テレビ,哲日記,断酒,映画鑑賞,読書

朝ベッドで読書:立花隆『死はこわくない』文春文庫)若いころ、失恋で自殺を幾度となく考えたという著者。脳死、臨死体験という書物を著し、人間の死について深い考察をしてきた著者、結論がタイトルの「死はこわくない」という。自分が死んだら樹木葬で葬ってほしい、海への散骨は「泳げないのでやめる」という、田中角栄を筆1本で倒した知の巨人にも弱みがあって可笑しかった。

映画「おくりびと」2008年、アカデミー賞外国語映画賞、日本アカデミー賞最優秀作品賞。 出演:本木雅弘、広末涼子、山﨑努。 公開時、映画館で観たが、ストーリはほとんど覚えていなかったので、むしろ、新鮮に楽しめた。株取り引き等で1億円以上を稼ぐ人を「億り人」というが、この映画のタイトルを借用したものか_

公園でウォーキング、河津桜が満開だ。 ABEMAで棋王戦3局を観戦、藤井聡太八冠勝利、2勝目で棋王防衛に王手。入浴。 

A屋で夕食、客の居酒屋経営者の若いカップルと談笑、大谷翔平の新妻田中M美子さんの名前を知らなかったようで、教えてあげて優越感にひたる。7,516歩数

映画「男はつらいよ 寅次郎の告白」第44作、1991年12月(bsテレ東録画)マドンナ:後藤久美子、吉田日出子。ロケ地:鳥取砂丘。及川泉(久美子)の家出、泉は傷心の旅先で寅さんと会って涙の抱擁。寅さん、未亡人となったかつての恋人(日出子)と再会、バス停で別れの朝、日出子に思いっきり手をつねられた鈍感ぶりにあきれたね、涙。

X(旧ツイッター)で、「義父母に理不尽な仕打ちを受けた妻、介護なんかしてあげるもんか」と怒りの投稿(ブログ右上のXバー参照) ぼくのリポスト「石垣島で老親を介護していただいた、義姉に感謝です。いまさらですが! 東京にて 愚弟」

参院予算委員会:蓮舫さん、雄弁極まれり、厳しい追及に新藤大臣みっともない興奮答弁。 軽い散歩、図書館で新聞、週刊誌等。 書店、スーパーで買い物。 帰宅、入浴、夕食、YouTube、テレビ等。就寝。5,300歩数、体重65.0kg

哲日記,,読書,黒島

朝6時、自宅を出て電車で羽田空港へ。電車のなかでは、垣谷美雨『あなたの人生、片づけます』を読む、ユニークな小説で面白い。空港コンビニでお握り1個と、自販機でヨーグルト飲料を求め朝食代わり。9時離陸したJAL機にて那覇へ、機内誌の浅田次郎エッセイ「つばさよつばさ」はいつも愛読。那覇到着後外に出ず、お握り1個とペットボトルで軽い昼食。

JTA機へ乗り継いで石垣へ、機内誌の沢木耕太郎のエッセイが面白かった。バスにて市街地へ、離島ターミナルで下車し、あすの黒島牛祭りのセット券(往復船賃、食事券、抽選券・牛1頭)を5千円で購入、ホテルへチェックイン後、入浴してひと休み。

夕、長兄宅にて父母はじめ先祖を祀ってある仏壇へ手を合わす。今回の旅は、数え73歳の生り年を期に12年ぶりに母校黒島小中学校の同窓会を目的としたもの。兄夫妻・甥姪からも過分の祝い金を戴き恐縮する。 その後、叔母宅へあいさつに伺うと、多くの従兄弟たちが集まり、たくさんのご馳走に舌鼓をうつ。叔母夫妻より過分の祝い金を戴きこれまた恐縮する。

夜、二中2期の生り年祝賀会の打ち合わせに出席、11月2日の日程は確定のようだが、会場については、参加人数が大幅に増える見込みにつき、より大きな会場を検討しているとのこと。 ホテル戻り就寝。

朝、黒島へ船旅、牛祭り会場はあいにくの小雨と強風、31回にして初めての参加。イベント、出し物をそっちのけにして、会場後ろのテントで同期の皆と談笑しつつ、牛ソバを堪能、お酒は夕方より石垣での島料理「南の島」での宴会に備え控えめに。

寒さにこらえきれず、牛1頭当たる抽選待たずに港へ、すると帰りのチケットを紛失したもよう、幹事のH吉くんから回数券をもらって事なきを得た次第、感謝。 夕方、生り年会本番の宴会、二次会は島仲久くんが経営する「島唄ライブ」にて、大いに飲んで踊り狂い!

石垣島観光へ、御願崎、川平湾、野底マーペ、玉取崎展望台等、天気が悪くエメラルドの海が見えず残念、でもH吉くん娘夫妻の観光案内で満喫した一日であった。

夕方、長兄宅でご先祖様に合掌、再び叔母宅でご馳走にあずかり、叔母の孫二人が東京の大学と、八重山高校へ合格予定とのことで、事前にご祝儀を手交する。

◆2月27日(火)

兄がホテルに迎えて空港まで送る途中、メモリアルパークを訪問、黒島から既に移転した遺骨に手を合わせ、新墓予定地をみせてもらう、大洋を見わたすロケーションに先祖も喜ぶことでしょう。「人は死ねばゴミになる」心境に近いぼくであるが、先祖供養に尽力してくれている兄に、そんなことを言えようもないではないか。

石垣空港から那覇へ、東京への飛行機は強風のため大幅遅れ、「成田空港、関西空港へ降りることもご承知おきください」とのアナウンスにビビる。午後5時、無事羽田へ着陸でき、東京駅から特急はちおうじ1号にて立川経由し無事、拙宅へ帰還できた。

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映画「男はつらいよ 寅次郎の休日」第43作、1990年12月(bsテレ東録画)マドンナ:後藤久美子、夏木マリ ゲスト:寺尾聡、宮崎美子 ロケ地:大分日田。 母と別れて日田で薬剤師の女性(宮崎)と暮らす父を訪ねる及川泉(ゴクミ・当時16歳)、付き添いは満男、それを追っかけてくる寅さんと泉の母、「お父さんが幸せにしているので、戻ってきてと言えなかった」と泉、それを聞いて号泣する母(夏木)

オートバックスへ車検証を受け取りに行く、ついでにカーナビ更新について重ねて相談、「10年前の機器なので、地図更新はできない。カーナビを取り換えるしか方法はない」という返答。ほんまかいな? クラリオンの10年寿命は納得しかねるねーー

きょう2月22日は=にゃんにゃん)ということで猫の日らしい、そこで映画「ボブという名の猫2 幸せのギフト」2022年イギリス(NHKBS) 貧しい青年が、ボブという名の愛猫とともに奮闘し、ベストセラー作家となるハッピーエンド。

読了:開高健『輝ける闇』 角田光代さんがEテレで紹介した本。ベトナム戦争の激しい戦闘シーンは、著者が実際に身をおいたならではの描写であろう。同書のなかで、主人公がマーク・トウェインの空想小説に引き込まれる記述があった、それも読んでみようと思った。開高健にしろ、マーク・トウェインにしろ名前のみ知っていたが、ほとんど読んでこなかった、貧しい読書遍歴のぼくである。まぁ仕方ないか。

映画「イングリッシュ・ペイシェント」1996年アメリカ(bsNHK録画)アカデミー賞作品賞はじめ最多9部門受賞。第2次大戦中の戦争恋愛映画、舞台はアフリカ北部の砂漠、考古学調査の一環でリビア砂漠の地図作成を担う主人公と、人妻との不倫、夫の嫉妬による飛行機を使った爆殺未遂等、見どころあるにはあるが、ぼくの好みではない映画である。

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カーナビ更新に必要なマイクロSDカードを買うため、近くのN電気店へでかける。それを持ち帰って、パソコンに入れようとするも、挿入口が無い! そんなアホな。 図書館は休館日。 入浴、A屋で夕食。3,900歩

テレビ「NHKスペシャル 続・冤罪の深層~警視庁公安部・深まる闇~」秀逸な番組。中国へ不正輸出したとの件で逮捕・起訴されたが、3人目の検事により起訴取り消しとなった冤罪事件。被告のひとりは拘留中にガンがみつかり、保釈請求しても認められず、死亡する酷い事件。係わった刑事、検事とも反省、謝罪なし。

朝読書、開高健『輝ける闇』ベトナム戦争従軍記、開高健のペン冴える。

入浴。 散歩、A屋で夕食。 5,800歩

テレビ「映像の世紀バタフライエフェクト マンハッタン計画 オッペンハイマーの栄光と罪」NHK録画)原爆の父といわれるオッペンハイマー、米国では「戦争を終わらせた英雄」と称えられたが、自分自身は深い罪の意識に苦しんでいた。戦後は、一転してアメリカの水爆開発に異議を唱える。そして赤狩りの対象となり、公職から追放された(NHKプラス)

女友達のO石S子さんより電話、静岡のミカンをプレゼントしたいのでと、喫茶店へ。コーヒーを飲んでお礼に食事いかが?と誘うも、無下に断られた。

映画「ロビン・フッド」1991年アメリカ(NHKBS録画)ケビン・コスナー、モーガン・フリーマン。中世イングランドの伝説的英雄ロビン・フッドの活劇。娯楽作品として十分に楽しめました。

テレビ,哲日記,読書

午前、Sざき歯科医院へ、右奥歯入れる。保険適用外につき1本6万円を4本、計24万円なり。レジスターの調子悪く領収証がでないので次回でよろしいか?と治療室から出てきた院長先生、こちら了承する。そして、次回の予約をいれて「仮領収書いただけますか?」と僕、受付嬢困った表情、「じゃお互い信頼関係でということで」と心優しい僕でした。

昨日の早歩きのせいか、左ひざ痛みありチョコっと散歩。 図書館へ、新聞、週刊誌等。 帰宅、入浴、A屋で夕食、六日ぶりの飲食。

那覇のT子叔母へ電話、川崎の借家のカギ返還についてのその後について、「まだ思案中」とのこと。何かと気苦労なことなり。姪子のA子、J子たちと連絡とり合っていることを聞いてひと安心だ。

朝、完読『沈まぬ太陽(五)』山崎豊子著。航空会社の闇、腐敗を描く著者渾身の傑作。 金丸副総理を「竹丸」という仮名で、その錬金術を暴き、中曽根総理を「利根川」、後藤田官房長官を「十時」との仮名で、魑魅魍魎の政界の闇を斬り、航空会社の「絶対安全」をめざす国見会長、主人公・恩地らの苦闘を綴る。

著者のあとがき「今回は非常に勇気と忍耐のいる仕事であったが、その許されざる不条理に立ち向い、それを書き遺すことは、現在を生きる作家の使命だと思った」あっぱれ!

きょうは青梅マラソンの日、かつては自分も出場したが、とても寒い日に外出すると胸が苦しくなるような体調では自制せざるを得ない。ゴール付近を散歩がてら見物して、A屋で生ビールの昼飲み。女将とお嬢から4日遅れのバレンタイン・クレープを戴く、ご機嫌なり。

テレビ「アナザーストーリーズ 選『小澤征爾 悲願のタクト~北京に流れたブラームス~』NHK) 旧満州に生まれ北京で育った小澤、世界のマエストロとなって文化大革命後の1978年、北京を訪れてタクトを振った。「この旅は、お詫びの旅です」42歳の小澤の第一声である。

「町山智浩のアメリカの今を知るTV」BSテレ朝)大統領予備選の模様を伝える。 生トランプと握手を交わすまで肉薄する町山の徹底した現場主義に拍手。

2024年2月17日テレビ,哲日記,断酒,映画鑑賞,読書

朝、ベッドで読書。 午前、オートバックスへ車検のため納車。夕方までにかかるが、終了時間は未定とのこと、それでは明日受け取るということで帰路へ。 図書館で新聞、久しぶりに月刊『世界』3月号を手にとる。沖縄大学の女性講師のコラムを読む。安倍、菅、岸田政権に「負け続けた沖縄」との言葉に心痛むー

午後、ウォーキングかねてユニクロで買い物。ジーンズを試着すると、丈をつめる必要なしのドンピシャ(ぼくの足が長いのだ)、女性スタッフ「この製品は丈がもともと短いですものね」←言葉に毒があるね(笑)

映画「めまい」1958年アメリカ(NHKBS録画)ヒッチコック監督、ジェームス・スチュアート、キム・ノヴァク。サスペンスもの、ノヴァクの一人二役はお見事、まぁ面白かった。 

午前、車検に出した車の受け取りへ、自賠責保険込みで109,424円なり。カーナビ更新は、クラリオンとかけあって自分でやるようだ。面倒くさいことになった。車維持は高くつくなー

読了『沈まぬ太陽(四)』御巣鷹山ジャンボ墜落事故をおこした航空会社は、再建をはかるため外部から会長をまねき、主人公恩地も会長室・部長として引き立てられ奮闘するも、長年の腐敗したこの会社の闇は深い。

テレビ「トリセツショー」NHK)で、ウォーキングは速歩が有効だというので、さっそく公園で速歩に取り組む。くたびれた。 夕方、駅前のLでコーヒー、チキンをつまむ。 図書館で新聞、週刊誌等。

映画「男はつらいよ ぼくの伯父さん」第42作1989年12月(bsテレ東録画) マドンナ:後藤久美子、檀ふみ。浪人生の満男、久美子が恋しくて佐賀までバイクで訪ねる。そこに寅さんがいて、恋の仲立ちするもドタバタ・・・・・傑作のひとつであろう。

テレビ,哲日記,断酒,映画鑑賞,読書,食事

朝、読了:山崎豊子著『沈まぬ太陽(三)』新潮文庫)1985年、御巣鷹山での日航機ジャンボ墜落事故、犠牲者520名、重傷者4名、史上最悪の事故を510ページ全編にわたり描く。犠牲者をあえて実名で記し、凄惨な事故模様、遺族の悲しみ等。 今月下旬、帰省するため那覇乗り換えで往復4回、飛行機乗るのが怖くなった。

図書館で月刊『文芸春秋』読む。 書籍2点借りる。

映画「麗しきギャツビー」2013年アメリカ(NHKBS録画) レオナルド・ディカプリオ。むかし惚れた女性は富豪の妻となっていた、それでも諦めきれずに自らも大金持ちとなって、人妻にアプローチ、そして駆け落ちの寸前でどんでん返しが・・・まぁ面白かった。

テレビ「追悼・小澤征爾 2016松本フェスティバル」NHKBS録画) 小澤80歳(当時)の指揮のすごさは、クラシック縁遠いぼくも堪能した。

朝、ベッドで読書。 午前、電車にのってA島駅の映画館へ、「沖縄狂奏曲」太田隆文監督。 沖縄の戦後史をたどり、米軍基地の重圧、事件・事故の頻発等を伝える。「沖縄から日本がよく見える」と言ったのは筑紫哲也氏、映画では「沖縄はカナリア、沖縄に危機が迫るときは日本全体の危機」と喝破するのは前泊博盛教授、宮古島が生んだ名ジャーナリストだ。

久しぶりに昼ごはんを外食(天丼)。 図書館で新聞等。 公園でウォーキング、お供はウォークマンでクイーンを聴く、ロックの調子とウォーキングはよく合う。

哲日記,断酒,美術館,落語,読書

朝ベッドで読書。 テレビ「ドキュメント72時間 愛媛・今治 昭和から続くサウナにて」   YouTube「3ジジ放談」平野貞夫、前川喜平、佐高信 言いたい放題は痛快なり。

連合N多摩のOB会、隣駅の小料理屋で20年ぶりの顔合わせ、75歳のAさんについで71歳のぼくが高齢者、60代、50代の現役ふくめ13名の参加者で和気あいあい。でも、かつての議長、副議長が70代前半で、推薦議員のOA議員が62歳で他界された報告もあって寂しくもあった。 4日ぶりの飲食、帰りはA屋ではしご酒。6,790歩

公園でウォーキング。お供はウォークマンで落語、柳家小三治をたっぷり1時間、人間国宝にふさわしい名人芸。この時点で7,000歩、映画音楽を聴きながら1万歩めざす。

図書館で新聞、朝日新聞で村上春樹「小澤征爾さんを失って」追悼記を読む、年齢差を超えた篤き友情に感銘うける。同記事には、2016年にベルリンでビールグラスを掲げるツーショット写真もあって、ついA屋にて生ビールで献杯した。12,540歩

朝、ベッドで読書。テレビ:大谷翔平選手のキャンプインを各局が伝える。

公園でウォーキング、お供はウォークマンで落語・古今亭志ん朝を聴きながら歩く。図書館で新聞、週刊誌等。

テレビ「NHKスペシャル驚異の庭園~美を求める庭師たちの四季~」島根県にある足立美術館の庭園を紹介、ここはアメリカの庭園専門誌で2003年以降連続20年世界Ⅰに輝く庭園だ、ぼくも昨年6月19日訪問してその素晴らしさを満喫した。 「趣味どきっ!読書の森へ 本の道しるべ(1)角田光代」NHKEテレ) 角田さん、開高健『輝ける闇』を絶賛していたので、いちど読んでみたくなった。

哲日記,断酒,映画鑑賞,読書

お見事、藤井聡太「王将戦」4連勝で防衛、八冠維持。

映画「隠し砦の三悪人」1958年モノクロ(NHKBS録画)黒澤明監督 三船敏郎、上原美佐。 戦国時代の物語。敗れた秋月藩の有能な武士三船、美佐姫と百姓二人とともに隠し砦から同盟藩への脱出をはかる。百姓は藩再建のための金運搬役、立ちはだかる敵藩、スリル満点の活劇。

朝3時読書、『沈まぬ太陽(二)』読了。 主人公・恩地の苦闘つづく。労組委員長としてのストライキ等が会社ににらまれ、報復人事でパキスタン、イラン、ケニアと10年にわたり海外を盥回し勤務の連続。同時期の1972年、日本航空はインド、ソ連で墜落事故をおこし、小説では日付、事故原因等を事実に即して記述、ノンフィクション相当のリアルさに納得。

S歯科、右奥歯の治療、次回は保険適用外の治療につき、25万円前後を持参するようにとドクター。年金生活には痛い、外食・飲酒を控えよう。

図書館で、きょう発売の文芸春秋3月号を読む。「弟は父の性虐待で死んだ」秋山千佳氏レポートに衝撃を受けた。鬼畜のような実父に犯された姉と弟、姉が実名で訴える、こんな人間がこの世に存在するのか!

映画「カリートの道」1993年アメリカ(NHKbs録画) アル・パチーノ、ショーン・ペン、ペネロープ・アン・ミラー(当時29歳) ニューヨーク暗黒街の世界、アル・パチーノは恋人アンとともに、暗黒世界から抜け出しパラダイスをめざすもかなわず。 駅構内でドンパチ等迫力シーンは見もの。が、アル・パチーノ主演のゴッドファーザー2には遠く及ばない。

テレビ,哲日記,映画鑑賞,読書,黒島

朝、ベッドで読書。 映画「秋刀魚の味」1962年公開、カラー(NHKBS録画) 小津安二郎監督 出演:笠智衆、岩下志麻、佐田啓二、岡田茉莉子、東野栄次郎。 妻に先立たれた笠は、娘・志麻、息子と3名暮らし。母親代わりで家事、仕事に忙しい志麻に縁談がもちこまれ、なんやかんやで小津映画のほのぼのとした味わいが・・・・・

入浴。夕食A屋。歩数11,453

読了『沈まぬ太陽(一)アフリカ篇上』山崎豊子著 JALをモデルにしたと思われる国民航空の社員・恩地元の苦闘を描く。とりわけ、航空労組委員長として、社長との団交は圧巻。が、首相外遊の帰国便にあわせてストを打ったことから、政府・会社首脳の怒りを買い、アジア中東、アフリカ等へ不当配置転換に追いやられ、母親の死に目にも会えない等、辛酸をなめる。 いつもながら、著者の綿密な取材による事実に基づく小説化、リアルに満ちた描写に感動を覚える。

入浴。外食。3,705歩。

図書館にて、新聞、週刊誌を読む。その後、閲覧室にて、山崎豊子著『沈まぬ太陽(二)アフリカ篇下』を読みふける。同書を借りて、雪の降るなか帰宅。

入浴。 A屋で夕食。大雪のなかで、もの好きな客はぼくひとり。 

映画「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」第41作、1989年8月公開(bsテレ東録画) マドンナ:竹下景子(当時35歳) ゲスト:淡路恵子 柄本明。 自殺未遂の柄本とともに、ヨーロッパ・ウィーンへ。 同地で観光ガイドの景子と出会い、ドナウ川を江戸川にみたて、教会の神父を御前様とよび、相変わらずのハチャメチャぶりの寅さん。 景子とウィーン青年との熱烈キスシーンにびっくり。 3,860歩

燃えるゴミ出しにゆくと、前日の大雪をスコップで雪かきをしてくれている人が・・・「どうも申し訳ありません、ありがとうございます」と感謝を伝える。

テレビ「映像の世紀バタフライエフェクト 選 田中角栄 列島改造の夢と転落」NHK録画) 今太閤ともてはやされた角栄、立花隆が文芸春秋に発表した「田中角栄研究 その金脈と人脈」で首相辞任に追い込まれるまでを描く、まことに面白い番組なり。

図書館へ、新聞を読み、書棚から佐高信『飲水思源ーメディアの仕掛人、徳間康快』を取り出して読む。図書館の椅子は板張りなので、自宅から持参した小さなスポンジ座布団をあてがって快適なり。

母校の小中学校長より依頼をうけて、埼玉のK勇さん子息へ連絡。学校図書館への多大な寄附への「感謝状は確かに受け取りました。あらためて亡き父を誇りに思います」との回答を得、校長へ伝達する。よかった。

業務用スーパーで買い物、帰宅、入浴。A屋で夕食。5,860歩