新聞投稿
石垣島の友人UYさんからメールが送られてきた。添付されてあったのは、尊敬するTC先生の新聞投稿である。
その趣旨は、杖をつく高齢者になると、坂本九「上を向いて歩こう」ではなく、下を見て注意深く歩こう。転倒防止こそ寝たきりを防ぐうえで大切だ。宮沢賢治「雨にも負けず、風に負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を」の精神で、できるだけ健康寿命を保ちたい。
そして、なによりも高齢者は、石垣市立図書館を大いに活用して学び、今日一日を大事に生きていこう!先生よりぼくは20歳弱年少だが、ハッパをかけられた気分となり、日々を大事に有意義に過ごしていこうと、粛然たる気持ちになった。遠く八重山に向かって感謝の合掌をした次第である。
宮沢賢治にかかわるエピソード思い出した。政党機関紙の記事である。
ある年の参院選挙に立候補した神奈川選挙区千葉景子さんの選対事務所へ、近くの横浜馬車道にある寿司屋の女将さんがお寿司の差し入れをよくしてくれたそうな。その女将さん、写真で見るととてもきれいな方で、実は晩年の荒畑寒村の世話役を瀬戸内寂聴から依頼されてこころよく引き受けたとのこと。
そして、寒村宅を訪問する初日、褒めてもらおうと「共産党宣言」を持参したところ、寒村「そんなもん読むより、宮沢賢治をよんでごらん」と諭された。ウン、いい話だ。
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