1月10~12日
【巻頭写真】友人の沖縄時間撮影人さん提供。正月の富士山の雄姿につづき、ふるさと黒島の夕日。感謝。
●1月10日(金)晴
朝風呂。読書等。 テレビ「NHKスペシャル 冤罪の深層~警視庁公安部・内部音声の衝撃~」録画)大河原化工機事件に関わった捜査員の内部音声を入手した記者の調査報道あっぱれなり。 「映像の世紀バタフライエフェクト 選 CIA世界を変えた秘密工作」等。アメリカCIA、世界中で悪いこといっぱいしてきたんだな、今更ながら。
メガネ屋さん電話、フレーム届き修理完成の由、車で受け取りへ、7,700円。自分の不注意でこわした出費、反省。 途中、公園でウォーキング、するとあまりの寒さに胸のこわばり、早々に切りあげた。3,800歩。
◆1月11日(土)晴
ベッドで読書『大人の流儀12』伊集院静著、2023年11月死去、享年73。死の直前まで書き綴ったラストメッセージのなかで印象的であったのは、「今日で、東日本大震災から12年になる」の書きだして始まる文章。発災時、家を飛び出した著者は、妻(篠ひろ子)の手を握り、地面に引き込まれそうになる感覚に耐えていたと記し、そして原発事故を引き起こした東京電力への怒りを爆発させる。
大勢の人々が放射能に被曝し死に至るメルトダウンを、東電は隠し通した。大量殺人罪に等しい隠蔽であった。当時の菅直人首相へも東電はウソをつき通した。悪魔の所業である。そして東電が電気料金値上げ申請をしたことに、「どの面でそんな申請が口にできる?」と怒る。
ぼくも今年73歳となる。あと何年生きるかわからないが、伊集院の怒りの精神を肝に銘じたいものだ。
朝風呂、残り湯で布団カバー等洗濯。 ブランチ:具たくさんみそ汁+卵+わかめ、ご飯、山本海苔(Tさんお年賀)、ヨーグルト+オールブラン、牛乳、みかん、チョコ、コーヒー。
図書館で新聞等。
●1月12日(日)曇り
朝ベッドで読書『料理沖縄物語』古波蔵保好著。石垣島生まれの上野で暮らすO濱I雄さんお勧め本。さすがに面白い。1910年首里生まれの著者、母親の愛情いっぱいのウチナー料理で育った思い出、エピソードの数々を達意な文章でつづる。ぼくの好きな向田邦子の「男版」と言ったら古波蔵さんに失礼かな(笑)
むかし東京の県人会でお目にかかり、『沖縄物語』読みましたと、ひと言感想を述べたことあり。実にかっこいい老紳士であった。それもそのはず、日本エッセイスト・クラブ賞、ベストドレッサー賞を受賞したと略歴にあった。
図書館で新聞、月刊『文芸春秋』を読む。巻頭随筆の藤原正彦、塩野七生両氏のエッセーおもしろかった。近所を散歩して、自宅で入浴、夕食を摂りつつテレビ「べらぼう」NHK大河ドラマ。久しぶりの大河であるが、イマイチの感あり。赤ワイン半分(ボトル900円) 6,100歩。
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