エッセイ,テレビ,哲日記,映画鑑賞,落語,読書,食事

◆8月11日(金・山の日)晴

午前8時、甲子園高校野球 沖縄尚学高校、三重県代表に勝利、東恩納投手完封勝利、沖縄予選時から無失点続くとのこと、猛暑酷暑の甲子園では一人の投手頼みではもたないかもね。次戦は長崎代表と。

図書館へ散歩がてら、新聞、週刊誌等読む。 夕方、テレビ観戦:なでしこジャパン・ワールドカップ、対スゥーデン戦、2-1で惜敗。

テレビ:森山良子・歌手55周年スペシャルコンサート(NHKbs) ざわわざわわの名曲「さとうきび畑」のエピソードがよかった。よくコンサートにきてくれた母陽子が良子へ聞きとがめたひと言。「愛だ恋だばかり歌ってちゃんちゃんらおかしい。戦争で亡くなっている人もいるのよ。あなたにはいい歌があるじゃない」 それを受けて、沖縄戦で父を亡くした悲しみをこめた「さとうきび畑」(寺島尚彦・作詞作曲)を再び歌い続けるようになったとのこと。

10数年前、F市民会館でガールフレンドと森山良子コンサートを観たことを思い出した。その頃、夏川りみの「涙そうそう」森山良子作詞・BEGIN作曲)が大ヒットしていた。 良子さん「BEGINとも話しているんだけど、私たち今までなにして来たんでしょうね」と、自分たちが歌いだしたときはヒットしなかったことを、愚痴っておかしかった。

8月12日(土)晴

朝食:酢キャベツ、人参、サラダチキン、アボガド、トマト、牛乳を一皿に盛ってチーン。ゆで卵、バナナ、インスタントコーヒー。その後、痛風抑制クスリ1錠。

資源ごみ供出日。雑紙、雑誌(文芸春秋)を出すべく準備したが、つい忘れて回収車にまにあわず。 昼食後、ベッドで週刊文春を読みつつ昼寝。

図書館へ新聞等読む。3階の書架コーナーで渉猟、佐高信『反戦川柳人 鶴彬の獄死』集英社文庫)をとりだし90分間読書。クーラーが効いて快適。同本借りる。

夕方、公園にてウォーキング40分。お供はウォークマンで落語「寝床」さん喬)大旦那が自慢の義太夫を披露しようと近所出入りのものを招くも、皆さん嫌がって断る、という滑稽噺。

夕食、赤ワイン少し、並行して映画「男はつらいよ 寅次郎夢枕」第10作、1972年12月(BSテレ東録画)、マドンナ八千草薫、ゲスト田中絹代、米倉斉加年。幼馴染の千代(八千草・当時41歳)が夫とわかれ、柴又で美容院をオープン。なんと、マドンナが寅さんにプロポーズ? 身の程知っている寅さん、逃げた! 

◆8月13日(日)曇雨

朝3時、目覚めてしまったのでベッドで読書。きのう図書館で途中まで読んだ『反戦川柳人 鶴彬の獄死』の続き。新書なので、2時間ほどで完読。川柳についてブラックユーモア、滑稽等のイメージしかなかったが、鶴彬の詠む川柳に衝撃をうけた。鶴は戦前、その川柳によって特高の弾圧をうけ29歳の若さで獄中死。

「万歳とあげて行った手を大陸へおいて来た」「手と足をもいだ丸太にしてかへし」反戦川柳のきわめつき。

「玉の井に模範女工のなれの果て」「修身にない孝行で淫売婦」貧乏を撃つ川柳。

午後から図書館へ。月刊「文芸春秋」9月号を90分ほど読み続けていると、寒気がしてきた。 そこでウォーキング45分。帰宅後入浴。