9月16日(金)

7:00起床。 9:00朝食。12:00昼食。19:00夕食。 

午後昼寝後、図書館へ。書架コーナで、村上春樹著『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』を拾い読み。小説は未読だが、エッセイは気軽に読めるので好みだ。なかでも、苦情、文句、怒りのエピソードは同感するところ多し。その1、ロンドン滞在中、他の用で日本の航空会社支店をたずねたおり、支店長らしき立派な身なりの男が近づいてきて、村上の身なりを一瞥して訊いた。チケット購入でないことがわかると、「せせら笑って」向こうに行ってしまった。以降、同社の飛行機は原則利用せず、世界を飛び回っているのである。

その2、某出版社が全集を企画、広告パンフ「谷崎から村上春樹まで」を作成後、村上に自作掲載の事後承諾を求めてきた。他の作品への変更を求めたが、出版社が応じなかったのでうっちゃっておいた。すると大物作家まで間にいれて説得に当たったが応じず。その後、担当の編集者が入水自殺をした、と聞いた。本件との関わりは知らないが、腕一本、ペン一本の稼業の生き方は変えようがないとのこと。

入浴。 読書・就寝

哲日記,読書

Posted by ttetsu