哲日記,断酒,映画鑑賞,読書

昨夜は飲まなかったせいか、さわやかな目覚めだ。9日連続の飲酒は、やはり飲み過ぎだろう。

午後から出勤。13:30に事務所入りし17:30に退勤となる。

読書 帰りに図書館へ、新聞、週刊誌、月刊誌を読む。月刊・文芸春秋は、これまで3年間定期購読(11,520円/年)してきたが、中止して図書館で読むことにした。2023年1月号(12/10発売)をパラパラとめくる。巻頭随筆の藤原正彦の辛辣な文章は面白い。美人妻をからかう一文が、珍しく今号は見当たらなかったので残念。清武英利「記者は天国に行けない」は、好きな連載だ。読売出身のノンフィクション作家で、かつてナベツネとも喧嘩したことのある硬骨漢である。

映画 「招かざる客」1967年、米国、NHKBS録画を観る。映画撮影時は、まだ異人種間結婚が違法とされていた時代。有能な医師である黒人男性と、新聞社オーナーのリベラルな家庭で育った白人女性との結婚をめぐっての葛藤ドラマ。女性の母親役キャサリン・ヘップパーンがアカデミー主演女優賞を受賞。

ぼくの母方の叔母も黒人のアメリカ人と結婚したが、違法とされた時代と重なる。アジア人との結婚は合法だったのか。小さいころ母親を亡くしたぼくを、とても可愛がってもらった記憶がよみがえる。ハワイで暮らしているらしく、ほとんど没交渉で申し訳なく思う。一家の幸せを祈ります。

哲日記,映画鑑賞,読書

読書 「朝日新聞政治部」鮫島浩著 図書館から借りて読了。新聞記者らしく文章が読みやすくて良かった。意欲ある記者が、会社上層部の無理解、無能、ジャーナリスト魂の欠落によって排除されていく不合理さを実感させられた。朝日新聞の発行部数の激減ぶりも衝撃であった。1994年に822万部あったものが、2021年には466万部だ。若い頃、深代惇郎の天声人語を愛読していた身には、朝日の凋落ぶりは嘆かわしい。また、読売出身の本田靖春の名著「警察回り」に感動した身には、現在の新聞記者のおかれた状況に落胆せざるを得ない。

映画鑑賞 「オールウェイズ」1989年、米国、スピルバーグ監督、オードリーヘプパーンが最後に出演した映画。NHKBS録画。山火事を消火する飛行機乗りの物語。ストーリーはいまひとつだが、さすがスピルバーク、迫力ある映像はなかなかであった。

ゴルフ 国会議員を囲む望年ゴルフコンペが、コロナ禍もあって3年ぶりに開催され参加。27名参加中、10位の成績であった。景品もよかった(12月18日埼玉県内ゴルフクラブ)。

哲日記,,食事

12月13-15日、函館へ出かけた。JTBのツアーに便乗して、ぼくたち黒島ふるさと会が長年お世話になったKU先生のお墓参りが目的のひとつである。初日と最終日は自由行動という名のほったらかしツアー。

13日(火) 昼過ぎのANA便にて函館へ。出迎えてくれたのは、先生の長女Sさん。事前に、先生のお墓の場所を教えて頂ければひとりでお参りしますので、と断っていたのだが・・・・・「いえ、自分たちもそのような機会でもないとなかなかお参りできないので。お寺の納骨堂なので身内の立ち合いも必要」とやさしく対応してくれるSさん。

本願寺の納骨堂にて、先生の御霊に合掌。これまでのご支援ご指導に厚く感謝。「立派なご仏壇ですね」とぼく。「母が求めてくれたものです。本人は遺灰を海に流してくれと言ってましたが」とSさん。「R子奥さまはお元気ですか」「父が亡くなって2,3年は家に引きこもりがちだった。いまは元気を取り戻して安心です」とSさん。

その後、F寿司にて夕食。10数年前も先生に連れてきてもらった寿司店。運転のため、お酒を飲めないSさんを横目に、生ビール、函館ではじめてできた地酒五稜を飲みつつ、刺身、寿司を堪能。図々しいにもほどがある自分に赤面。 Sさんには、空港の迎え、参拝の世話、夕食のご馳走まで、感謝感謝の極みです。

湯の川のホテルまで送っていただき投宿。拙宅は3kの大きさだが、ここの部屋はツインベッドと応接ソファーがあって、我が家よりはるかに広い。温泉につかり、小さなスマホ画面にてボクシング井上尚也の4大タイトル戦を観戦.井上の圧倒的強さに感動。

14日(水) バスにて大沼公園、五稜郭、函館山からの夜景、レンガ倉庫での買い物、花火見物等。

15日(木) 午後3時のANA便にて帰京する予定だが、午前便すべて降雪、強風のため欠航。そこで函館駅へ市電でむかい、搭乗便の欠航が12時頃発表されたので、新幹線にて帰京することにした。その発着駅である新函館北斗駅へローカル線で行こうと乗り込みドアがしまると、「この電車は新函館北斗駅へは寄りません」とのアナウンス。ドアが閉まって注意アナウンスするなんて、そんな馬鹿な! あわてて次駅の五稜郭駅から函館にもどり、再度、函館ライナーに乗り換えた次第。東京の拙宅にたどり着いたのは9時過ぎだ。 ツアー会社より「帰りの飛行機代相当分を返却する」というのがせめての救いか。

哲日記,断酒

夕刻、都内にて勉強会。S元内閣官房副長官が主宰するもので、リベラル、保守、民間、官僚問わず、幅広い講師の方々による興味深い話が聞けるのでありがたい。今回は、元外交官(大使)からウクライナ情勢、バルト三国とロシアとの関係など。前回のS大学教授のロシア情報とは異なる観点からの講話であった。元副長官の幅広い人脈に感心する。

帰途、溜池のU家へ行き飲食。4月以来のことで美味かった。同店のマスターが黒島病にかかり、ぼくなんか島出身者よりも黒島へ通うこと数倍だ。来週、黒島生まれのシンガーソングライターが浅草のホテルでディナーショーを開くが、その情報もU家からもたらされたものだ。ぼくが函館行きと重なり同ショーに行けないというと、姉妹で店を切り盛りするママさんが、私たちもあす秋田へ墓参にいくとのこと。

「へぇー、ママたち秋田出身なの?それで秋田美人なわけだ」とぼく。これまでの人生、幾度となく聞いてきたお上手ゆえか、美人姉妹には完無視されたのであった(苦笑)

12月8日(木) 

午後から出勤。その前にゴルフ練習場にて100球うつ。日米開戦の日。沖縄人、日本国民、アジア人民等に塗炭の苦しみを押しつけた大戦の戦端を開いた日。ゴルフなんかしている場合か、すこし自己嫌悪なり。

12月7日(水)

北海道旅行にそなえ、雪道に対処できる靴を求める。店員さんの上手な勧めもあって良い買い物ができたかなぁ。

12月6日(火)

ゴルフ練習終えて帰ろうと車のキーを押すもうまく開錠できず、ガチャガチャしていると先日同様、ウァーウァーウァーと猛烈な警告音。駐車場には高級車が少なくないが、ぼくの軽自動車のゆえかどなたも関心示さずさみしい。すぐ、車に乗り込んでエンジンをかけると警告音は止まった。そして、拙宅の駐車場にてマニュアル本を熟読して、警告音を発する仕組みを解除した。 でも興奮さめやらず、行き付けの居酒屋で6日ぶりの飲酒とあいなった。呑兵衛はなんでも口実にするのである。

テレビ,哲日記

ただいまサッカー日本対クロアチア戦を観戦中。前半終えて1-0で日本リード。念願のベスト8に前進。きょうは、出勤3日目。少々の疲れもなんのその、応援に力がはいる。

K団地のHSさんから、エアコンの調子がわるい、ちっとも暖まらないのでみてくれない、とSOSが入る。87歳の身に寒さもつらかろうと思い、さっそく勤務後にたずねる。ホント暖まらないハズだ、ゴミが溜まってオレンジの警告ランプがついている状態だ。さっそくゴミを取り除いてやると、本来の暖かい風が吹いた。良かった。

日本ークロアチア戦、延長戦でも決着つかずPK戦で敗れた。残念。2:45am。おやすみなさい。

2022年12月5日テレビ,哲日記,断酒,食事

車で20分弱のゴルフ練習場へ出向く。100球打つ。まったくよくない。コロナ前にクラブを握って以来だからあしかけ3年ぶりか。まぁ気張らずにやっていこう。練習後、途中の公園にてウォーキング。帰宅してお風呂。

沖縄のAK叔父より電話。「(自分の)次男の結婚披露宴をようやくできた。君たち東京組を案内できなかったが、コロナ禍もあり、小宴にしたので理解してくれ、石垣からきてくれたK生と次男が従兄弟の中で、一番の年長と年少であることを二次会の席で皆に紹介できた」と諸々話してくれた。

テレビ:こうして僕らは医師になる―沖縄県立中部病院 研修医たちの10年~NHKBS/ETV特集 選▽昭和天皇が語る 開戦への道 前編 張作霖爆殺事件~パールハーバーは、日本が軍艦保有率3に対して英米5:5という不公平もあった、これは愚痴だがと天皇が言うと、側近がこの部屋だけにとどめておきましょう、とのビックリするエピソードも。/ザ・ノンフィクション 美咲をさがして~帰りを信じた家族の3年~フジテレビ/笑点。久しぶりに座布団10枚。

3食とも自宅にて。本日も禁酒つづく。

哲日記,断酒,食事

早くも師走。いちだんと寒い朝。テレビは、相変わらず、ワールドカップのスペイン戦勝利のこと。

宮古島のKT元校長から、地元紙である宮古毎日新聞を添付したメールが送られてきた。その見出し「堂安活躍、宮古も大興奮/劇的同点弾に”ズミ”」。なんと堂安律選手の祖父母が伊良部島のご出身とのことで、宮古ことばで「ズミ=最高」と絶賛しているわけだ。同時に送っていただいた琉球新報は、堂安選手が伊良部島の親戚をたずね談笑する写真を掲載して、宮古との関わりを伝えた。次のクロアチア戦での活躍も大いに期待したい。

日中は、ネットで将棋・竜王戦の観戦。藤井聡太初防衛なる。お見事。新年早々の王将戦は、羽生善治の挑戦をうける。サッカー、将棋、大谷翔平ロスはないようだ。

12月入りしてから、食事は三食とも自宅にて、3日連続禁酒。

哲日記,断酒

サッカー・ワールドカップ予選リーグで、日本は強豪スペインに2-1で勝利した。初戦のドイツ戦についでの鮮やかな逆転勝利。今朝4時からのキックオフで、ぼくも早起きしてテレビ観戦するつもりが、目が覚めたのは6時45分。スマホの目覚ましセット忘れのせいである。万事休す。

12月1日(木)。師走、ほんとに時が過ぎるのが早すぎる。古希になって尚更の感じ。また、きょうから、前職場にパート勤務。新人専従者が加入するので助言者としての役割を期待しているそうな。待遇は週3日・12時間勤務、賃金は東京都の最低賃金とのこと。世話になった職場への恩返しの気持ちで頑張るつもりだ。 スペイン戦の寝過ごしは、久しぶりの仕事で疲れていたかもね。

五月の古希の誕生日以降、155日間、連続で続けてきた断酒・禁酒のチャレンジは、10月22日の前職場の交流会で途絶。その後、飲酒30、禁酒11。よろしく!

哲日記,読書

佐藤愛子著『血脈』を読了。文春文庫、上中下の三巻、1巻あたり600~700頁の大河小説。小説家・佐藤紅緑を父、女優・三笠万里子を母にもち、詩人・サトウーハチローを兄に、その他の兄姉、甥っ子、自分の夫はじめ配偶者たちの物語。内容は、「ここまで書くか」と、ビックリするほどの登場人物の乱暴狼藉を悪口の限りを尽くして描写。例えば、異母兄のひとりが、出張先の旅館からニセ電報をうって金を無心、お金を届けた使いの者が見たのは芸者と遊びほうけている姿。

夫の借金地獄を肩代わりして苦労する愛子。離婚後も夫は、留守中に納税用の預金通帳から全額引き出し、愛子は税金を納めるのに四苦八苦する。そして、愛子は『それでもこの世は悪くなかった』文春新書、と上梓。

血脈の上下2巻は、古本屋で購入、中と「それでもこの世は・・・」は図書館で借りた。その「中」があまりにもくたびれていたので、書店で新刊「中」を買って、返却とあわせて図書館へ寄付した。面白い本とめぐりあえた感謝の気持ちなり。

テレビ,哲日記

11月23日(水)22時、ワールドカップ、日本―ドイツ戦をテレビで観戦。前半はドイツに圧倒的に押され、あげくペナルティキックで1点を献上したころから、嫌気がさして他のニュース番組に切り替えた。でも、気になって再びサッカー戦にチャンネルを切り替えると、早くも後半20分経過し、スコアはドイツの1点のまま。そして、日本は選手交代でストライカーを投入、見事、堂安、浅野選手のシュートで2点連取し、見事逆転勝ちをおさめた。よかった。

11月18日(金) 石垣島の中学、高校の同窓生であるMAさんを見舞いに行く。拙宅からリハビリ病院のある町田市まで、車でおよそ往復3時間かかった。以下は、グループLINEにて友人各位へレポート。

昨日、A子さんをTKリハビリテーション病院へお見舞いしてきました。元気で、会話のキャッチボールもスムーズで、皆の顔と名前を思い出すために、五十音順に指折り数えながらメンタルトレーニングをしているそうです。

「ふくよかな顔立ちで、元気そうでなによりだ」と僕。

「そう、寝てばかりだから太ってしまって。あんた、女性の顔とか体形を言わないでちょうだい」と彼女。叱られてしまった(汗)

「みんなで生り年祝賀会へ行こう」と僕。

「そして、マミドーマを踊ろう」と彼女。

還暦のときは繁盛節?ではと言うと、いやマミドーマと譲らず、そしてマミドーマを口ずさむ。

別れ際に握手すると、指の細さに闘病の苦労がしのばれた。