テレビ,哲日記,映画鑑賞

6:00起床。読書。8:00朝食。12:00昼食。19:00夕食。

午前、映画観賞。「陽のあたる場所」(NHKBS録画)1951年、アメリカ。モンゴメリー・クリフト、エリザベス・テイラー。現代青年の弱点をふかくえぐった佳作(双葉十三郎)。貧しい田舎出の青年が都会で働くなかで恋人と出会い妊娠。その後出逢ったお金持ちの令嬢と邪魔になった恋人との葛藤。殺人事件にまで発展し、青年は裁判で電気椅子送りの死刑判決。偶然にも、青年の生い立ちが安倍銃撃事件の山上徹也容疑者と重なる。青年の母親が宗教の伝道活動にのめりこみ、貧困にあえぐ家庭環境という設定なのだ。

昼寝後、公園でウォーキング。ウォークマンで落語を聴く。古今亭志ん朝「鰻幇間・うなぎのたいこ」。うまいですね!。志ん朝(1938年生)存命なら84歳。志ん生を継いでほしかった。 入浴。 読書・就寝。

テレビ:新日本風土記「沖縄の家」。ドキュメント72時間「房総半島 24時間営業の釣り具店」。報道特集(TBS)、教育現場にまで統一教会が進出している実態に驚く。

哲日記,読書

7:00起床。 9:00朝食。12:00昼食。19:00夕食。 

午後昼寝後、図書館へ。書架コーナで、村上春樹著『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』を拾い読み。小説は未読だが、エッセイは気軽に読めるので好みだ。なかでも、苦情、文句、怒りのエピソードは同感するところ多し。その1、ロンドン滞在中、他の用で日本の航空会社支店をたずねたおり、支店長らしき立派な身なりの男が近づいてきて、村上の身なりを一瞥して訊いた。チケット購入でないことがわかると、「せせら笑って」向こうに行ってしまった。以降、同社の飛行機は原則利用せず、世界を飛び回っているのである。

その2、某出版社が全集を企画、広告パンフ「谷崎から村上春樹まで」を作成後、村上に自作掲載の事後承諾を求めてきた。他の作品への変更を求めたが、出版社が応じなかったのでうっちゃっておいた。すると大物作家まで間にいれて説得に当たったが応じず。その後、担当の編集者が入水自殺をした、と聞いた。本件との関わりは知らないが、腕一本、ペン一本の稼業の生き方は変えようがないとのこと。

入浴。 読書・就寝