がうるさかったが、うさぎ家でいただいた銘酒請福のおかげで熟睡できた。

◆6月9日(金)雨曇

朝食は、ホテルで支給された赤坂見附駅まえのファミレスで、久しぶりのトーストと目玉焼き朝定食。最近の店は、新聞を置いてないようだ。 その後、地下鉄銀座線で上野へ。

東京都美術館 フランスの画家マティス(1954年没)の日本では20年ぶりの「マティス展」を観た。入場料2,200円のところ1,500円(65歳以上割引) 高名な画家であるが、ぼくなんか絵心のないものには今一つわからない。が、平日にもかかわらず多くの人々が熱心に鑑賞していた。

となりの会場では大翔会(一般、プロ問わず多くの画家が出展)の展示。無料なのでそこへ、みごとな作品をいくつか鑑賞できた。どうもぼくの好みは写実主義?、しっかり、はっきり、くっきりした絵が好みのようかも。でも、時間が経つにつれて、脳裏にうかぶのはマティスの絵画の数々。なにか良いものがあるんでしょうね。

二日にわたって美術館めぐり、フランスに暮らす畏友・与座英信画伯のことを思い出す。四半世紀前に横浜で開催された彼の個展へ、同窓会をかねて皆で出かけたことがあった。そのとき、付き合いで彼の力作を購入した。が、その絵も手元にはない。わかれた妻が売り払ったかもしれない。今では数十倍に値がついているんじゃないだろうか。絵心のなさを露呈したカネ勘定とは情けない。

上野から池袋へ出て、駅ビル西武側の三省堂書店へ。新刊を中心にながめる。東武側のレストランでおそい昼食。その後、新しくできた東京メトロ・副都心新宿線にて渋谷経由田町へ。恒例の勉強会、きょうの講師は検察出身のリベラル弁護士。目から鱗のエピソードに感銘をうけた。

およそ90分かけて電車で帰宅。さすがに疲れたので入浴して就寝。ひさしぶりの禁酒。

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◆6月5日(月)晴

午後出勤

ベトナムでの棋聖戦、藤井聡太棋士、佐々木七段に先勝

MLBオールスターファン投票で、大谷翔平選手、へ5票投票。吉田正尚、鈴木誠也両選手へも投票。

◆6月6日(火)曇晴

ベッドで読書。

S歯科へ。両奥歯の痛み、レントゲンの結果では、明確にわからないようだ。ぐらついているとの見立て。前歯についても相談。入れ歯でなくしっかりしたものにしたい、との要望を聞いてくれる。

◆6月7日(水)晴

午前5時、ベッドで読書。 テレビ:100分de名著「ショック・ドクトリン」ナオミ・クライン著、堤未果さんの解説は秀逸だね。

MLB大谷翔平選手、第16号ホームラン。対カブス戦。鈴木誠也選手の頭上を越すライナー。お見事。

映画「心の旅」1991年アメリカ、NHKbs録画。ハリソン・フォード。ニューヨークの有能な弁護士が、家庭も顧みず仕事三昧の末、強盗の銃撃に遭い瀕死の重傷を負う。いろいろあって、弁護士をやめて家庭の幸せをとりもどしハッピーエンド。このストーリ、どこかで見たような記憶があるが果たして???